SLY Pantsが完成しました | 作りたいモノしか作らない、売りたい人にしか売らない

SLY Pants #01が完成しました。

SLYというブランドもあるようですが、音楽好きにとってのSLYはSLY STONEしかありません。

60年代後半のSLYが履いてそうなイメージということで、SLY Pantsです。

ただ、よほどの着こなしの達人でない限りは、男性が履くとオカマっぽくなりますので、女性用にしました。


ハーフスケールの仮縫いをもとに、Illustratorで実寸に拡大しました。

 


ウチのプリンターはA4までしか出力できないので、縫い代をつけてからA4サイズに分割したものをプリントアウトします。

 

 

 


それを5mmの両面テープで繋いだものです。

 

 

 


上の小さい型紙は裏地の型紙です。


カバーステッチミシンでの初の制作なのですが、思ったより難しかったです。

綺麗に縫えるようになるまでは、若干の練習が必要ですね。


今回は縫い代は7mmにしました。

地縫いは全て一本針(チェーンステッチ)で縫いました。

表から二本針のステッチを入れたのですが、このミシンは針間隔が3mmと6mmなんです。

6mmの二本針ステッチを入れることによって、7mmの縫い代がくるまれて、縫い代の始末をしなくて住みます。その為の縫い代7mmの設定です。

画像左が二本針ステッチを裏から見たところ。画像右が表から見たところです。

 

 

 

 


ウェストから股下3cmまでは無地のストレッチ素材の裏を付けて、透けないようにしてます。

 

 

 

 

 


これが完成品です。(裾上げはしてないので、糸が出てます)ウェストは4cm幅の平ゴムが入ってます。

 

 

 

 


着用モデルは作ったサイズより細い方なので、若干ダブついてます。

 

 

 


本来はウェスト(ローウェスト)から膝まではピタピタのフレアパンツです。


現在、販売用のサイトを作ってます。

注文をもらってから、その方のサイズで型紙を作るセミ・オーダーです。

予定価格は12,000円。