食事にはおしゃれな感覚も必要です。
だから、パン屋さんやイタリアンレストランが人気です。
それはそれで良いことだと思います。
でもそれだけで健康を守れますか?
パンやパスタの問題点
パンやパスタは小麦粉で作られています。
小麦粉は水分が少ないので、パサつきがちです。
それで脂っこいもの(バター・ハム・卵など)や
甘いもの(ジャムやクリームなど)と一緒にした方が
おいしく食べられます。
そんなわけで、高カロリー・高タンパク・
高脂肪の食事になってしまいます。
戦後、生活習慣病が増えたのも、
これが大きく影響しているようです。
ごはんの特長
ごはんは水分が多いのが特長です。
野菜・魚・肉などどんなおかずにも合います。
しかもあまり手を加えない素材に近いものを
おかずにすることができます。
ごはんは1000年以上、日本人が食べ続けてきた
歴史があります。
昔の和食は、米や雑穀が大部分で、
おかずは1~3品でした。
それでも60㎏の米俵を軽く持ち上げるほどの
体力がありました。
また、米はアミノ酸バランスが良く、強靭な筋肉を作ります。
さらに、
疲労物質の働きを持つビタミンB1
老化を防止するビタミンE
を多く含んでいます。
このようにごはんは、
非常に栄養バランスの良い食品なのです。
米離れが叫ばれています。
その原因は簡単です。
米がおいしくないからです。
現在ほとんどの米は、農薬や化学肥料を
たっぷり使って栽培されています。
しかも、手間ひまがかかっていません。
作っている人の情熱が伝わらなければ、
消費者の気持ちが遠ざかってしまっても
当然ではないでしょうか?
ことぶき米は、安心安全を考えて栽培されています。
作る人の熱意が伝わってきます。
というわけで、今週の後半では、
今年のことぶき米がどんな栽培をして、
どんなお米になったのかをレポートします。