心の距離感 | 『もの想い』macoto

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ありがとうの気持ちを伝えるとき

状況や立場によって言葉は変わります

 

また同じ言葉でも発する人や状況で

その感じ方は変わることがあります

 

人の感じ方というのは様々です

 

同じ言葉でも言葉通りに捉える人

まったく逆の意味に捉える人

心を大きく動かされる人もいれば

なにも感じない人もいます

 

伝える側は私の解釈として

受ける側はあなたの解釈として

その感じ方は十人十色

どう感じるかはあなたの自由です

 

そのうえでどう感じたかを

あなたがどう伝えるかは

今度はあなたの責任となります

 

そこで重要になってくるのは

客観的な視点と心の距離感です

 

たとえば公式な場では

かしこまって「感謝致します」と

逆に親しい人との関係性では

フランクに「ありがとう」と

伝えることでしょう

 

いつも皮肉を言っている人なら

「私には似合わないんじゃない?」

など周りには失礼と思える言葉も

気心知れている相手には

また皮肉言ってるけど喜んでる

…とちゃんと伝わっていることも

あると思います

 

それはお互いの心の距離が近く

特定の相手だから許されるのであって

大切なのはお互いの感じ方です

 

あなたが発した言葉は

矢にもなり薬にもなります

誰かに発した言葉も

あなたへの言葉となり

やまびことなり

いずれ戻ってくるでしょう

 

感じ方は人それぞれ

受け取り方も人それぞれ

 

それでも言葉は

凶器にも薬にもなることを

しっかり自覚しましょう

 

自分への言葉として

相手にも伝えていきたい

と私は思います

 

言葉は言霊になります

 

あなたの言葉で亡くなる人も

生きる希望を持てる人もいます

 

良い言葉は

笑顔を連れてきます

悪い言葉は

逃げても追いかけてきます

 

心の距離感を大切に

 

 

 

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202005241900エッセイ『もの想い』


今はコロナ禍で大変ですが

心のソーシャルディスタンスも

とる所はとりましょうね^^;

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ネットで注意したい5つのこと

 

ときには離れて

ときには寄り添って

心はどこにいても自由です

 

だからこそ自分の心も

大切にしましょう

 

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