北星余市高校の面接試験(東京受験)に行ってきました | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 北星余市高校の面接試験(東京受験)に行ってきました

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

昨日は、北星余市高校の親子面接試験ということで、

 

東京会場の池袋の貸会議室まで行ってきました。

 

 

 

こちらの貸会議室チェーンはUMIの基礎講座などでも、

 

よく利用させていただいたので、大体の様子が事前に分かっていたのですが、

 

こちらの貸会議室は、試験会場にあたる部屋と同じフロアに喫茶店がありました。

 

 

念のために、余裕を持って到着するように出かけたので、

 

近所の喫茶店で時間を潰せばいいかな…

 

と思っていたのですが、

 

この喫茶店は、試験会場は隣の部屋という感じなので、

 

開始時間ギリギリまで、お茶をすることができました。

 

 

 

開始時間よりも少し前に、会場の部屋に行くと、

 

面接をしてくださる先生が、

 

時間より少し早いけど、

 

〇〇くん(息子の名前)の準備ができているなら、始めましょう。

 

と言われ、

 

説明会に何度か参加させていただいたこともあり、

 

すでにお互い顔見知りという、

 

普通の面接試験ではあまりない感じでした。

 

 

 

前半は息子だけが、面接を受けて、

 

私は、控室で待っていました。

 

 

 

息子の面接では、

 

この高校を受験しようと思った理由、

 

この高校に入ったら、どんなことをしてみたいか、

 

自分の長所、短所

 

不登校になってから、今までを振り返ってどう思っているか

 

などを聞かれたそうです。

 

 

 

面接会場には、サイズ確認用のジャージや上靴が置いてあり、

 

入学手続きが済むと、再度学校の方に採寸に行かなくても、

 

学校の方で発注してくれるとのことでした。

 

 

 

遠方から生徒が来る学校ならではの配慮と、

 

落とす面接試験ではなく、入れてくれる面接試験なんだな…

 

と思いました。

 

 

 

後半の、保護者の私の面接では、

 

この学校を見つけて、子どもと見学に来たきっかけ、

 

これまでの不登校期間を振り返って、どう感じているか

 

息子の長所について

 

などという質問がありました。

 

 

 

私の面接の前の、息子の面接での受け答えの話にもなり、

 

和やかな感じで終わりました。




息子も最初は志望校ということもあり、緊張してたようですが、


終わってみて、色々話せて楽しかったと言っていました。

 

 

 

 

 

 

今回の面接は、以前に受けた親子面接と違って、

 

親だけの面接があったので、

 

私なりの息子を北星余市高校に送り出そうと思った理由を考えてみようと、

 

面接の前日に、学校HPの理念や指導方針を再度読んでみました。

 

 

 

私が印象に残った部分を一部、紹介させてもらいますね。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

北星学園余市高等学校では勉強だけが人間の価値を表すものではないと考えています。

 

「学校は勉強をするところ」はその通りですが、同時に「人間を育てるところ」でもあります。

 

成績の良し悪しがその人の評価になり、それに伴う進学先が成果になる風潮が世の中では強いですが、北星学園余市高等学校では違います。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

多くの大人が「やりたいこと」を子供に見つけさせようとします。

 

それは自身の後悔や現状に対する不満からくるものなのかもしれません。

 

しかし「やりたいこと」は、ほとんどの場合、人間性が豊かになり、その豊かさを以って多くの人に出会い、様々な経験をする中でしか見つからないものです。

 

例えば、チャンスをものにする機会でも、物を買う機会でも、そうです。

 

様々なものを見比べ、自分の経験や現状に照らし合わせ、試行錯誤をして決めます。

 

進路もまたそうだと思います。

 

いろんな世界に触れ、経験し、人と出会い、自分の心にハマるものは何かを探すことが、机の上で知識をつけることと同じか、もしくはそれ以上に重要なことと考えています。

 

だから、北星余市では3年間の学校生活全体が進路指導だと考えています。

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

 

私が中学生の頃を振り返ると、親だけでなく、近所の同級生の親や、

 

学校や塾の先生が、勉強の成績で子どもを判断することに、

 

とても違和感を感じていました。

 

 

勉強なんて、色々な能力の一つにしか過ぎないのに、

 

何で大人は、そこしか見ないんだろう…

 

 

そんな違和感を抱えながらも、この世界で生きていくためには、

 

とりあえず、これ(勉強)をやるしかないんだなと思っていた記憶があります。

 

 

それが周りから求められているものなのか、

 

自分が望んでいるものなのかも分からなくなっていき、

 

勉強ができるようになって、世間で評価される高校に行きたいと思い込んで、

 

睡眠時間を削って、がむしゃらに勉強した

 

息子とは正反対の中学時代を過ごしてきました。

 

 

高校時代は、同じような成績の、とりあえず大学には行かなければと思っている

 

同じような価値観の人達の集まりで、

 

面白味が感じられず、閉塞感に苦しんでいたような気がします。

 

 

かと言って、そのような価値観にどっぷり浸かっていたので、

 

それが当たり前で、本当に自分は何を望んでいるのかが分からなくなっていたように思います。

 

 

息子も、この学校に行って何をしたいか?

 

ということを面接の前に考えていたようで、

 

今は、具体的に何をしたいか分からないけど、

 

高校に行って、色々な人と関わりながら、自分のやりたいことを見つけたい

 

と言っていたので、

 

この多様性を受け入れてくれる北星余市高校は、息子に合っていると思うと同時に、

 

私が高校生の時にできなかった課題を、

 

息子は北星余市高校でやることができるんだろうな…

 

と思いました。

 

 

 

面接の時には、ここまでお話することもなかったのですが、

 

自分の覚書としてと、

 

先生方がこのブログの存在をご存知なので、書いておこうと思って書いてます。

 

 

 

面接の後にも、こちらのブログをきっかけに相談会にいらっしゃった方がいるようで、

 

広報活動をしてくださり、ありがとうございます。

 

と言われました。

 

 

 

年明けも、学校説明会や面接受験はありますので、

 

気になる方はチェックしてみてくださいね。

 

 


そして、いま現在は高校受験を考えてないけど、不登校の子どもの相談をしたい


という方のお話も、相談会では聞いてくださるそうです。



 

北星余市高校の教育講演・相談会のスケジュールは

 

>>こちらから

 

 

 

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北星余市高校に見学に行ってきました①

 

 

北星余市高校に見学に行ってきました②

 

 

 

 

 

 

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