The Magellan -85ページ目

The Magellan

Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ

The Magellan-201107041900001.jpg

The Magellan-201107041848000.jpg

ぼくはまたきょうも

夕暮れを一人で見つめている

来るか来ないかわからなかった明日が

いまはものすごいスピードでやってくる

架空の国は実は現実と重なるように存在していて

ぼくの街はすでに壁画の中で発光している

きみの声も
ぼくの言葉も
きみの自由も
ぼくの不自由も

すべての文字列から転調し

邂逅の時間がゆっくりと封印されていく

The Magellan-110704_0718~03.jpg

せめて

言葉が

空転しないように

ただ

空を感じていたい
The Magellan-201107021418000.jpg

The Magellan-110702_1652~01.jpg

The Magellan-110702_1716~01.jpg

突然

夏が墜ちてきて

心の扉を開くと

そこは不眠の草原

時の彼方で

小鳥がさえずり

未知の朝が到来する

bossa novaが流れ

さまざまな街の風景が

眼前をよぎっていく

きみの小さな掌のなかで

私の夏がはじまる
The Magellan-201107011650000.jpg

The Magellan-201106251811000.jpg

いくつもの
季節の風に吹かれながら
形にできない
みえない気持ちをきみに届けよう
距離も時も
簡単には超えられないけれど
未来はなぜか
輝いてみえる
きみに届けられるものは
世界でたったひとつの想い
そして
ひとひらの花
The Magellan-201106251118001.jpg

The Magellan-201106251801000.jpg

時のうつろいの中で

ひと筋のひかりが

ゆっくりと

ほどけていく

indigo blue

あるいは

紫陽花の夢