あれから2時間以上、寝入っただろうか?
私は、目を覚ましてベットを見まわした。
しかし、そこにジーナの姿はない。
時は18時20分。
「んっ?」
シャワーの音がする。
『ジーナァ~!』
私が、ジーナを呼ぶとエコーがかった声で返事が返ってくる。
『ハニー オイデー。』
私は、ベットから降りて風呂場の方へ歩いていった。
そして、念のため入る前に聞きなおした。
『一緒に入るの?』
『ソウヨォ。オイデェ~!』
「まぁ、自分の気持ちの整理は出来ているし、トマホーク(逸物)も暴走はしないだろう。」と頭で呟(ツブヤ)く。
『じゃあ入るよ。』
私は風呂場へ入ってゆく。
扉を開けるとジーナは洗い場に立っていた。
右足の膝をかるく曲げ、軽いダチュ~ノのをしながら少し上半身をひねる。
そして自然な形で落とす左手が持つタオルが臍下を隠す。
いわば、キューティーハニーが変身する工程で見せる、肌一色のヌード状態であった。
全裸のジーナに直面した私だが、目のやり場に困るほど初心(ウブ)ではなかった。
私は、感心しながらジーナの体を上から下まで見入るように吸い込まれていった。
それは、思っていた以上に素晴らしい光景であった。
これには、ニュートンもダーウィンも無力に感じた。。
それくらいジーナの体は完璧だった。
『モウイッカイ アコガ ハニーノ カラダ アラッテ アゲルカラ。』
そう言いながら、優しく私を鏡とは反対側の壁に向かせた。
続いて、ボディーシャンプーで私の体を洗い始めた。
私は、されるがままに立っているしかなかった。
『ネェ ハニー。ハニーハ アコノ ナニガスキ?
ドコガ スキナノ?』
『さっきね。それを考えてたの。
それで、わかったんだ。
ジーナはアコのビーナスなんだよ。』
『ビーナス(・・?) ッテ ナニ・・・・?????
アッ!VENUS?』
『そう、ヴェ!ヴェーノゥス。』
カタカナ英語はこれだから困る。(;^_^A
『だから、イカウがアコと一緒にいてハッピーなら、いつまでもアコは居るし
いらなくなったら、アコは居なくなる。
わかる?意味。』
『スコシ ワカル。デモ スコシ ワカラナイ。(;^_^)』
『アコは、インポテンツじゃない。セックスは大好きだし。
でも、アコのトマホークが元気ないディバ?
これは、イカウがアコとやりたいじゃないから。
元気な~いの。(^.^)b』
少し、考えた末にジーナが言う。
『ホテル マデイッショ。オプロモ イッショナノニ。
Bakit(何で)!アコガ ヤリタイジャナイナノ。』
『アコはイカウがHappyなら何でも出来る。
でも、イカウがHappyじゃないとか。Expectation(期待)やhope(希望)しない事は出来ないの!
Understand?』
『Oo。。。。(;^_^A デモォ~。。。。。ハニー
ハニーノ トマホーク・・・・・・・ゲンキ・・・・ナッテキチャッタ ジャナイ???』
『あっ!(^o^;こっこれは!イカウがシャーを触って洗うからぁ~・・・・・ナチュラルだよ!ナチュラル!
だいたい!これでもシャー元気にならなかったら。アコ本当にインポテンツじゃん』
『Joke!Joke!ジョーォ~ク(^.^)b
ワカリマシタ。
デモ ハニー。アコハ イカウト ヤリタイ ジャナイ。ジャナイ。
アコニハ モンダイガ アルカラ。
アコ イツモ イウデショ!
ホントノ アコハ ダレモ シラナイ。
タレントモ イママデノ ニホンジンモ ダレモ シラナイ。
ハニーハ ホントノ アコ シリタイノ?』
こんな会話をしながら、さっきのトマホークの扱いが、やけに手慣れているのが気にかかっている。
えらく気持ちがよい!
