東北大学加齢医学研究所の教授 瀧 靖之先生のお書きになった元気の出る本を見つけました。既に2015年に出版された

【生涯健康脳―こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる】 がパート1なら、此れは其の後、読者からの要望が多く寄せられて(実践編)としてだされた パート2と言われるものです。

 

パート1は10万部以上売り上げたそうで、如何に脳の研究が高齢者にとって難しそうで、其れでも認知症などの病気の原因で興味のある事か? 難しそうですが、簡単な行動だけで脳は一生健康でいられること判り、嬉しくなりましたので、ご紹介させてください。

 

 

 

第一章は 素人の私は全く知らない脳のお話です。 脳には道が張り巡らされており、一人の脳の道は 地球を4周、細胞は140億個もあるそうです。四つのパートに分かれており、その一番大切なのがおでこの中の前頭葉で高度な働きをするのだそうです。

判断したリ、考えたり、新しい物を作りだしたり、感情やコミニュケ―ション関わる働きなど役割だそうです。

 

観る働きは後頭葉が、聞く働きは側頭葉、感覚に関わるのが頭頂葉と役割がきっちり決まっているそうです。自分は何が得意か? その内に何らかの手段で判るようになるといいなーって思います。 何の仕事を選べば社会に役立つか、判るようになれば、私のように【私は何が向いているのか?】判らなくて30歳近くまでウロウロしてなくて済むと思いました。

 

 

ここから肝心なお話です。 脳は一生、健康でいられるのだそうです。その為に何をすればよいのか?

 

脳は新しい事が大好きだそうです。新しい事に会うと、ドーバミンのいう物質(やる気、快楽物質)が大いに出るのだそうです。

ドンドン脳の道が伸びて元気で活き活きしてくるのだそうです。

其れが前頭葉と海馬と呼ばれる部分、海馬は記憶の働くをコントロールする司令塔のようなものだとか?しかし、海馬はストレスに弱く委縮し易いので、これが認知症の過半数を占めるアルツハイマー型認知症は、先ずこの部分が委縮して行き記憶が、くづれて行くらしいです。

 

認知症と 物忘れ【良性健忘】 は違うのだという説も嬉しい事です。 脳は判断して、物を覚える能力と覚えなくても良い物を判断してくれるとか? この頃、本当に物忘れがひどいのですが、それは、私の脳が判断してくれて、生き死に関係ないので、【無理に覚えなくても良いですよ!】っていってくれているのまもしれませんね。

 

 

**太陽をいっぱい浴びると、脳はどんどんげんきになる。**

 

**歩くだけの運動が 脳を育てる栄養をどんどん作り出す**

 

**2つの事を同時にやるだけで、脳は生き生きしだす**

 

**昔の思い出を楽しむと、脳は取っても喜ぶ**

 

**懐かしい物を見ると、海馬が、脳にしまってある記憶を引っ

   張り出す**

 

**香りは 瞬間に記憶を呼び起こす**

 

**何歳からでも大丈夫、筋力アップが脳を元気にする**

 

**食事にちょっと気配りするだけで、認知症を引き起こす病気 

   を遠ざける**

 

**膵臓が元気で頑張れる食事をすれば、糖尿病は近づかない

 

**認知症を防ぐには、脳がきらいなものは、体の中に取り込ま 

   ない**

 

**十分な睡眠が、脳をどんどんクリーニングする**

 

何だか、私でも少しのやる気と、考え方を変えて、行動に移すだけで全部とは言いませんが、やれることが一杯ありそうな気がします。 そうお思いになりませんか?

 

そして、第四章には 【楽器演奏は脳を元気にする魔法の力を持っている】のだそうです。 医学界でもこの楽器の力は証明されているのだそうです。どの楽器でも手と、眼と耳とを使い演奏中は脳のあらゆる領域が活発に活動し、沢山の情報が駆け巡り脳全体を動かしながら働いているそうです。脳全体がイキイキしている状態なのだそうです。そしてな王のたくさんの領域を大きくしてくれるとか? 先ずは身近にあるハーモニカでもウクレレでも、実際に触れてみませんか?

 

更には歌いながらの手拍子は、脳を元気にする立派な楽器なのです。音楽は正に良い事ずくめの宝庫のようです。

 

 

 

以上の事は難しい事でも何でもありませんね、明日からでも私も始められそうなことです。 私の博多のお友達でご主人様がバンドを若い頃なさっていて、其れを復活されたのに伴い、メンバーが欠けた時に、一時的にお手伝いされ、今ではヴォーカルの主要メンバーにおなりになって、生き生きと過ごしておられます。

ギターの他にウクレレも始められたとか? 年一度のライブには大勢の御仲間が全国から駆け付けて、とても楽しい時間を中洲のライブハウスでなさっているのです。 歳は明かせませんが、一見40歳代にしか見えません。彼女の脳は、毎日、イキイキしているはずです。

 

さあ、皆さま、毎日、脳を喜ばせて、生涯健康脳で、幸せな人生を楽しもうではありませんか?

 

   本の発行元は  イキイキ健康シリーズの

              ソレイユ出版

   ホンの名前    生涯健康脳  実践編 2

   著者        瀧 靖之 

              東北大学加齢医学研究所 教授