前回激安!!100円 ジャケット その2 J.Press 紺ブレザー ジャケットでJ.Pressのブレザーを紹介しましたが、古着屋さんで出物を見つけたので紹介します。

またもやJ.Pressの段返り紺ブレザーになります。
紺ブレザーって何着あっても飽きること無い万能ジャケットですww
とは言え前回の紺ブレザーはサージ生地の春夏用の紺ブレザーなので、今回のはフランネル生地の厚手なので、秋冬用の紺ブレザーになります。
今更説明不要の、J.Pressの紺ブレザーは、アイビールックの定番でもありますし、世代に問わず、誰でも合わせることが出来る万能ジャケットです。
12月に入ってまさか手に入れられるとは思って無かったです。
店の品揃えは当たり前ですが、大半はコートや厚手の防寒ジャケット、スウェットパーカー等ばかりですから。
しかし、このところ偶然が重なるもので、言い掘り出し物に恵まれる機会が多いのは嬉しい限りです。
ただそんな紺ブレザーですが、前回は奇跡的に100円で入手出来ましたが、今回は普通の古着屋さんなので、サプライズは無く、それでも880円でした。十分安いと思います。
普通にスウェットパーカーが1000円で売られてますからねwww。

いわゆる「アイビー調」で言うところのフックベント仕立てですね。
赤いラインが見えますが、そうなんです、
これは80年代頃の通称赤ラベルのブレザーなんです。

ちなみに、このタグが青だったり黒に文字で「AUTHENTIC」と加わったモデル、「NEW ENGLANG MODEL」などもありますが、若干ボタンの刻印が違ったり裏地のパイピング処理が違う程度で、基本である段返り3つボタンのフックベントの仕様は同じです。

裏側は背抜き仕立てになります。
一見寒そうにも見えますが、生地が厚手なので、そこまで風を通すこともありませんし、それにレイアリングとして、シャツの上にセーターやベスト着たり、厚手のセーター、今ならダウンベストなんかもいいと思います。関東地方なんで極端な寒さで無い限り、この紺ブレザーなら問題ないと思います。公共施設入れば、コート類着てると暑いぐらいです。

因みにこの紺ブレザーのボタンは紋章のような感じです。
素材はウール90%のナイロン10%の配合で、厚手のフランネル生地になります。ですから耐久性の高い頑丈な真鍮のボタンが使われています。
製造元はオンワード樫山以前の「樫山株式会社」で日本製です。
何気に日本製が嬉しいですね。
昨今の中国製と違い日本製は徐々に珍しい時代になりつつありますし、日本製の響きも去ることながら、縫製から形になるまでの安心感があります。
と、ここまでは良かったんですが、ここで落とし穴がありました。
紺ブレザーが流行した時代で紺ブレザーと言えばこのJ.Pressかブルックス・ブラザーズが選ばれるとなりますが、それこそ猫も杓子も皆ブレザーを羽織ったと考えると、もう察しが付くと思います。

ガーン!!!
そうなんです、宿命と言いますか?ネーム入りだったんですwww
まあ、ジャケットを間違って持って行かれない為とか?
一生着続ける?添い遂げる?的な意味合いで、この時代に限った話じゃ有りませんが、ジャケット等の洋服にネーム入れる人居るんですよね・・・。
でも結果的にこうして手放してるんですから、なんとも寂しい気がしますし、そんな心意気無いなら初めからネーム入れるな!!って感じします・・・。と言うのは、こういう紺ブレザーとかツイードジャケットはそれこそ親子3代に渡って継承されても大丈夫なぐらいしっかりした生地で作られてるので、リメイクしたり補修したりして長く使われてもおかしくないジャケットの類なんですね。
なので個人の名前入れてしますとその人しか着れないし、
気分的にあまり宜しく無いと個人的に思います。
とは言え、ネーム入り以外での、特段のダメージなく綺麗で何も問題無いので購入し、流石にこのままでは着れないので、早速家に帰ってネーム外しを行いました。
方法に付いては他のサイト等で参考にされた方が無難と言いますか?一歩間違えたらナイロンの裏地も傷つける事になるので、基本はリフォーム屋さんでネーム外しを依頼されるのが無難です。
普通に手間暇、時間も掛かりますからね。
作業前に用意するものは、
ネーム外しの「リッパー」と外した糸を抜き取る「毛抜き」ですね。
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手順としては表地からネーム刺繍の糸の中央に対して、リッパーを挿し込み糸を切った後、ボケてますが、裏側から丁寧にネーム刺繍の糸を突きながら穿り返すイメージで慎重に糸を解いては、毛抜きでつまみ取りの繰り返しになります。
重要は部分でリッパーの先端を上手くネーム刺繍部分に引っ掛けることが大事です。力加減で下手したら裏地にリッパーを貫通させてそのまま切ってしまう恐れも有るので、根気と集中力が必要なので
時間が掛かる作業なので、私は音楽掛けながら作業しました。

実は以前から、古着屋さん等で商品を買う際に、稀にネーム入りに当たるケースがあって、各種サイトを見ながら見様見真似でネーム外しを行ってきましたので、多少のコツは掴んでるつもりです。
この時のネーム外しは黄色の糸と白の糸(補強用?)が使われて居たようで、大変?珍しい仕様でした。通常はネーム刺繍の糸だけですからね。

これは終了直後で、どうしても跡は残ります。
ですから気になる方は、似た生地のあて布で、ネーム跡に覆い隠す感じで縫われるかで完全に隠すしか無いと思います。

これは外した刺繍の糸カスです。
作業時間は賞味一時間は掛かる作業ですwww
とにかくチマチマ時間も掛かれば多少のさじ加減も必要なので、
不器用な人は手を付けないでくださいwww

最後にジャケットのシワ取りを兼ねてスチームアイロンでプレス刷る傍らで、ネームを外した部分にアイロンスチーム(強)の状態して、若干アイロンを浮かした形で、数秒蒸気を当てて繊維自体を馴染ませて終了です。
最後のスチームアイロン当てを行わないと、感覚的にガサつきは残る感じなので、ネーム跡の生地を馴染ませる意味合いでネーム外した部分にはスチームアイロンの蒸気を当てたほうがベストだと思います。

遠目からですが目を凝らして見ない限りは目立たないと思います。
恐らく35年前のジャケットになると思いますが、
ネーム入りだったとは言え、掘り出し物に巡り会えました。