第15回真夏の燗酒キャンプ初日 | ときどき土耕

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月3,4回のお世話で育てる野菜と、食べ物やお酒いろいろ

7月14日。午後2時過ぎに家を出て、地下鉄~JR東西線と乗り継いで、四条畷駅へ3時20分に到着。

3時半過ぎに改札前で4人集まって、駅前に偶然いたタクシーに乗って会場のキャンプ場へ移動します。

 

去年と違って今年はすぐタクシーに乗れたので、集合時間よりかなり早く着きました。

午後4時になって受付も終わり、大量の荷物(お酒と食材と水と様々な調理道具類)を手分けして所定の位置まで運び、寝泊まりするロッジの鍵を開けて私物を置きます。

 

 

久しぶりに泊まりで参加となった今年の燗酒キャンプ、満を持してスタートです!

乾杯は、真夏なので生酛のどぶのソーダ割り。グッと飲み干して、アテの準備に取り掛かります。

 

 

お酒は、この時点でまだ到着されてなかった三原の酒屋さんの分以外12本を並べています。一番右は醤油ですけど。

 

 

日が暮れてから三原の酒屋さんが到着して、今年も参加人数より多い酒瓶からお酒を注ぎ、次々とお燗がつけられていきます。

 

 

キャンプ場なので、かまどに薪をくべて燃やします。

今年もキッチリかまど係、任せてもらいます!

 

 

火が安定してきたら、網をかけて肉塊を炙ります。

畑のローズマリーもたっぷり使ってもらって、焼きが入りました。

 

 

かまどの火を見つつ、調理場でも野菜を切ったりして手を動かし続けていると、お燗ブースから燗酒の差し入れが届きます。

 

 

お燗ブースの隣では、今年初のお好み焼きが次々と焼かれています。

(キャベツ半分刻みました!)

 

 

調理場にも差し入れされて、包丁を握る手を止めていただきます。

 

 

魚捌きブースでは、三重の酒友が腕を振るって刺身を量産中。

 

 

なめろうは、畑のネギ(私が大量に刻みました!)や茗荷と、私が持参した自家製塩麹を混ぜて、巽醤油で味を調整。

皆さんからお褒めの言葉をいただいた、絶品のなめろうになりました。

 

 

午後に家で焼いて持参した焼きたてパンをスライスして提供したり。

 

 

ポンデケージョの生地をこねてとの依頼に、いつものテキトー分量でしっかりこねて、バーベキューコンロでホイル包み焼きにしてもらい。

 

 

想像以上に上出来のポンデケージョとなって、大喜びで何個も食べてしまいました。

 

 

和歌山の酒友特製、鯛とあさりのアクアパッツァにも、畑のローズマリーが数本使われて、香りを添えています。

 

ひと通り調理仕事をこなして、いよいよかまど担当の大仕事、はんごうでご飯を炊きます。

火加減の調整をしつつ、蓋から湯気が出てきたら火を弱めて蒸らして、ほんの少し焦げる程度の仕上がりを目指します。

30分以上過ぎて、香ばしい匂いになったので、かまどから外して蓋を開けてみると・・・。

 

 

ほんのりおこげのごはんが炊けました!

食べてみると、甘くて美味しい。3個のはんごうとも程良い炊け具合で、飯炊き係を完遂できました。

炊きたてごはんを、かなり飲み食べしている酒友たちに運んで食べてもらい、味噌汁と出し汁の大鍋もほぼ仕上げて、かまど係からも離脱。

その後は私も本気モードで飲み始めました。

 

ひとりまたひとりと、ロッジで眠りにつく酒友を見送りつつ、結局日付が変わるまで外で食べて飲んで、よく働いた自分をほめつつ寝床へ。

事前に用意していた寝床が他の酒友に占領されていたり、すでに熟睡している酒友数人のいびきや寝言が凄すぎて、結局2時間ほどしか熟睡できなかったアクシデントも、泊まれたからこそと楽しみつつ、夜が明けるまでうとうとしていました。