● 自分で自分の○○になれた時に、ひきこもりが終わるとしたら…
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
一昨日、昨日と連日記事で紹介させてもらいましたが、
不登校新聞を読んでいると、衝撃的なタイトルと、
ひきこもりの方の心理が分かりやすく書かれている記事がありました。
人を殺さないために7年間、心を閉ざした。僕のひきこもりが終わったとき
この記事は、私達に大切なことをいくつも教えてくれている気がしましたので、
昨日の記事の
会話のないひきこもりの子は、親の変化をどのように感じているのでしょうか?
の続きの部分を紹介させてもらいますね。
ご本人がひきこもって、5年ほど過ぎた頃、
親御さんが心理学系のセミナーなどに参加したりして、
ひきこもりに対して否定的だったのが、理解しようとしている姿勢が
感じられるようになったそうです。
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ひきこもって7年がたったある夜、決定的なことがあった。
夢を見たのだ。
「理想の自分」と「ひきこもっている自分」が対話する夢だった。
「理想の自分」がこのように語りかけて対話は始まった。
「このままでよくないのはわかってるよね」。
「外に出て誰かを傷つけてしまうくらいなら、ここにいるほうがいいんだ」。
「殺意が暴走しないようにひきこもっているんだね。すごい覚悟だね」。
理想の自分は、ひきこもっている自分を全力で理解しようとしていた。
そして対話の最後に、ひきこもっている自分は何かを見つけたように言った。
「自分が変われば世界が変わるんだね」と。
こうして親の変化と自分自身との対話がきっかけになって、僕はひきこもることをやめた。
結局、自分の一番の理解者は自分だった。
理想の自分がひきこもっていた自分を理解しようとしてくれなかったら、今もひきこもっていたかもしれない。
心がボロボロになっても、人を傷つけないために、最後に残った倫理観から僕はひきこもることを選んだ。
その選択を肯定されたとき、僕のひきこもりは終わったのだ。
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親御さんが長い時間をかけて、様々な学びをして、
否定したり、理解できなかったひきこもっているお子さんのことを
理解しようとしたり、肯定的になられるようになると、
潜在意識の深い部分で繋がっているお子さんも、
自分のことを肯定的に見られたり、受け入れられるようになっていくのですね。
夢の内容も、とても印象深くて、私の心にも残りました。
不登校やひきこもりを脱出するのは、本人次第かもしれませんが、
潜在意識の深い部分で繋がっている親御さんにできるのは、
表面的ではなく、心からお子さんを理解したり、受け入れたりすることなのかな…
と思います。
過去の私もそうですが、親御さんの思い込みや価値観が邪魔して、
お子さんが不登校やひきこもりで、
家で生産的なことをしていないように見えると、
なかなか理解したり、受け入れることができません。
UMIのカウンセリングや講座では、
親御さんの思い込みや価値観(ブロック)を緩めて、
どんなご自分も、どんなお子さんも受け入れられるようになる
お手伝いをしています。
すると、お子さんの自己肯定感も上がって、前に進むための原動力になりますよ^^
【関連記事】
親御さんのブロックが解放されると、お子さんが変化する仕組みとは?【追記】
様々な不登校改善方法を試しても上手くいかない時に起こっている内的分離とは?
応援ありがとうございました^^
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