彼がアメリカに来た目的は、
勉強をすることではなく、永住権を得る事!
そんなことは付き合って長いことたってから分かった!
そもそもマクロビの勉強でアメリカに来た私は、
永住権?それ何?としばらくは理解できずにいた。
いつでも帰れる平和な国がある私には
常に不安定で、なにが起こるかわからない
祖国を持つ人の気持ちなどわかるはずもない。
しかしそんな背景は飛び越えて、
私たちは仲良くなった。
そして私のサンフランシスコでの第3章が始まることになった。
彼の祖国だったパキスタンは複雑な国だ!
そのころは詳しく調べてみようともしなかったのだから、
私も相当いい加減な人だったのだ。
イギリスの植民地であったインドが独立の際、
3つの国になったのだ!
イスラム教徒地域がパキスタンとして独立、
ヒンドゥー教徒地域がインド、
そしてもう一つ最初パキスタンに組み込まれた
東パキスタンがバングラデシュとして分離独立した。
そしてその後、政局はずっと不安定、
彼がアメリカにいた1977年にはクーデターが起こっている。
そして今、現在も変わらない混迷を続けている。
国家財政も厳しくIMFの支援が不可避な状況!
調べた資料にはパキスタンが『暗黒政治』から
脱却するのは難しいと書いている。
今更ではあるが、
そういう事情だったのかと思う!