Book115.シューティング・バイブル | Cap as Cap Can!! 俺は帽子とだってプロレスできるぜ日記
行って参りました!
6.20 後楽園ホール、リアルジャパンプロレスへ!

昭和ストロングスタイルプロレスの復興を目指し、初代タイガーマスク佐山サトル氏と過激な仕掛け人こと新間寿氏が、手を取り合ってプロデュースしている団体です。

全6試合

最近の4時間超え興行に疲れ気味の私にとっては、ちょっといいかも!と思わせてくれる試合数。

6時30分平井代表の挨拶後、試合開始。

前半3試合は「どこがストロングスタイル?」と思わざるを得ないトホホな面子と内容。

想定内ではありましたが、ちょっと頭がクラクラしました。

その後休憩を挟んで、新間氏がWWEで殿堂入りを果たしたことへのお祝いのセレモニー!



初代タイガーマスク佐山氏も登場し、祝辞を述べました。

パチパチパチ👏

そしてインドはブッダガヤでの井戸掘り事業への寄付金進呈式(?)、サインボール投げの後、いよいよ後半戦。

これは、それぞれ見所のあるカード。

第4試合
アレクサンダー大塚、崔領二vs竹田誠志、岩崎孝樹

大日本のデスマッチ王、竹田には少し興味があったので、いい機会でした。



総合の経験もあるらしく、アレクとの寝技の攻防はそれなりに見応えがありました。

第5試合
関本大介vsタカ・クノウ
ある意味、一番楽しみにしていたカードです(笑)

関本の力に任せた攻撃を、ことごとく関節技で切り返すタカ・クノウ!

アルゼンチンバックブリーカーに担ぎ上げられたタカが、道着を使って関本の首を締め上げて脱出するシーンは圧巻でした。



最後は関本のぶっこ抜きジャーマンで、タカをピン。

期待に応えた一戦となりました。

僕の中での関本は、今や日本ナンバー1レスラー。

彼が新日のリングに上がって、オカダや内藤、石井とやり合う光景が見たい!

ジェリコは、もういいので(笑)

そしていよいよメインイベント。

船木誠勝、スーパータイガーvs藤田和之、ケンドー・カシン

何気に豪華なカードです!

カシンがふざけないか、ちょっと心配だったんですが、試合はシリアスムードで進行。



船木と藤田、カシンとの攻防はワクワクさせられました。

それ比べるとスーパー・タイガーは、この面子に囲まれると少し線が細いかなぁという感じです。

試合は、藤田がスーパー・タイガーをピンして終了。

ちょっと強引なフォールだったため、納得しないタイガーがマイムで抗議!

次回、タイトルマッチで決着ということになりました。

うーむ、まさしく昭和プロレス(笑)



シューティング・バイブル

表紙には
「UWF戦士8人の本物の格闘技にかける夢とロマン。
シュート・レスリングは一度でもリングを見たものでないとわからない!」
とあります。

熱かったなぁ、この頃。

ぼくにとっても、プロレス青春時代です。。。

表紙にいる佐山サトル。

もし、彼がいなかったら、MMAの誕生はもっともっと遅く、またこれほどの隆盛に至っていなかったかに違いないと思います。

そんなことを思いながら、リングの4人を見ていると、

もし、船木があそこで一気にヒクソンを押し切っていたら、

もし、ミルコが藤田に放った膝がもう少しずれていたら、

もし、石澤がハイアンに負けていなかったら、

もし、初代タイガー・マスクが存在しなかったら、スーパー・タイガーは・・・

なんて、いろんな「もし」を考えてしまったのでした。

試合終了後、売店に行くと、藤田・カシンによるまさかのサイン会!

これは行くしかない!!



この3ショットは最高です。

しかし、船木誠勝(50歳)の身体、すごかったなぁ。

シュート・レスリング入門 シューティングバイブル
これがUWFプロレスの正しい見方だ
(山手書房 東茂由 1985.6)