「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。
これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。
【あらすじ】
容姿端麗で頭脳明晰だがプライドが高い“神の手”を持つ天才脳外科医のスティーヴン・ストレンジは、しかしある日交通事故で両手の機能を失ってしまう。
あらゆる治療に全財産をつぎ込むも完治の気配はない。富も名声も、そして元恋人のクリスティーンをも失ってしまったストレンジは、藁をもすがる気持ちで、カトマンズにいるどんな傷も治せる神秘の力を持つといわれるエンシェント・ワンを頼る。
ワンの驚異的な魔術を目の当たりにしたストレンジは、想像を絶する厳しい修業に籠るが、一方で闇の魔術で世界を破滅に導こうとするかつてのワンの弟子カエシリウスと対峙することになる―
【コメント】
さて、2017年も早々から“アベンジャーズ祭り”ことMCU<マーヴェル・シネマティック・ユニバース>の新作公開です。2008年の『アイアンマン』から早や9年、14作目の登場ですね。
今回は、これまでのアベンジャーズには登場しなかったニューヒーローの登場ということで、もはや祭りには必ず参加しちゃっている僕は楽しみに「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。
(C)2016 Marvel. All Rights Reserved.
マーヴェル屈指の圧巻映像!
いや~今回も変わらず面白かった!映画館で映画を観た!という気分にしっかりさせてくれる、見応え十分なエンタテイメントでしたね。
ニューヒーローの誕生話でありつつも、ストーリーは王道を踏襲したもの。ありきたりと言えばありきたりな話ではあるんですが、本作の特筆すべきはなんといっても圧巻のVFX映像、これに尽きます!本作の映像はマーヴェル屈指と言っても過言ではない!ストレンジの葛藤・活躍や悪者との対峙うんぬんより、映像の凄さに度肝を抜かれましたね。重力を無視した街の変形や、まるで万華鏡のようにビルが変わっていく映像。目まぐるしいばかりの映像に、観ている自分が平衡感覚を失ってしまうかのようで、VFX技術もついにここまで来たかと感心しきり。下手すると気持ち悪くて酔っちゃいますよ。
とにかく本作は、マーヴェル作品でも1、2を争うくらいの圧巻映像を楽しむべき映画です。
単体で観るもよし、クロスオーバーを楽しむもよし
本作はもちろんアイアンマンやらキャプテン・アメリカ、アントマンといった同じマーヴェルヒーローと同じ世界観に位置するものですが、映画自体はほぼ単体として作られているので、これまでの予備知識なくとも十分に楽しめる映画です。
とはいえ、やっぱり他のヒーローとのクロスオーバーもまた楽しみ方のひとつで、劇中の会話にもちらっとアベンジャーズの名が出てくるし、毎度のラストシーンにもあのマーヴェルヒーローがちらりと登場しています。これからこのふたりがどう絡んでいくのかワクワクさせます。
ドクター・ストレンジはまた帰ってくる、という言葉を残し、エンドロール後の意味深な展開で映画は終わりますが、続編が楽しみでしょうがないです!
2017年もアベンジャーズ祭りじゃー!
そんなわけで、圧巻の映像美を見せてくれたマーヴェル作品ですが、2017年もアベンジャーズ祭りが目白押しです。
5月はあのアライグマが帰ってくる!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、8月には三度のリブート『スパイダーマン:ホームカミング』、そしてマイティ・ソーの第3弾『マイティ・ソー/ラグナロク』と、今年はあと3作ものマーヴェルヒーロー作品が控えています。
ストーリーも映像も見応えたっぷりのマーヴェル・シネマティック・ユニバースの世界。まだまだ盛り上がりは続きそうです。今後も僕はアベンジャーズ祭りに引き続き参加していきたいと思います!
(C)2016 Marvel. All Rights Reserved.
【2017年度 Myランキング】(1/29時点)
本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。
今年は大雪降らんのかね~
(ベスト)… ★★★☆以上が基準
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
次点:
(ワースト)… ★★☆以下が基準
1位:
2位:
3位:
<その他ランク外一覧>