半世紀経ってしまって思うこと@たくさんあるが後の祭りか | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,221号)
 

○小学校のときに、同級生にMさんという女子がいた。Mさんは細く、白く、華奢だったが運動はできたと思う。そして、ウイッグを着け、メガネをかけていた。

 

○何かの症状か副作用で髪や眉がなく、そのようにして登校していた。昭和40年代、今あるような自然な気の効いたウイッグではなく、丸わかりの人工的なものだった。

 

○彼女は気丈だった。他の女子に混ざって普通に過ごしていたし、よく男子に文句も付けていた。

 

○覚えていないだけかもしれないが、私は、Mさんとまともに喋ったことはあまりないように思う。接し方がわからず、結果的に無視するような態度をとることが多かったように思う。

 

○小学校は2クラスしかなく、どうあがいても同じクラスか隣のクラスになる。顔を合わせない日はない。しかし、私はたぶん6年間そのような態度をとった。

 

○先生からも何の説明もなかったし、たとい説明があったとしても結果は同じだったと思う。

 

半世紀以上経った今、そんな事を云っても仕方ないが、もし今後出会うことがあったら一言謝りたい

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。