不登校やひきこもりのお子さんがゲーム三昧だったり昼夜逆転する心理とは | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもりを根本解決する方法

不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校やひきこもりのお子さんがゲーム三昧だったり昼夜逆転する心理とは

 

 

 

こんにちは^^ 野田祐佳里です。

 

 

UMI10期マスターコースがはじまり、1週間ほど経ちました。

 

 

皆さん、家にずっと居るお子さんに対するモヤモヤ、イライラした気持ちから

 

書き出しのために吐き出しています。

 

 

 

家でゲーム三昧だったり、昼夜逆転したりしていて、

 

先のことを全く考えていないように見えるお子さんに対するモヤモヤ、イライラに対する投稿もありました。

 

 

家で、昼夜逆転やゲーム三昧のお子さんの心境が分かりやすい記事がありましたので、

 

紹介させてもらいますね。

 

 

不登校後にゲーム漬けで生活リズムが昼夜逆転した娘…そして元気を取り戻すキッカケになったこと【4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 Vol.43】

 

 

マンガを交えたシリーズで、不登校についてもいくつも参考になる記事を書かれているので、

 

またご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

 

こちらのマンガの中で、

 

お母さんと不登校になってゲームばかりしている娘さんとのやり取りがあるのですが、

 

お母さんが、ゲームばかりだと脳が興奮して眠れなくなるのでは?

 

と昼夜逆転を心配して声をかけるのですが、

 

だって、ゲームをやっている時は、学校のことを考えなくて済むの!

 

ずっと苦しいの!

 

と娘さんは答えるのですね。

 

 

そして、お母さんは、

 

本とか映画とか、他にもやることあるのに、何でゲームなの?

 

と聞くと、

 

本も映画も、内容が頭に入ってこないんだよ…

 

集中できなくて…

 

と娘さんは答えています。

 

 

ここにゲームに依存しないと、自分の心を守ることができない状態の人の

 

心理が分かりやすく書かれているな…と感じました。

 

 

学校に行っていない、社会活動に参加していない状態の自分が

 

不安で不安で仕方がなくて、

 

考えても結論が出ないことを、頭でグルグル考えてしまって、

 

それがやめられなくて、本当にしんどいのですね。

 

 

気にしたり、考えるのをやめたくても、どうしても考えてしまう…

 

 

そんな時に、心配事を考えるのを一時的にやめることができるのが

 

刺激の強いゲームなのですね。

 

 

本やマンガは、自分のペースで読めるし、

 

映画やマンガは、ゲームほど刺激が強くないので、

 

ついつい心配事に意識が飛んでしまって、内容が頭に入ってこなかったりします。

 

 

なので、この状態のお子さんからゲームを取り上げたり、

 

学校に行かないなら、家で勉強しなさい

 

というのは、あまりいい結果にならないと思います。

 

 

お子さんの不安感や自己否定感などの、問題の根本にアプローチせずに、

 

親御さんが不安を感じないで済むように、

 

お子さんを表面的にどうにかしようとしているからです。

 

 

 

親御さんが、お子さんの心の状態をある程度把握できれば、

 

お子さんの状態を悪化させるような対応をしないで済むのですが、

 

親御さんも不安に飲み込まれてしまうと、

 

なかなかお子さんの心の状態を把握することは難しくなります。

 

 

 

分かりやすい判断方法としては、

 

親子の意識は潜在意識の深い部分で繋がっているので、

 

親御さんが、お子さんの不登校やひきこもりで不安を感じているなら、

 

お子さんも同じように感じている可能性が高いです。

 

 

 

 

 

昼夜逆転についても、寝ないのではなくて、

 

布団に入ると、どうしても色々考えてしまって、寝付くまでしんどい

 

朝、学校に行く時間に起きていると、

 

学校に行っていないことに対して、罪悪感や自己否定感を感じてしまって、しんどいなど、

 

自分の心を守るために無意識でやっていることだったりします。

 

 

 

親から見ると、ゲーム三昧だったり、昼夜逆転しているわが子は、

 

将来のことを考えていないのではないか?

 

と思いますが、

 

子どもからすると、将来の不安を考え過ぎてしまってしんどいから

 

無意識にやってしまっているのですね。

 

 

これは、客観的な視点ということになりますが、

 

そうは言っても…と思われる方が多いと思います。

 

 

これまでの不登校の親御さん達の書き換えの過程を見ていると、

 

自分は子どもの頃、そんな好き勝手は許されなかったのに、

 

それを平気でやってのけるわが子に対する怒りを解放したり、

 

学校に毎日通っていたら、将来問題なく過ごせるのか?

 

わが子は、幸せな自分らしい人生を送れるのか?

 

というところを見ていく必要があります。

 

 

すると、ゲーム三昧だったり、昼夜逆転をしているお子さんを見ていても、

 

徐々に受け入れられるようになっていきます。

 

 

ここをすっ飛ばすと、いくら学んでも、客観的な視点を知っても、

 

腑に落ちない、現実が変わらないとなってしまうので、

 

親御さんが自分自身と向き合うという過程は、

 

欠かせないのかな…と思います。

 

 

 

 

 

【関連記事】

 

 

お子さんが毎日ゲームばかりする心の背景とは…

 

 

 

ゲーム依存症のニュースを見て不安になっていませんか?

 

 

 

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