● 親御さんがお子さんの心の安全基地になるのが難しい理由
こんにちは＾＾ 不登校カウンセラーの野田まどかです。
こちらのブログをお読みの方は、お子さんが学校を行き渋ったり、
不登校になった当時、不安になった方が多いかと思います。
学校は行くべきもなのに、行けないなんてどうしよう…
病気でもないのに学校に行かないと、サボりと思われたら困る
お子さんがこのまま学校に行かなかったら、将来大変なことになる…
自分の子育てが失敗していると、責められるのが怖い…
そんな思いが出てきて、とても不安や焦りを感じますよね。
すると、親は自分の不安や焦りを感じないように、
お子さんを無理に学校に行かせようとしがちです。
私も息子が登校しぶりをしている頃は、あの手この手で、
何とか学校に行かせようとしていました。
お子さんは、学校に不安を感じていて、行きたくない または、行けないので、
親御さんがそこを理解しようとせずに、学校に行かせようとしているうちは、
お子さんにとって、親御さんも自分を不安にさせる存在になってしまい、
お子さんの心の安全基地になることはできません。
そして、心の安全基地がないお子さんは、
外の世界で安全を求めて過剰に頑張って、電池切れになってしまったり、
外の世界にも不安を投影させてしまって、
学校などの集団で過ごすのも強いストレスを感じるようになります。
再登校してもまた行けなくなるといった場合、
心の安全基地、愛着の課題がクリアされていないことが多いと思います。
わが家のことを振り返り、
私が息子の心の安全基地になって、本当に息子が辛い時に、
世間の価値観より、息子を尊重して守ってあげられたか？
と考えると、しくじりっぱなしだったと思います。
（しくじり先生に出演して話せるくらい、エピソードがいっぱいあります（笑）
ブロックが強いと、わが子が辛い時に守ってあげる
こんな一見簡単なことができなくなってしまうのですね…＞＜
保育園の時に、怖い節分や怖い絵本を読む日など、
息子が怖いから行きたくないと言っても、
保育園を休まれると仕事に支障が出る
登園しぶりが、不登校に繋がったら困る
という私の不安や焦りから、息子を諭して保育園に行かせていました。
小学3年生で別室登校をしている時に、
友達が早退すると、自分が一人になってしまってイヤだから、
昼に迎えに来て。
と息子に言われても、
そんな理由で早退するなんて、甘えている
これ以上、学校に行かなくなったら困る
という思いから、
最後の時間までいなさい。と言ってしまったりしていました。
息子と友達がトラブルになった時も、
問題の根本に目を向けることができず、表面的に息子が悪いと思ってしまい、
対外的なことや外側ばかりに意識が行ってしまい、
息子の心のケアや安全基地になることはできていませんでした。
親御さんが、お子さんが学校に行かないことに不安を感じると、
世間の価値観や、親御さんの思い込みから、
お子さんが辛い時に守ってあげられないということになりがちです。
最近の話ですが、息子が、火曜日に学校に行って勉強するよりも、
フリースクールで勉強したいと言って、学校に行かない選択をしました。
フリースクールの先生は、
学校とはできるだけ繋がっておいた方がいい
息子が高校に行きたいなら、忍耐力をつけた方がいい
という思いから、
学校に行かない選択をした息子に、学校に行って勉強するようにとか
将来どうするのか？など色々アドバイスをされるそうです。
皆さん、息子が将来自分の道に進めるように、力を尽くしてくださっているのですが、
息子にとっては、負担になってしまっているのですね。
（不登校支援の現場では、このようなことが多々起こりがちです（汗）
息子にとって、フリースクールは安心できる場所ではなくなってしまったようで、
行きたくないとまで言うようになりました。
これまで行っていた学校やフリースクールに行かなくなる
というこの状況、焦る方も多いのではないでしょうか。
UMI受講以前の不安や制限が強い私だったら、外側に意識が向いて
息子を、何とか中学校に行かせようとしたり、
フリースクールの先生に同調してしまって、
息子の心の安全基地にはなれなかったと思います。
UMIを受講して、学校に行かなかったら大変なことになる
という狭い視野が広がって、不安や焦りから解放されたり、
〇〇するべきといった思い込みや制限が緩むと、
短期的な視点で、学校に行くために忍耐力をつけるより
長期的な視点で、息子の心の安全基地になって、親子の信頼関係を作りたい
という自分の内側の真の望みが見えるようになります。
UMIでは、親御さんがいきなりお子さんに共感しようとしたり、心の安全基地になろうとしても、
過去の満たされない気持ちが出てきて上手くいかないので、
まずは、ご自分の気持ちを尊重していきます。
自分が満たされたものしか、相手に差し出すことはできないのですね。
こうして振り返って書いていると、自分が出来ていなかった課題は、
繰り返し出てくるのが、よく分かりますね(笑)
UMIを受講すると、世間の価値観や、自分の不安を抑え込むための制限など、
外側からの情報に振り回されなくなって、
自分の真の思いに気づきやすくなります。
するとお子さんの思いを尊重できるようになって、
お子さんの心の安全基地になることができます。
お子さんの心の安全基地になって、信頼関係を作り、
不登校やひきこもりの根本をしっかり解消したい
という方、こちら でお待ちしていますね＾＾
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