天才トリフォノフを中途半端に使う演出の贅沢 | Je Veux Vivre

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2018年FIFAワールドカップについてもう一言。これ、トリフォノフの使い方を間違っていませんか?と聞きたくなるオープニング。

 

ウォーターフロントで天才トリフォノフにチャイコのピアノコンチェルト1番を途中まで弾かせ、早々に強制終了という…。(著作権でひっかかる動画しかないので載せないが、ホームレスに間違えられたこともある風貌だからスタジアム外から中継だったのか。)

 

次から次へと世界的なアーティストを放り込んでくるロシア。オープニングとは別にガラ・コンサートも開催していた(赤の広場で日の入りも計算された演出)。ロシアはカードを持ちすぎている。恐るべしロシア。

 

それにひきかえ、アイドルのスッカスカな超素人の歌声をオリンピックで放映しようと考える日本の電通の井の中の蛙的ドメスティック・マインドに呆れる。

 

 ラフマニノフ ピアノコンチェルト3番

 

↓Bravissimoooo

 

 

スクリャービン エチュードOp.8 No.12

 

 

プーチン支持派のアーティストだけでなくロシア音楽自体も自主的にボイコットしている人たちもヨーロッパにはいる。ネトレプコに関しては当分の間オペラを聴きに行くことは心境的にもないだろうが、ロシア音楽自体は私はボイコットはできない。