喜劇みて泣いて笑ってまた泣いて@そういうことも人間に要る | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

「神戸ニニンガ日誌」(第3,193号)

○松竹座「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」公演をみた。演目は「幸助餅」「村は祭りで大騒ぎ」。「幸助餅」は落語や講談にもあるが、松竹新喜劇の曾我廼家五郎が作った演目である。

 

○私は親に連れられて道頓堀の中座で「松竹新喜劇」を観た。思えば藤山寛美全盛時か。「泣き笑い」とはよく言ったもので、そこには大阪の上品な泣き笑いがあった。

 

○120年公演では、寛美の孫で藤山直美の甥の藤山扇治郎が「幸助餅」で、関取・雷(いかづち)のタニマチで身上を潰す幸助を演じる。扇治郎はこれまで何度か見ているが、不惑に近づきより寛美の名残を感じる。

 

○「村は祭りで大騒ぎ」には川中美幸がゲスト出演した。先月の「探偵ナイトスクープ」には顧問で出たが、吹田出身で、大阪人ならではの存在感が舞台にフィットしている。正月公演に出ていた久本雅美も大阪出身であるが、私には少しバタ臭く、松竹新喜劇には似合っていなかった。

 

○その他、大阪出身の黒木華堀ちえみなどは「松竹新喜劇」に合う、ような気がする。

ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。