みなさんこんにちは
この時期日本は30〜40度と暑い中、
スイスは10〜20度と既に秋冬並みの寒さ
さて、昨日9/9に産後2回目となるオステオパシー(欧米で利用される整体の元祖)へ行ってきました(産後すぐ8/5の整体の話も含まれます)
目的は、
- 癒着対策
- 会陰マッサージ(Perineal massage)
- 骨盤矯正
自然分娩でも帝王切開でも産後に必要となるケアです。
▶︎分娩の話はこちら
そして産後6~8週間の産褥期が終わり、ようやく今日は整体による産後ケアをしたのでどんなものなのか共有します。
まず約20〜30分程度の問診から始まり、今日は骨盤矯正と癒着対策などの産後ケアをしたいこと、無痛分娩の針を刺した部分が痛むこと等の症状を伝え(骨と骨との間に刺す部位によっては稀に痛みが生じることもあることらしい)、問診後は服を脱いで下着で先生(美人な女医)に背骨などの状態を診てもらいました。
癒着対策の施術について
その後、帝王切開した傷が内臓とくっついてしまう「癒着(ゆちゃく)」を防ぐため(これがくっつくと永久的に元には戻らず引っ張られてずっと痛い)、内側と外側の両方から施術してもらいました。
施術内容は、膣内から先生の指で傷口付近を触ると同時に外側の傷跡と一緒に癒着部分をゆっくり離してもらうというものです。内側か外側か選べるのですが、内側と同時にやった方が外側だけよりも効果が高いので私は両方同時に施術をしてもらいましたが、この女医はゆっくり丁寧に施してくれたので全く痛くなかったです
また、授乳している場合はプロゲステロンのホルモンの影響で膣内が乾燥しやすいので性交も含めて今回の施術もローション(潤滑ゼリー)は大量に使うことが基本です
私の場合、産後2ヶ月で既に傷口と内臓がくっつき始めていたのであと2回程度で完全に離せれること、また産褥期が終わってすぐに施術して良かったです
産後の会陰マッサージとは
産前の会陰マッサージについては過去のブログにもたくさん書いてきましたが、今回は産後の会陰マッサージについて書いていきます。
そもそも産後になぜ会陰マッサージが必要なのかというと、産後は子宮収縮で子宮が元の大きさに戻り、移動した臓器が定位置に戻るのですがその時に「骨盤臓器脱」といって骨盤内にある子宮、膀胱、直腸の臓器が妊娠後に膣から落ちてくることがあるのでそれを予防したり、経膣分娩でダメージを受けた膀胱が尿もれしなくなったり、膣の締まりもよくなることで性交の感じ方も男女共に改善するなどの効果があります。
そして前回と今回のセッションでこれらの予防に効果的な会陰マッサージ、お家で簡単にできるエクササイズを教えてもらったので以下に紹介します
産後の会陰マッサージ(エクササイズ)のやり方
これを一日数秒を20回行います。
個人差はありますが、約2週間で効果が出るらしく私も2週間後に予約して進捗確認のテストをします。結果がどうだったのかまた報告します今は産後のピラティスも似たようなエクササイズを教えてくれるみたいです。
ちなみにこのオステオパシー(整体)は一般的にフィジオセラピーよりも効果があると言われています。実際にフィジオセラピーで会陰マッサージをした友人たちに聞いてみると、先程紹介した2枚目の写真(膝を立てた状態)で足を片方ずつ上げる似たようなエクササイズは教えてもらっていたものの、違ったものといえば、膣内にタンポンのような操作器を入れて画面でゲーム感覚で膣トレをするセッションがあったくらいです。
スマホ版しか写真は見つかりませんでしたが、イメージで言うとこんな感じ↓
ちなみにフィジオは整体と異なり、外側からのマッサージしかできないのでこういった形式でのトレーニングは仕方がない
基本的にフィジオも整体も手術ではないので、エクササイズを教えてもらって家で鍛えるもので数回のセッションで効果がすぐに出るものではないんですよね。地道な努力が必要です
話は戻りますが、整体での膣トレは癒着対策後そのまま(先生の手袋した指が膣内に入った状態で)締まりとエクササイズを同時にチェックしてくれるので効率も良く正確なのでおすすめです
産後の骨盤矯正
最後の骨盤矯正はおそらく日本と同じなので簡潔に説明しますが、先生の上半身の体重を乗せた両手が私の骨盤を閉めるように施術してくれます。
ちなみに麻酔針を刺した部位の痛みについては、最後に立った状態で前のめりにして背骨を曲げたり捻ったり、骨との骨の間を広げたりして骨盤矯正にも繋がる施術と一緒にしてもらいました。
また3週間後に次回のアポがあるのでまた時間がある時報告します
成果がでていますように
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