好きなタイプ
ヒント

ナイスバディ

美女

気が強い

頭も良い

優しくて人情があって天然

毎週、服を破かれて衣装代が大変だろうな

自転車が大好き

もうわかりましたね

ドロンジョ様でごさいます

ちゃんちゃん


爪
脳内メーカーって知ってるよね?
それのお仲間で
脳内フェチメーカーってのがあって

それによると私は爪フェチらしいのです

ま、確かに派手なネイルは苦手で…あんな爪で作った料理はきっとまずいと


思うし


やっぱり…桜色の爪が好きだし

ま、爪はシンプルで清潔が一番かと思います

うむ…つめが甘い…



では



-あとがき-
ご愛読頂き、どうもありがとうございました。
「Just About」 このタイトルにはどんな意味があるのか辞書で調べられた方もいらっしゃるとは思いますが、「ほぼ・どうやら・辛うじて」と言うことです。つまり想がいろいろな女性の間を綱渡りする不安定さを現したものでした。
実はこの話は書き始めたときに考えていたものとは違う結末になってしまいました。最初は想とクミが結ばれてハッピーエンドで終わるというつもりでした。でも、20話あたりから考えが変りました。で、お読みになられたような結末としました。でも、これで良かったと思っています。
人は人と出会うこと、そして恋愛をすること、それに伴う問題を解決して成長します。なかでもクミとみなみの精神的な成長の過程を主人公である想のそれ以上に書きたいと思いました。その部分ではうまく書けたのではと思っています。
ただ、やはり自分の執筆力のなさからくる表現の稚拙さや重複、説明不足や言葉の足りなさは痛感します。元々、複雑な表現を避け、簡単な文章で自論を極力押さえてというひとつの目的もあったのですが、それも達成感に乏しくて未熟さも感じます。
何度書いても、100%満足のいくものは書けませんね。やはり、小説は難しい・・(苦笑)でも、また書くつもりでいます。(懲りません・・)
そんな筆者の今後の向上のために、ご意見ご感想をぜひお聞かせ下さい。辛口な指摘ほど参考になりますので、遠慮せずにビシビシお願いします。
では、次回作でまたお目にかかりましょう。
49-エピローグ-
想はみなみの両親に土下座をして、懸命に説得した。みなみの父親に一発殴られ、さらに東京に戻るときには「必ずシアワセにしろよ」と脅迫するような目で睨まれたが、それも激励だったと想は思っている。
想の両親は大変なことをしてくれたと頭を抱えたが、二人の気持ちが決まっているならと思っていた以上にすんなり認めてくれた。
大学を卒業して約一ヶ月後、みなみは可愛い女の子を出産した。その子には「久実」と名付けた。そして、6月に北海道の教会で「久実」も一緒に結婚式をあげた。
今、想は私立中学の国語・倫理の教師として働いている。みなみは育児のため一年間の休学後に大学院に進み、精神科医になる夢をかなえるつもりでいる。みなみの住んでいたマンションは3人で住むにも十分な広さがあった。
ユキちゃんと亮太もどうやら結婚する気でいるらしい。けれど、亮太は随分痩せた。理由を聞くと「ユキがよぉ・・毎晩毎晩な・・」とか言いながらも幸せそうに話すのがおかしかった。
麗子は以前と変らず銀行でOLをしている。頻繁に一人の大学生がマンションに出入りしているらしいが・・。
ある日、想は新聞の全国紙のコラムにクミを見つけた。
「精神医療の革命か?沖縄出身の巫女パワー!」というタイトルだった。少し化粧をして大人びたクミが白衣を着て笑顔でVサインをし、蓮沼先生と二人で写っている写真が載っていた。今、S女子医大の精神科は大忙しらしい。病を癒された患者の話も出ていて、それはほとんど「シアワセな気持ちををもらいました」と括られていた。
想は、近いうちにみなみと久実を連れて約束を果たすために会いに行こうと思った。まだ、話すことのできない1歳に満たない久実がクミとどんな会話を交わすのか?想は楽しみだった。
完
48-クミの手紙-
想ちゃんへ
わたしは文章を書くことが下手だからうまく伝わるか心配です。
想ちゃんはみなみさんをシアワセにしてあげないといけません。みなみさんは想ちゃんのことが大好きで大好きです。この前握手したときにわかりました。みなみさんは想ちゃんに自分の気持ちとは違うことを言って、それが想ちゃんのシアワセだと勘違いしています。それに、みなみさんのお腹の中に赤ちゃんがいるのもそのときにわかりました。その赤ちゃんもシアワセにしてあげないといけません。赤ちゃんが言っていました。お父さんとお母さんが自分のことで困っているから自分も困っていると言っていました。だから、想ちゃんとみなみさんは結婚してください。そして、おとうさんとおあかあさんになって赤ちゃんを大きくしてください。可哀相にしてはいけません。
想ちゃんが病気で寝ているときに想ちゃんの気持ちも見えてしまいました。ごめんなさい。想ちゃんはみなみさんが大好きでわたしのことも大好きで赤ちゃんのことも大好きでとっても困っていました。それで、よく考えて見るとわたしは一人で、みなみさんと赤ちゃんは二人だから、二人の方を選ばなくてはいけません。
わたしはちっとも平気です。わたしも想ちゃんが大好きだけど、想ちゃんと一緒にいるとシアワセだけど、今はもっと大事なことをしなくてはいけません。それは、心の病気で困っている人を助けることです。想ちゃんのおかげでわたしは新しくなりました。おばあちゃんみたいになって、たくさんの人にシアワセをあげることがわたしの一番のシアワセだとわかったからです。これから、いっぱい勉強してわたしはいい人にならないとそれができないと思うのです。だから、蓮沼先生にいっぱい教えてもらわないとだめです。 それなのに最初に大好きな想ちゃんにシアワセになってもらわないとクミが困ります。想ちゃんとお話すると想ちゃんもクミも悩んでしまいます。だから、今日は黙って出て行きます。ごめんなさい。
想ちゃんに会えて本当に良かったとクミは思っています。だって、想ちゃんがいたからわたしもシアワセになる方法を見つけることができました。電車に乗れるようになったのも想ちゃんのおかげだし、蓮沼先生に会えたのも想ちゃんがいたからです。たくさんの人にシアワセをあげることができるのも想ちゃんと会えたからです。今まで本当にありがとうございました。想ちゃんと一緒に入るお風呂も楽しかったし、一緒に寝てもらって本当に気持ちよかったことは忘れません。あっ!でも、いつか赤ちゃんを見せてね。もう一度赤ちゃんとお話してみたいから。赤ちゃんにシアワセですかと聞くからね。えへへ。だから、想ちゃんはがんばって下さい。
では、さようなら
クミ

