メリ姐自己紹介
・Adobe Illustrater(アドビイラストレーター)
インストラクター
・Adobe Illustrater (アドビイラストレーター)
教室運営
・ヘッダー制作(Amebaブログ・Instagram など)
・デザインワークショップリーダー
・東京在住(56歳)
メリ姐の座右の銘が増えました。
(座右の銘っていくつも持ってていいの?いいか!)
きれいでなくてイイ
美しくあれ。
この本読みましてな。
きれいと美しいの違い
についてさらっと書かれているところがあって
「たーしー
かー
にー
!!!!!」
となったワケなワケですよ
なんでこれが
メリ姐に響き渡ったかというとだ。
人って
今の自分が
あたりまえだと思ってるじゃん。
メリ姐のあたりまえは
一度決めたことは最後までやり抜かなくてはいけない。
間違えたり失敗する事はみっともないことだ。
世間の常識から外れることはいけないことだ。
こんなのが揃ってた!
自分があたりまえだと思ってることを
友だちとか自分以外の人と
すりあわせることなんかないから
無意識に
ずーっと持ったまま
生きてんの。
これがあたりまえだと思ってるから
当然のようにできなくちゃいけない。
(っていうかできなくちゃおかしい)
一度決めたことは最後までやり抜かなくてはいけない。
間違えたり失敗する事はみっともないことだ。
世間の常識から外れることはいけないことだ。
これをメリ姐に持たせたのは
メリ姐の母親だ
これがあたりまえだと言われて
そうなんだ
と信じていたけれど
何かを始めても向いてなければイヤになるし
間違えるし失敗もする
世間の常識ってそもそもなによ?
結局完璧になんて出来ないから
母親に責められる。
自分でも出来てないって思うから
なんかずーっと
罪悪感持ったまんまになるんだよね
心の奥に罪悪感がずーっといるの
その出来ない事への罪悪感が
わたしはダメな人間だ
を作り上げるんだよね。
母親が望んだメリ姐の生き方は
何事も最後まできっちりやって
間違えも失敗もせず完璧で
誰からも非難されずに生きている
何も問題が無い。
きれい
なんだよ。
きれいに生きろと
母親に言われ続けてたんだよね
(これに気がついてメリ姐の中に響き渡ったのだ!)
自分の欲望や感情にフタをして
自分の個性も封印して
世間から
「あなたは何も問題がありませんね。」
と言われて
「あらそうですか?」
って涼しい顔で答える位
きれいに生きろってさ!
クソくらえですわ!!
きれいさと美しさは本質的にちがったものだと
TAROさんは言っている。
「きれいさというものは、自分の精神で発見するものでなく、その時代の典型、約束ごとによって決められたものだからです。」
「美しいということは、厳密に言って、きれい、きたないという分類にはいらない、もっと深い意味をふくんでいるわけです。」
「みにくいものの美しさというものがある。
グロテスクなもの、恐ろしいもの、不快なもの、いやったらしいものに、ぞっとする美しさというものがある。」
(岡本太郎 著 「今日の芸術 」より)
きれいというのは本質ではなく、表面的、形式的で、変わっていくもの。
美しいは中から湧き出てくるもの。
グロテスクでも恐ろしくもないけれど
フルマラソンのゴール目前
42.195キロを走りきって
ゴールテープを切るランナーは
果たしてきれいか?
体中汗だく
髪は汗で顔にへばりつき
口は半開き
眉間にしわが寄って
呼吸は荒く
苦しそうな表情を浮かべ
走ってくる。
きれいか?と言われれば
きれいではない。
しかし美しい。
めっちゃ美人で
お肌もツルツルなモデルさんをみれば
「うわ!きれい!」
と思うけど2〜3日もすれば忘れてる。
でも
マラソンランナーが汗だくで走っている時の美しさは
ずっと心に残る。
自分自身のさらにその上を目指して
挑戦しているその人の中身が美しいからだ。
失敗してもいい。
転んでもいい。
めげてもいい。
泣いてもいい。
暴れていい。
迷っていい。
その中からまた立ち上がるでしょ?
打ちひしがれて(何度もあるよねぇ!)
涙と鼻水でぐしょぐしょで
まぶたが腫れ上がって
ハアハア言いながら立ち上がった
あなたもメリ姐も
美しいのである。
そしてそれを乗り越えた先で
今までにないことにチャレンジしていく時
あなたもメリ姐も
美しいのだ。
きれいを目指していたら
決して味わうことも
自覚することも出来なかっただろう
自分の内側にある力強さやしぶとさ
それは美しい事なんだと
気づかせてくれた
TAROさん。
今の今まで
変なおじさんだと思ってたよ!!
この本では
芸術に絡めて
生き方に通じることも書かれている。
みんな爆発しろ!
常識や一般論に塗り込められた
自分を爆発させろ!
と言っている。
TAROさんこそ美しい人なのだ。
と納得納得いたしました。
きれいでなくてイイ
美しくあれ。
ずっと心にとどめておこう
では!また!
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