SHOKO'S NIGHTふたたび@灯花 | ときどき土耕

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月3,4回のお世話で育てる野菜と、食べ物やお酒いろいろ

7月15日。燗酒キャンプからいったん帰宅して、寝不足解消のため2時間ほど仮眠して、家族と一緒に昼ごはんを食べて、また仮眠して。

 

 

午後4時から枚方市駅の灯花にて開催される、きき酒師しょうこさんの女将営業に参加するため、午後3時前に自宅を出ました。

 

去年も楽しい酒席となりましたが、今年は14日と15日の2days。さらに8月も4日5日と2daysの開催とのこと。

私は8月4日5日は関東遠征の予定なので、この日だけしかありません。燗酒キャンプの後でも、多少寝不足でも、飲みに行きます!

 

 

午後4時前にお店に入ると、すでに席が埋まっていました。

始めましての方、よくお会いする方、お久しぶりの方など、女性率高めの店内は、しょうこさんの笑い声が高らかに響いて楽しい空間に。

 

去年はおまかせ料理がボリュームありすぎと意見したので、今年はやや控えめバージョンもありました。

昼ごはんを食べてまだ3時間後なので、かるめでお願いします。

 

 

お通し代わりのスープ。ニンジンと、しょうこさんらしく麹たっぷりの優しい甘さが、暑さに疲れ気味の身体に沁みます。

 

 

燗酒を頼むと、まずは遊穂でどう?と聞かれたので、遊穂(石川)で。

テーブル向かいの方々は冷酒だったので先に飲んでいただき、私は少し遅れて乾杯しました。

 

 

1品目は、野菜のアテちょい盛りセット。

とうもろこしの天ぷらのサクサク感が嬉しい。

しっかり味のある豆腐は、出汁ジュレと薬味とオクラとともに。

トマトに添えてあるのは、バジル麹!

麹調味料のバリエーションが、会うたびに増えているのに驚きます。

 

 

2杯目のお酒は、テーブルのみんなで勝駒(富山)をいただきました。

20年以上、変わらない甘味と旨味と酸味のバランス。

冷酒で美味しいお酒です。

 

 

2品目は、鯛の昆布〆。

山椒麹が添えられていますが、これが良い仕事をしてくれます。

昆布の旨味をたっぷり吸った鯛の切身は、そのままいただくだけでお酒がどんどん消えてしまう不思議。

 

 

3品目は、鶏つくね。根菜類がたっぷり入ってシャキシャキした歯ごたえと、鶏肉の弾力ある食感と強い旨味。

これには、しっかりしたボディの燗酒が欲しくなります。

 

 

しょうこさんチョイスは、三光正宗(岡山)蛇形 山廃純米無濾過原酒。

熱燗にしていただきました。そのままでも、1割加水しても美味しい。

 

 

おばんざいかるめが終わったので、次の料理を。

絶対食べようと思っていた、ジャガイモのガレットとアスパラグリル。

ローズマリー麹マヨネーズ(自家製)添え・・・はい、うちの畑のローズマリーを使ってもらってます。

ローズマリーの香りのマヨネーズ、初体験でした。これをちびちび舐めるだけでもお酒が飲めます。

 

 

次は灯花の大将が骨切りした鱧の天ぷらを2貫頼みます。

揚げたて提供のため少し時間がかかるから、と出してくれた万願寺。

甘くて美味しい。

 

 

るみ子の酒(三重)純米吟醸無濾過生原酒 7年熟成はもちろん熱々燗で!

これもアルコール度数高めなので、2割加水でも美味しく飲めました。

 

 

そして、待ってました! 鱧天が到着です。

職人芸の骨切りされた鱧は、噛むとふわふわ食感。市販の鱧天とは雲泥の差です。

揚げたてなので衣だけサクッっとしていて、ふわっとして、口中でとろける旨味。2貫頼んで正解でした。

 

 

午後7時までに帰るつもりだったので、ここからはゆったりチビチビ飲みます。

おまかせ燗酒は、白老(愛知)辛口特別純米酒。後半でゆるゆる飲むにはちょうど良い濃さの味です。

 

 

ビーツのマリネも気になっていたのでいただきます。

 

 

スパイシーきんぴらは、ほぼカレー味。

合わせるつもりで〆に悦凱陣(香川)も熱燗でお願いしましたが、写真の撮り忘れ・・・。

そのまま熱燗でスパイシーきんぴらと高相性。

2割加水でスイスイ飲める燗酒になりました。

 

あっという間に午後7時となり、お先にお勘定してもらいます。

次は7月28日の日本酒ワゴン(西宮なっぱ)でお会いしましょう!

そして9月末には、今年もまたやりますよ~燗酒の会!