● 偏食っ子のママに朗報!食材そのものが苦手ではなく、調理法が合わないだけだったら?
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
三連休の真ん中の日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
このところ、栄養素が取れる食事に凝っている私ですが、
味覚の敏感な息子に、
母さんの豚汁とか、味噌汁は、美味しくないんだよね…
と言われていました。
息子は、回転寿司のあおさの味噌汁は、美味しそうに飲んでいるので、
何が違うのだろう…
と、普段使っているだしパックをやめて、
昆布とかつお節で出汁を取ってみたりと、
試行錯誤して、様々な方法で味噌汁を作っていましたが、
なかなか息子が美味しいという豚汁や味噌汁を作ることはできませんでした。
色々な料理レシピサイトや本なども見ましたが、
出汁の部分は、顆粒だしを使ったりと、私より手抜き?な感じだし、
豚汁についても、豚肉や野菜を、ごま油などをひいた鍋で炒めてから、
そこにだしを入れるとか、
少し凝ったレシピだと、
最初から多めのだしを入れるのではなく、少なめの水分で煮て、
野菜のうまみを引き出す
という感じで、私が今まで作ってきたものと、ほとんど変わらず、
ヒントが得られずにいました。
昨日も、味噌汁の作り方について調べていると、
こんなサイトを見つけました。
【和食のプロに教わる】みそ汁を劇的においしくさせるための基礎知識
これを読んで、今まで私が作っていた味噌汁が
味覚が敏感な息子に、美味しくないと言われた理由がよく分かりました。
まずは、根菜などの野菜を細かく切って、下茹でをしているのですね。
私達は、野菜の苦みやえぐみを含めて、野菜の風味と捉えてしまいがちですが、
味覚の敏感な子ども達にとっては、
野菜のえぐみの出た汁に、だしや味噌が入って、
変な味と感じる味になっているようです。
さらにだしの取り方ですが、昆布を2、3時間浸けた昆布汁に、
通常量の1.5~2倍のだしパックを入れるそうです。
筆者の方と、教えてくださる五十木さんとのやり取りが、
なるほど…という感じでした。
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──少ない量のだしパックで、長い時間煮出せば、同じ濃さのだしになったりとかは……?
五十木さん:
昆布水もそうなんですが、あまり長い時間、漬けっぱなしにするのはよくないんです。
えぐみが出てくるので。なので、「量はケチらず、時間は標準」でやってください。
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私は、だしパックも通常の量で、長めに煮だしていました。
そのような作り方をしていたから、野菜のえぐみと、出汁のえぐみで、
子どもからするとイヤな味になっていたのですね…
実際に、この方法で息子に、豚汁を作ってみると、
とても美味しい!と言われました。
私も実際に試食してみると、野菜も汁もスッキリした味わいで、
味噌汁というより、すまし汁の要素が強く感じられました。
子どもの苦手な食材を食べさせるには、
細かく切って、濃い味のものに入れて、味を分かりにくくするというような、
例えるなら、体臭を強い香水でごまかすような方法を取ってしまいがちですが、
野菜類だったら、えぐみや苦みを取る下処理、
魚介類だったら、ニオイや小骨など取る下処理をした方が、
敏感な人には食べやすいようですね。
一ヶ月ほど前に、モニタリングという番組で、
魚のニオイが苦手で、魚嫌いという旦那さんに困った栄養士の奥さんに
平野レミさんが、サーモンの爽やかソース というレシピを教えてくれるのですが、
レモンやタイムで香りをつける前に、サーモンを牛乳に浸して、
魚のニオイを取る
ということをしっかりやっていました。
すると、魚嫌いだった旦那さんが、美味しいと絶賛しているのですね。
苦手な食材の攻略方法は、
野菜を下茹でしたり、魚を牛乳に浸したりとひと手間かかるのですが、
せっかく作ったのに食べないとがっかりするよりは、
いいかもしれませんね。
食事の作り方は、親から見よ見まねで受け継いでいる部分もあって、
作り方が合わないとはなかなか思えずに、
味覚が敏感で、好き嫌いの多い子どもが問題!
となっている部分も多いと思います。
これも一種のブロックや思い込みかもしれませんね。
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応援ありがとうございました^^