世田谷の公設民営のフリースクールに思うこと | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 世田谷の公設民営のフリースクールに思うこと

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

2年ほど前に、東京の世田谷区に

 

区が開設し、不登校新聞でおなじみのフリースクールを運営している

 

東京シューレが運営する不登校支援施設ができたそうです。

 

 

 

 

 

 

こちらの記事の書き込みには、

 

 

フリースクールの学費が高くて、近くにあっても行かせられない、

 

シューレさんの携わっているフリースクールに無料で行けるなんて、

 

世田谷区民が羨ましい

 

といったことが書かれていました。

 

 

 

フリースクールには公的な支援があまりないので、

 

学費として、保護者の負担になることが多いと思います。

 

 

 

わが家の息子の通っていたフリースクールの学費を思い出すと、

 

だいたい月5万円前後でしょうか。

 

 

 

公立の小中学校がほとんど学費がかからないことを思うと、

 

結構な負担になりますし、

 

不登校の子どもは、気分の浮き沈みが激しく、

 

行ったり、行かなかったりという状態なのに、

 

かなりの金額を払うとなると、

 

色々考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

多くの自治体が設置している無料の適応指導教室もありますが、

 

なぜ、東京シューレなどの民間が運営している公設のフリースクールが

 

不登校の親にとって、うらやましいものなのでしょうか。

 

 

 

それは、記事のこの部分にヒントがありそうです。

 

 

一部紹介させてもらいますね。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

不登校の子どもの学校生活への復帰や社会的自立を支援するため、

 

自治体が空き教室や学校以外の場所で個別に学習指導などをする

 

「教育支援センター」との位置付け。

 

 

ただ、区は2016年の教育機会確保法の成立を受け、

 

教育支援センターを必ずしも学校への復帰を求めない施設にすると方向性を変え、

 

民間のノウハウを得ようと初めて運営者を公募した。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

わが家の息子もフリースクールで、

 

中学校復帰のために勉強をかなりやることになって、

 

負担が多くなり、通えなくなってしまった

 

という経験がありますが、

 

やはり、フリースクールを学校復帰のための準備をする場

 

としていると、

 

学校の学び方が合わない子にとっては、

 

フリースクールも行きづらい場所になってしまうように思います。

 

 

 

公設公営の適応指導教室だと、

 

学校関係者のOBなどが運営していることが多いので、

 

やはり、どこか学校を意識してしまい、

 

なかなか学校以外の学びの場で成長していく

 

というイメージが持ちにくいのかなと思います。

 

 

 

そういった意味では、

 

教育機会確保法が成立し、学校以外の学びの場を認めると、

 

学校の先生方や行政の教育担当の方達の認識が変わり、

 

このような新しい取り組みが生まれるのかなと思います。

 

 

 

 

 

 

少しずつ新しい取り組みがはじまって、

 

このような公設民営のフリースクールができてきましたが、

 

なかなか近くにお子さんが通いやすいところがないと、

 

これまでの行政の対応は、融通が利かないとか、

 

頭が固いなどと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

そんな状況を打開するには、宇宙の法則で考えると

 

新しい解決策が思いついたりします。

 

 

 

宇宙の法則 (鏡の法則) で言うなら、

 

相手に対して、融通が利かないとか、頭が固いと思うなら、

 

それは、自分自身にも思っていることなのですね。

 

 

 

不登校になって、学校に行く前の段階のリハビリ場所、

 

居場所は、フリースクールだと思い込んでいませんか?

 

 

 

お子さんの心の居場所になるところに必要なのは、

 

お子さんの気持ちを理解してくれる理解者なのですね。

 

 

 

お子さんのことを理解してくれそうな人がいる場所

 

という視点で探せば、他の選択肢も見つかるかもしれません。

 

 

 

わが家の息子もフリースクール2ヶ所と個別指導塾に通ってきましたが、

 

塾でも理解してくれる人がいれば、楽しくやっていけるのですね。

 

 

 

息子がフリースクールは不登校の人が行くところだから、

 

そういう所は行きたくないと言っていた頃は、

 

当時の息子がハマっていたモンハンというゲームの相手を探していたので、

 

ゲーミングカフェや、モンハンのオフ会に毎週のように連れていったりしていました。

 

 

 

息子は当時小4だったので、送り迎えをしたり、

 

会を運営している大人の方には、

 

お世話になりますとご挨拶したり、

 

何かあった時の連絡先を聞かれたりしていました。

 

 

 

昨日は山形県酒田市の学習塾を紹介させてもらいましたが、

 

お近くにフリースクールがないと困っている方は、

 

本人がそのような場に通うことを望んでいるなら、

 

個別指導の塾や家庭教師、趣味の集まりなども

 

選択肢に入れてみるといいかと思います。

 

 

 

勉強を見てほしいけど、金銭的に余裕がないという方は、

 

NPO法人などで、無料の塾を運営しているので、

 

そういったものを探して、働きかけるのも一つの手かなと思います。

 

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

フリースクールになぜ不登校の子が通いづらいのか?

 

 

 

 

 

 

 

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