最高に気持ちがよかった\(^O^)/
洗うポイントがわかり過ぎてるのだ。男じゃあるまいし、どこで?誰に習ったのだろう。。。。
(もしかしたらジーナって、この手のプロ?)などと妄想は大きく膨らむ。
そんなこんな妄想を膨らませながら、右脳に命令して残されたメモリーで精一杯言う。
『ジーナが言いたければ言えばいいし、言いたくなければ言わないでいいよ。』
『アコハ ハニーダケハ オシエテモ イイカナァ。
ダカラ キョウ ホテル イッタノ。(^3^)/
アコ イロイロ ウワサ アルケド ニホンノ ラヴ・ホテル ハジメテヨ。』
「えっ!この期に及んで大嘘かい!」( ̄□ ̄;)!! と、この時はそう思った。
ジーナは、私の体を全て洗い終えるとシャワーで綺麗に流してくれた。
私は、ジーナからどんな告白があろうと想定範囲を無限大に拡大するように努力していた。
おそらく(・・?)・・・・・・・「日本に来る前に、その手の風俗嬢だった・・・」とか
ジーナが元売春婦でも、それはそれで過去の事であれば包容しよう。
いや(>_<)胸に薔薇の刺青があるからぁ「アコノ マエノ アサワハ マフィヤ ダッタカラ・・・・・」まぁ、これも過去の事ならば・・・・・・・
様々なケースを想定して、どんな告白があっても驚かないよう心の準備をしていた。
『ハニーハ アコノ ホント ワカッテモ ビックリシナイ?
ホント オシエテモ アコノコト ステルシナイナノ?』
私が向きを変えようとすると、いきなり後ろから私の肩を両手で押さえ、その動きを静止した。
許容範囲は無限大!準備は万端である。
『ハニー チョットマッテクダサイ。ソノママネ。』
そう言うとジーナは、自分の体をシャワーで流し始めた。
私は、そのままの体勢で言った。
『シ~ンプレー(もちろん)!何で今さらチェンジしなきゃいけないの?
アコは、さっき言ったでしょ。
イカウはアコのヴィーナス・・・・・・シンボルだから。
イカウが結婚してようと、子供がいようと、体にオペレーションの傷があろうとAll right!関係ないの!』
もう、何を告白されても驚かない。
そう、この時までは
この瞬間までは、自信があった。
流し終えたジーナは、「そっと」私の背中に抱きついてきた。
パツン!と柔らかく張ったジーナの胸が、私の背中の下に当たり心地よかった。
しかし、次の瞬間「(・・?) ケツになんか当たってる?」 (^o^;そんな違和感がぁ
背中はとても心地よいのだがぁ。
でもやはり、尻の辺りが何かおかしい。
「えっ?なにぃ???・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブルース?(;^_^A)」
感触はすぐに伝わったのだが、この事実を私の脳と体が認識するのに時間を要した。
いや、脳については拒否反応を示していたのかもしれない。
しかし、残酷にも私の脳裏に、サザン・オール・スターズの「ブルースへようこそ♪~」が流れてる。
ついさっきまでの自信も、無限大だと自負していた包容力も、この瞬間 見事に崩れ去っていった。
\(^O^)/ ようこそぉ~!!!ブルースの世界に(^o^;いらっしゃ~い!
♪♪♪男のがいいのぉ~ ただひとつ気がかりになるのは ミソよぉ~♪♪♪
♪♪♪恋したらしいのぉ~ 掘られるのに 気持ちが これほどいいとは(・・?)♪♪♪
♪♪♪思いもせず疑うことなく まるで男同士も良かれと ♪♪♪
♪♪♪心に決め 震える このタクちゃん(^o^;V ♪♪♪
♪♪♪お~お~ ミソがつくぅ~♪♪♪
♪♪♪お~お~ ミソがつくぅ~♪♪♪
♪♪♪お~お~ ミソがつくぅ~♪♪♪
( ̄□ ̄;)!! うっそぉだろぉ~~やめてぇ~~~~~~くぅ~~~~~れぇ~~~~~~~
私の頭脳の中では、K-1のような激しい格闘が行われていたが、今にも衝撃的な告白がジーナの口からこぼれようとしていた。
とっさに私は彼女・・・・・・もとい!彼・・・・いや彼女でいいや!
彼女に恥をかかせてはいけないという気持ちが働いた。
向きをゆっくりと変えてジーナを優しく、でも強く抱擁(ホウヨウ)した。
もちろん下半身には目をやらずに言った。
『(;^_^A ジーナ。わかったからいいよ。もう、何も言わなくていいんだよ。 )
私は、ジーナに恥をかかせることなく、何とかその場を繕うとした。
次の瞬間、私は自分を慰めていた。
「お前は世界最高の名優だぁ!」
悲しいかな、我がヴィーナスのために。
最高の濡れ場(^o^; 私は、演技に没頭し過ぎて、気がついた時には誰かが乗移っていた。
いや、そうしなくては・・・・・・その場に立っていられなかった。
本当は、自分の墓穴を掘りたかった・・・・・・・
↑ ( ̄□ ̄;)!! 「そっ・そういう意味じゃないから!」
ジーナは、しばらく理解の出来ない私の言動に「キョトン(・・?) 」としていたが、静かに語りかけてきた。
『ハァニ~。。。。。ハニーハ イツカラ シッテタノ?』
私は、ジーナの耳元で囁くように言った。
『今だよ。・・・・・・・たった今』
『Bakit? ナンデ ハニーハ ビックリシナイナノ?
