【黄砂が酷いので、サングラスとマスクは忘れないように準備してください。】と朝からN子さんからラインが入りました。

 

カリフォルニアの住民でしたから、サングラスは幾つも持って居ますが、帰国して直ぐの夏、眩しいのでサングラスをしたままマンションのエレベーターに、乗りましたら、先に乗っておられたご家族の小さな男の子から【あれツ 悪いおばちゃんだ!!】と押し出すようなアクションを取られてしまいまして、お母さまは 【此の子、どうしたのでしょう?】と謝られまして、以来、日本でサングラスをかけるのを遠慮しておりました。

 

この処、やっと春らしいお天気になり、雨もあがり、桜見物には行けなかったけど、ツツジが綺麗に咲いているので、散歩しましょうと忙しい彼女と久しぶりに約束をしておりました。

 

朝、起きますとベランダから眺められるローカルの山が昨日あたりから霞んで見え、頂上は見えにくいほど、TVの天気予報では、黄砂がかなり飛んでくるので出かけるのを控え、洗濯物は室内に干すように勧めています。  

 

 

街に出ますと、彼女のようにサングラスにマスクが復活し、長ーい手袋や、消えたはずのマスクだらけが、また増えました。

中国から飛んでくる黄砂の噂は聞いていましたが、こんなに酷いのですね。 不要の外出を控えるようにとのアドバイスまで出ているのです。 ベランダに干した洗濯物の白い物には色が着くほどだそうで、彼女自身に言わせると ご自分は (まるで鼠小僧のいでたち!!)です。

 

 

 

この日はかなり酷いそうで、西日本はすっぽりと覆われております。 前日の夜には 大分沖の豊後水道で震度6の地震があり、福岡県も震度3-4を記録、あちこちから【大丈夫?】のメールを受け取り、 地球が可笑しくなっているのを感じておりました。

 

何があろうと植物は正直です。春になり暖かくなると綺麗な花をつけて楽しませてくれます。 こんなに大きなツツジの株が彼方此方にあって、自転車を押しながら、構内を散策します。

 

つい数日前に入学式が終わった様子で、あちこちにクラブ活動への案内や、招待の看板が あちこちに立っていて、静かな構内にも輝いている青春が満載で、元気を頂けそうな雰囲気でした。

 

 

まるで彼ら、彼女らを祝福するように、満開のツツジが広がっておりました。  どの株も古い歴史があり、その株自体が大きいので

見ごたえがあります。流石に歴史のある工科大学の構内です。

 

ゆっくりお喋りをしながら、ランチが出来る処を探します。

公園ではないので、ベンチなどは殆どありませんが、 カフェの回りにはベンチやテーブルがあるので、そこまでたどり着くのが大変です。

 

途中のコンビニで飲み物とランチとデザートまで、買ってきました。この中にもコンビニにがあるようですが、外部の人間ですからあまり彼方此方建物には入らず、そっと お散歩だけさせて頂く積りなのです。

 

 

 
先月、彼女とご一緒に鎌田 實先生の講演会に行く予定でしたが余りの雨に私だけキャンセルしておりましたら、彼女は熱心に聞きに行ってくださったばかりでなく、メモ迄取って来て下さって、大切な要点を教えてくださいました。 身体の事に関心をお持ちで、ご自分でもエクササイズを毎日、なさっています。 その熱心さには頭が下がるほどです。 見習わねば。。。と思うのです。
 
 

ツツジの間にはこんな可愛らしいお花まで、可憐な花を咲かせています。 やっぱり春は嬉しい季節ですね。

 

この大学、広い敷地があるのですが、更に発展の為に、一部の学科が飯塚市に移されて、本部と殆どの研究室などは、こちらにまだあるようです。 特に目立つのは女性の進出です。 昔は殆どの学生が男子生徒でしたが、女性の学生が目立ってきました。女性の社会への進出は頼もしいですね。 頑張って欲しいです。

 

 

 

 

彼女の全身サポートされたお姿に比べ、私の何とお気楽なノー天気ないでたちです。  いえ、サングラスも、マスクも、もってきましたが、燦燦と降り注ぐ太陽の光が、大きな樹々の間をぬってこぼれてくる間に、気持ちの良い風が吹き、気持ちが良くてリラックスできて、最高の雰囲気でした。

 

 

 

杖はもって居ますが、今月は杖を出来れば離す為に、少しだけ努力してみようかと、数日前、杖なしで出掛けましたら、途中で歩けなくなっってしまいました。 タイミングよく、妹が車で通りかかり、

乗せて貰いレスキューされました。 それ以後、杖は持っても杖に頼らずに歩いてみています。

 

無理をしますと、翌日はお尻が痛くて、困ります。無理はせずに少しづつ、歩けるようになれれば良いと思って居るのです。

 

 

 

これは【芝桜】でしょうか? 此の隣の花壇には真白な同じ花が咲いておりました。

 

そして、広場には【残りの桜】が 一面広がっておりました。

近寄ってみましたら、(ソメイヨシノ)ではないようです。 八重桜の種類でしょうか? ぼったりとした花が並木になって並んでいました。 やっぱり来年とも出掛け着たいものとも出掛け来たいものだと、二人で話ました。 他の方もお誘いしてお花見が出来そうですね。

 

この広場の傍には、学生用のカフェもあり、学生会館、ちょっと高級はフレンチカフェ、そして ちょっと変わったビルディングがありましたので、近くに居た留学生さんにお尋ねしましたら、【コンビニストアーですよ】との事でした。

 

学生用のカフェには12時過ぎましたら、長い長い列が出来て、どうやら、大人気のようでした。

 

ぼったりした櫻も大好きです、良い物ですね。
 
 

彼女とは、水歩きを再び始めようと話しています。 数年前にスポーツセンターに一緒に通っていましたが、センターの持ち主が代わり、改装されて、足が遠のいておりました。 歩くのは水の中が一番楽だと二人ともよく判って居るのです。 ゴールデンウイークが終わって落ち着いたら、新しくなったプールを見学に行く約束も出来ました。

 

その他にもお絵描きの趣味がおありになる彼女が月に2回ほど、市民センターで気楽なお絵描き教室の御仲間と楽しんでいらっしゃるとか? アメリカのシニアコンドでも時々、御仲間4-5名で水彩画を楽しんでいました。 絵具も筆も持ち帰りました。 これも始めれば、近くにお仲間がおられることが判りました。

 

 

 

さあ、脳が喜ぶ事をやって居た昔を思い出して、今、やれる範囲で動き出しましょう。 時間は限られていますが、 時間はたっぷりありますから、少しづつ 動き出しましょうか?

 

回りの事について、何を嘆いても、何も変わりません。変わるのは自分の中身です。 エクササイズも自分で、やらねば誰もやってはくれないのですね。 自分の為に、さあ、春になりましたから元気で生きてゆきましょう。