「神戸ニニンガ日誌」(第3,308号)
○学校にあった二宮金次郎像が続々と撤去されている。尊徳君は柴を背負い本を読んでいる。何を読んでいるのかというと、曾子が書いた『大学』を読んでいる。『大学』は縦書きなのでニノミヤさんのマナコは、上下に動いていた筈だ。尊徳さんの教えは報徳教育として報徳学園などで実践されている。
○昭和時代、私はリュックを背負い、本を読んで歩いていた。そのような人はあまり居なかった。「ラジオ深夜便」で津野海太郎氏は、夜道にヘッドライトを付けて読んでいた。流石に猛者だ。
○そういう人は好事家や趣味人と言われ、ややもすれば茶人や変人とも言われかねない。海太郎氏は側溝に落ちた。
○昨今はどうだ。猫も杓子も犬もお玉も「ながらスマホ歩き」じゃないか。金次郎像は撤去されたが、ながら歩きが多数になって市民権を得る。市民ケーン。
○ニノミヤさんの読んでいる本はスマホのように光らない。仕方がないので、ニノミヤさんはニノミヤムセンでヘッドライトを買いました、とさ。嗚呼、何だこんなオチかよ、屈ッ。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。