ハニーハ マニアックカ?』
(;^_^A 「バカを言うな!」私は心の中で叫んでいた。
神様は生き物を上手くお創りになられた。
男同士が全裸で向かい合い抱き合うと、逸物が邪魔になって、互いの腰が引けて変な格好になってしまうものである。
『ねぇジーナ。あのぉ~ さっき、ジーナのティティなかったよねぇ。
ちょっと、あこのトマホークとぶつかってお邪魔だからぁ。
なんとかならないかなぁ。』
\(^O^)/ ドッカ~ン!
言ってしまった。
こういう時には、あからさまな方がかえっていいものだ。
するとジーナは、軽く身を右にずらすと、右手を自分のお尻の後ろから股下に入れて、逸物を「スー!」と、尻の割れ目に引き込んだ。
次の瞬間、何事もなかったようにしていれば、この世の完璧なVENUSの出来上がりである。
また、陰毛の揃っている事!
私は感心しながら、ジーナをエスコートして一緒に湯船に入った。
私がジーナを後ろから抱きかかえるようにして座った。
『ちょっとクェッションいい?・・・・・・・・・・・・・』
『Opo』
『ジーナは、恋人ある?』
ちょっと怪訝(ケゲン)そうな顔だったが、少し間をおいてジーナは答えた。
『Opo,meron(はい。います。)』
『それは、フィリピン人』
『Opo(はい。)』
『それはLalaki(男)?Babae?(女)』
さっき、自分がオカマである告白をする時には、かなり余裕があったにもかかわらず、この質問をした瞬間に、かなりジーナは動揺した。
『Bakit(何で)!Siya(彼女)ノコト シッテルノ?』
しばらく、ジーナはうつむいて無言になった。
私は、もちろん何も知らなかった。
知る由も無かった。
ただ、こんなに期待をハズされると本音は「君は地球人?」ってところから聞きたい心境だったのだ。
この質問も念のためだったのだが、いい線いってたようだ。
ジーナは、観念したような素振りで言った。
彼女が私に、こんな素振りを見せるのは初めてだった。
二人の仲には、変な親密感が生まれた。
『Babae(女性)。。。。。Po(です)。』
もう、それを聞いても私は驚かなかった。
すぐにフォローした。
『ごめんね。嫌な事まで聞いちゃって』
私は、少し安心した。
これで、ジーナが純粋なオカマだったら、人生この数年間に堀られまくられているはず。
そうなるとHIV対策も急務となったであろう。
気持ちをリラックスさせながら・・・・・少し冗談も交えて、しばらく性には関係のない話をした。
するとジーナは自分からこれまでの恋愛歴なども交えて話し始めた。
彼。。。。。。。もとい!彼女で行こう!
彼女は、生まれながらの性同一性障害である。
本人が自覚をしたのは、4~5歳だったと言う。
初恋は小学校の同級生の男の子。
その後、ハイスクールまで2~3の恋愛はするものの、全て片思いで終わった。
好きになるのは、全て男の子。
それもそのはずで、両親が厳格でジーナの異常に気づいてすぐに幼少から女性として育てられたらしい。
兄弟ですら、最近までジーナを女性として認識していた。
16歳の夏休みに近所の茂みで男性にレイプされる。
結局、これが原因で17歳という若年で、従姉妹のパスポートを取得し、女性としてジャパユキとなった。
それ以来、男性恐怖症で男性には心が開けないでいたらしい。
ゆえに、ジーナのアソコは処女・・・・・未経験だと言う。
現在は、1年前に知り合ったトンボーイ(オナベPina)と交際中。
ジーナいわく、タレントのバハイでは気が抜けないので、彼女のバハイで寝泊りをしていたらしい。
今日は、丁度 昨日のジーナの休日に大喧嘩をした挙げ句、ランナウェー中だとか。
まぁ、オカマである事を告白したのだから、これ以上の秘密はないだろう。
でも、内心 私は大きなショックを受けていたのは言うまでもない。
『でも、よくジーナはアコに話してくれたね!』
『ハニーハ アコノ ダイジ ディバ。』
すかさず
『大事なお客さんだもん・・・・・
(パーンチ(^^)q!)
