● お子さんが毎日ゲームばかりする心の背景とは…
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
三連休ですが、関東地方では、梅雨寒のあいにくのお天気が続いています。
温泉に来ていますが、途中の高速道路もほぼ渋滞していませんでした。
このようなお天気ということもあり、
お子さんが家でゲームやネット三昧、という方も多いと思います。
昔からゲームやTVなどは、
ブルーライトの刺激が目に悪い
寝付きが悪くなって、昼夜逆転になりやすい
ゲーム脳になる
脳の特定の部分しか使わないから良くない
など…
そして、最近ではWHOもゲーム依存症を精神疾患として分類したため、
子どもの発達に悪影響を与えるということで、
お子さんがゲームやネットを長時間していると、不安になる親御さんも多いかと思います。
お子さんが不登校やひきこもりになると、
学校に行っているお子さん達が勉強している時間帯や
就職している人が働いている時間帯にゲームやネットなどをしているので、
このままだと依存症になるのでは…などと、
余計に、ザワザワしてしまいますよね。
親御さんのこれまでの知識と、ご自分の不安にフォーカスしていると、
お子さんのゲームやネットの時間を規制したり、
ゲーム機やスマホ、PCなどを取り上げたり、
ネットを切る
といった方法を、お子さんの様子や反応を冷静に見ずに、強引にやってしまいがちです。
経験したことのある方は、すでにお分かりかと思いますが、
この方法だと、お子さんがキレたり、逆上したり…など、
ほぼ上手く行かないことが多いかと思います。
不登校新聞に、興味深い記事がありましたので、紹介させていただきますね^^
私の息子は20年前、不登校になりました。
「フリースクールなら行けるかもしれない」と思った私は、あるフリースクールに見学に行きました。
そこで見たのは、楽しそうにゲームをする子どもたちの姿でした。
「ほかの子どもたちは学校で勉強している時間なのに、ゲームで遊んでいるなんてよいわけがない」と、私は決めつけていました。
それから何年か経ちましたが、息子はあいかわらず自己否定感に苦しんでいました。
ところが、あのときゲームばかりしていた子どもたちは、アルバイトを始めていたり、学校へ進学していたりと、それぞれの道を歩んでいました。
= 中略 =
われを忘れるくらい「今が楽しい」と思える一瞬があること。
それこそが、その子の次の一歩にとって、大きな力になるんだなって。
子どもの身体を心配するあまり、「ゲームを取り上げたほうがいいのか」と悩まれている親御さんも多くいらっしゃると思いますが、
「無理やり取り上げたら、子どもが暴れるようになった」という話を少なからず聞きます。
親からすれば、「子どもと約束していた」「依存症が心配だから」といった理屈になるわけですが、
そのまま子どもにも通じるかと言えば、そうではありません。
子どもからすれば、「親との約束」というのはたいてい、飲まざるを得ない場合がほとんどだからです。
むしろ、そこで重要になるのは、「いま、なぜゲームにのめり込むのか」という、子ども自身の気持ちに目を向けてあげることだと、私は思います。
= 以下省略 =
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お子さんがゲームやネットに依存する状況とは、どんな心の状態だと思いますか?
忍耐力が必要な勉強や仕事をする心のエネルギーがない状況
同じ年代のみんなと同じように勉強や仕事をできない自分を責めていて、
さらに精神的ダメージを受けるので、それを直視できない状況
親や世間の価値観通りにできない自分をを受け入れられない状況
なのですね。
ゲームやネットに依存、逃避することで、ギリギリ今の心の状態を保っている状態なので、
それを奪われると思うと、危機を感じて、暴力など強硬な手段を使ってでも、
自分の心の平和に必要な物を守ろうとします。
なので、親御さんは、取り上げないで見守ればいいということになりますが、
親御さんが心配したりしながら、イライラして見守っていても、
敏感なお子さんは、心の奥でマイナスの意識である罪悪感を感じているので、
純粋に楽しんで満たされることができずに、
いけないと思いつつもやめられないという状態 = 依存
に繋がってしまいがちです。
なので、一時的にゲームやネットに没頭しても、大きく健康を害することはない
親や世間の価値観と違っているわが子でも大丈夫と
親御さんが、不安から解放されて見守れると
お子さんも純粋に楽しむことができて、
紹介させていただいた記事に書かれているように、次のステップを踏むことができるようになります。
ついつい、私達は目に見えやすい、分かりやすい身体の健康に意識が向きがちですが、
不登校の根本は、心の健康にあるような気がします。
お子さんが心の健康を取り戻せるようになると、
自分の身体の健康を気遣ってみようとか、
親の話を聞いてみよう
などと徐々に思えるようになってきます。
まずは、お子さんの心の健康を取り戻せるように、
親御さんのこれまでの価値観からくる不安を
こちらで 手放してみませんか?
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応援ありがとうございました^^