子どもが元気を無くして不登校になりやすい親の関わりとは【追記】 | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 子どもが元気を無くして不登校になりやすい親の関わりとは【追記】

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

 

以前に、不登校を経験したママ友から、こんな話を聞きました。

 

 

 

下の子の学童の友達で、気になる子がいて…

 

 

1年生の頃は元気で生き生きしていたのに、

 

3年生になった最近では、泣きそうな顔をしながら学童に来ていて…

 

 

学童は、親が参加するので、親の関わり方を見る機会が多くて、

 

その子の親御さんは、とても真面目で

 

大変な係りの仕事もいくつも引き受けて、さらに教育熱心な感じなんだよね。

 

 

危うい感じがするけど、余計なお世話だから、何も言えないんだけど…

 

とのことでした。

 

 

そこのお宅のご両親は、お子さんが、お友達である

 

この話をしてくれたママ友の次男くんから

 

カードゲームのカードを1枚もらったことを知り、

 

「カードをもらったそうですいません。

 

大切なものだと思いますので、お返しします。」

 

と言われたそうです。

 

 

ママ友が、

 

「うちには同じカードがたくさんあるし、断捨離したいくらいなので

 

気にしないでくださいね。」

 

と言うと、

 

相手の親御さんに

 

「子どもには、物の大切さを教えたいので…」

 

と言われたとのことでした。

 

 

ここまで読まれて、どう感じますか?

 

 

UMIを受講する前の私だったら、どうしてこの関わり方が、

 

不登校になりやすいかなんて、さっぱり分からなかったと思います。

 

 

 

 

 

 

今の私は、UMIの講師としての視点で、このようなやりとりの話を聞くと、

 

どうしてそう思いますか?とか、何か矛盾しているということを感じると、

 

その方の持っている思い込みに気づけるように、受講生さんに質問しています。

 

 

 

私がこの話を聞いた時に、疑問を感じたのが、

 

わが子に物の大切さを教えるために、

 

なぜ、わが子が友達からせっかくもらったカードを、

 

親が返さないといけないのか?

 

ということでした。

 

 

物の大切さや価値をわが子に学んでもらうなら、

 

お手伝いして貯めたお金で買うなど、他にも方法はありますよね。

 

 

 

このような場合の多くは、

 

「物の大切さや価値をわが子に学んでほしい」

 

というのはダミーの理由付けで、

 

わが子が友達から物をもらうのは気が引ける、申し訳ない

 

さらに言うと、図々しいと思われるのが怖い、借りを作るのが怖い

 

という思いが心の奥に潜んでいます。

 

 

そこを親御さん自身は、頭では気づいていないのですね。

 

 

 

私も息子が不登校になる前は、

 

息子が友達の家に遊びに行って、何か頂いた時には、すぐに連絡するようにと、

 

キッズ携帯を持たせたり、

 

お友達の家にお邪魔する時には、たくさんお菓子を持たせたりしました。

 

 

私も、わが子が友達の家にお世話になるのは気が引ける、申し訳ない

 

さらに言うと、図々しいと思われるのが怖い、借りを作るのが怖い

 

という思いを抱えていたのですね。

 

 

日本人にありがちなこの意識は、礼儀正しいなどといい意味で受け取られがちですが、

 

他人から図々しいと思われるという前提で人と接しているので、

 

実は、他人を信用していないのですね…(汗)

 

 

親が他人を信用していないという意識は、

 

潜在意識の深い部分で、お子さんに伝わりますし、

 

親が他人を信用していないと、

 

友達とカードを交換するとか、もらうなどという関わりをした

 

わが子を信用するということができないのですね。

 

 

不登校の改善策として、「心配ではなく信頼する」

 

と言いますが、信頼するという意識はイマイチ分かりにくいかと思います。

 

「あなたのこと、信じているから…」

 

なんてわが子に言葉で伝えても、

 

言っている親が自分に言い聞かせている状態なので、

 

信じているとは言えない状態なのですね。

 

 

信用しているなら、気にもならないからです。

 

 

こんな感じで、勉強や生活習慣以外でも、

 

親が子どもの人の関わり方を心配して、子ども同士の関わりに口をはさみ過ぎると、

 

本来の自分を殺して、他人には相当気を遣わないと、

 

上手くやっていけない。

 

自分は信頼されていない。

 

というメッセージを子どもに植え付けてしまいがちです。

 

 

このようなメッセージ日々受け取り、徐々にエネルギーが奪われた状態で、

 

学校でのトラブルがあったりすると、それがきっかけになって、

 

不登校になってしまうことが多いように思います。

 

 

学校の先生にお願いをして、学校側に様々な対処をお願いしても、

 

きっかけにしかアプローチできない状態なので、

 

一時的に学校に行けても、また行けなくなってしまったりします。

 

 

 

様々な親子を観察して感じるのは、

 

勉強や生活習慣について過干渉でも、不登校になっていないお家は、

 

親が他人との関わりに、あまり神経質でないように思います。

 

 

他人との関わり方に、あまり神経質にならない方がいいとは言っても、

 

生まれた時から無意識でやっている、他人との付き合い方を

 

どう変えていいのか分からないのではないでしょうか?

 

 

UMIのカウンセリングや講座では、親御さんの他人との関わり方に

 

神経質になってしまった根本の過去の出来事に

 

アプローチしています。

 

 

 

 

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不登校のお子さんは、こんな人間不信を抱えているかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

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