人は少なからずなにかに依存して
生きている人が大半だと思います
そんな私も文章を書くことや
深く思考することに依存しています
「依存」とはそれがなくては
生きていけない状態であって
自分の意思ではやめられなくなると
「依存症」という診断をされます
「依存」そのものは
必ずしもすべてが悪いというものではなく
たとえば夢や目標に向かって
仲間と一緒に互いを尊重しながら
支え合って助け合い
程よい距離感での良い依存もあります
夢や目標があるからこそ
成長し合えて自立へとつながること
そんな「良い依存」もあれば
人や行為や物へと常にしがみついたり
支配や束縛しようとする「悪い依存」
も現代社会ではかなり増えています
たとえば人間関係では
基本的には対等であるのが
健康な状態であるとしたら
「悪い依存」では上下関係を
無意識に作り支配しようとしたり
自分より能力のある者に心酔して
しがみつき悦に浸ったりもします
またゲームやギャンブル
買い物や仕事などに没頭することで
緊張を和らげたりテンション上げたり
その行為をすることで安心を得たり
その行為を後悔して我慢して
またストレスが溜まり行為を求める
そんな行為の連鎖を断ち切れないで
生活に支障するほどに没頭する
「悪い依存」などもあります
それを自分自身の意思でやめたり
コントロールができなくなって
生活や心身に支障が出てくると
専門的な医療機関に行って
「依存症」と診断され
治療を施さなければ命に関わる
そんな場合も最終的にはあります
「依存症」と「依存」は
つながってはいますが別物だと
私は思っています
「依存症」は放っておくと
本人だけでなく周囲にも影響が出て
体を壊したり精神崩壊を招いたり
家族崩壊や信用崩御や犯罪など
すべてを失いかねません
「依存」は使い方によっては
お互いを成長させたり
支え合ったり助け合ったり
良い方向に作用させれば
人生を豊かにしてくれることも
ある可能性を秘めています
大切なのは「気付く」こと
「あ、これは依存してるな」
と自覚したうえで止めるのか
距離を取るのか続けるのかを
ちゃんと「気付く」ことです
そこで気付いて制御できなければ
それは「依存症」の可能性があります
気付かないままでいると
やがて顕在化して自分や周りを壊し始めます
それに気付けた人は「依存」を
運動や趣味や休息や認知行動療法など
前向きな見方や受け止め方を修正し
「良い依存」へと転化することができます
そして「依存」に気付かない人々は
自分自身に焦点があたっていないため
自分の価値を周囲の期待に応えようと
自分を気持ちよくしてくれる相手への
「共依存」へと陥りやすいのではないか
…と私は考えているのです
無意識で気付かないことは怖いですね
自分が高尚な人間だと思ってるうちは
きっとまだまだ未熟なのだと
まだまだまだまだ未熟な私はもの想います
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202011212000初稿 もの想い
あとがき
「共依存」については
また後日の「もの想い」にて
綴りたいと思います
私も認知行動療法を取り入れて
うつ病の根本的な原因を探って
少しずつ自分との付き合い方を
学んでいます
基本的にはHSP気質と
愛着障害(未診断)からくる
不安症と認知の歪みあたり
がうつ病の原因ではないかと
いまは思って調べています
うつ病は寛解といって
完全には治らないけど
症状が治まって穏やかな状態
に持っていくことが重要です
そのために認知行動療法にて
ネガティブに考えるクセを
フラットに受け止められるよう
な思考癖に変えていきます
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