・・・・・ね。って痛ぁ~ (@_@;) 』
冗談のパンチも女性のものではないから痛い。
『デモ ホントハ スッゴク カンガエタヨ。
モシ イッタラ イカウ アコノ コト キライ ナッチャウカナァ?トカ』
『嫌いとか好きって、そんなに簡単な気持ちじゃなかったからなぁ。
でも、たぶんアコがシングルで、イカウと結婚とか考えてたら。ショックだなぁ。』
『(*_*) ハニー イジワル ナマン。』
『ジョーク!ジョーク!ソリー ハ』
とは言ったものの、ショックはショックだ。
『ネエ ハニー。アコハ マタ ケンカ ナオッタラ シャーノトコロ カエル ア~。
ダイジョウブ ディバ?』
『アコは一緒に住んでやれないから。仕方がないよな。はっはははは』
『 (-_-メ) チョット マジメ ハナシ シテルンデスケド。。。。。』
『ごめん。ごめん。(^o^;)もう、冗談しない。』
『アコハ オトコ ナカ ハニーダケハ スキヨ。
ダカラ イカウ ダッタラ イッショ ネルモ ダイジョウブ(^.^)b』
『あっ・・・ありがとう。(;^_^A)』
『ハナシ カワルケド。マリテスハ イカウノコト ホントニ アイシテマスヨ。
ハニー!マリテスヲ イカウノ コイビトニ スルナラン。』
『なんてこと言ってんだよ!って事は、やっぱりジーナはアコの事。気にしてないって事じゃん( ̄~ ̄)ξ』
『チガウ!チャント キイテ。
アコハ ハニーノ コト スキ。デモ アイスルハ デキナイ。
モシ アイスルハ SEXモ ディバ。
ダカラ!ハニーハ マリテスト ヤルスレバイイ ディバ?
アコ マリテスハ ヤキモチ シナイ。
デモ モシ フタリ コイビト デモ アコノ ヒミツハ イウダメ ア!』
『そんなこと、言われなくても、わかってるって!( ̄□ ̄;)!! 』
『ジャア モンダイナイ。』
(アピール!)私は無理やり合わせて、ジーナの手のひらにアピールした。
『イイデスカ ハニー!
アコハ マリテスニ ゴメンナサイスル。
シャーニハ アコハ Lesbian(レズビアン) ッテイウカラ。
ダカラ アコハ タクさんト SEX デキナイ。ッテネ!
デッ!マリテス ニハ アコノ コイビトモ ショウカイスル。
ソシタラ Perfect ディバ!
ソレデ アコト ハニーハ タマニ フタリ フリン!!スルカ!!
パロパロ ナァ~!(^3^)/ 』
ジーナは、今までの影が嘘のように明るくしゃべりまくった。
『不倫!? 冗談じゃないよ!
なんで?バクラと不倫?(^Q^)/』
『(・_・|・・・・・・・・・ハニー・・・・・・)
『あっ!嘘!うそ!冗談だからぁ!』
『(;_;)ハニー モウ ジョウダン シナイッテ イッタ ディバァ・・・・』
ちょっとテンションの落ちたジーナを呼び戻すために、マジ顔でもう一発 冗談をかます。
『でも、ジーナ。。。。。(・・?)
俺たち不倫するのに、アコがイカウのチュッパするのか?
それとも、イカウがアコのトマホークを・・・・・』
ジーナは、赤面して私の胸を叩いて言った。
『Gagu na taragn!(本当にバカねぇ!)』
『わはははははははは』
こうして二人の不思議な関係が始まった。
いや!正確には「3人の不思議な関係」であった。
(;^_^A でも、オカマとわかっていてもジーナをオカマにしとくにはもったいない。どっから見ても絶世(ゼッセイ)のアジアン・ビューティーだ。
不思議なもので、女性ジーナの時には色々と自分に理由をつけて、終いには美と愛の女神ヴィーナスとまで呼んだにも関わらず。
ジーナが、ニューハーフとわかってからの私は、愛の神エロスが乗り移ったように頭の中がモンモンとしている。
我がトマホークは、やる気満々で燃料満タン!出動準備OK!しかも!しかも!ロックオン?体勢???なのはなぜなのか。
私は、夢から覚めるように大きく頭を振り、風呂からでてトイレに向かった。
ここで川柳(センリュウ)を一句!
悲しくも トム(トマホーク)の噴射に 冷水を
女神思えば 慰めの君よ・・・・・字あまり(^o^;
*この話は、(仮名)ジーナがタレントとして来日しないので書きました。
もちろん、タレント現役中は彼女の秘密は厳守しましたのであしからず(^^)v
