「神戸ニニンガ日誌」(第3,194号)
○映画「ミッシング」。朝日新聞に石原さとみが「私の人生を変えました」とあり、足を運んだ。6歳の娘が突然いなくなった。母親はどうするのか。どうなるのか。
○探し方等について夫(青木崇高)と喧嘩になる。娘の失踪時に推しのライブに行っていたことがSNSで批判となる。テレビ局の記者(中村倫也)に現状を訴え、疲弊していく。
○弟で娘の叔父(森優作)が当日一緒に居たことと、その日のアリバイが不明である点などから、世間から犯人扱いされる。状況証拠だけでの決めつけはいけない。
○貫井徳郎『天使の屍』では、亡くなった中学生の父親が必死でその死因を探る。居なくなったと亡くなったの違いはあるが、親としての心理は同じであろう。
○この映画は2017年に石原さとみが吉田恵輔監督に「私を変えて欲しい」と「直談判」して出来た作品だ。母は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中に縋り続ける。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。