「神戸ニニンガ日誌」(第3,165号)
○「2024年問題」に関し元ドライバーの橋本愛喜さんがラジオに出た。低賃金と長時間労働をセットで解決しなければいけないが、長時間の是正だけに焦点が当てられている。
○短時間では低賃金が更に下がる。副業の多くは運転代行で、労働環境改善の筈が、更なる長時間労働になる。事故のリスクも高まる。
○ドライバーの多くは頑張るほど稼げる時代に入った人達だ。そういう人は長時間を嫌がらないよね、という概念もある。多重下請構造があり、最多は7次まであるという。赤字だが、次の仕事を貰うために運ぶ。
○翌日に届くなどに関する世間の理解と許容も要る。荷主は消費者を見ていて、業界は荷主至上主義になっている。荷主の許容度も上げてほしい、と。
○宅配は総輸送量の7%で、多くは企業間輸送だ。2024年問題は「物が運べなくなる問題」ではなく「物が作れなくなる問題」であるという。
○書籍『橋本愛喜のやさぐれトラックドライバーの一本道迷路 現場知らずのルールに振り回され今日も荷物を運びます』を読みたい。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。