せと果3周年お祝いパーティー@旧グッゲンハイム邸 | ときどき土耕

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月3,4回のお世話で育てる野菜と、食べ物やお酒いろいろ

6月16日。仕事休みの日曜日は、午前中ゆったり準備をして、10時過ぎに外出。片道1時間半は確実にかかる目的地へと向かいます。

 

 

大阪駅で阪急に乗り換え、三宮へ。三宮でJRに乗り換えて、海水浴場のある須磨のさらにひとつ西の駅、塩屋に到着したのは、12時前。

線路沿いに少し歩くと、山陽電鉄の踏切があるので、そこを渡って階段を昇ったら、目的地でした。

 

 

 

この日は、神戸元町にあるせと果さんの3周年記念パーティーで貸し切りでした。

数日前まで雨の予報だったのが嘘のように、快晴で汗ばむ暑さ。

でも線路のすぐ向こうは海なので、海風が心地良い場所です。

 

 

12時10分前に着いて、受付が始まるのを日陰で待ちます。

建物の中では、今回参加された大人数のスタッフが、もう打ち上げ?と思うほどのテンションで開始前の打ち合わせをしていました。

 

 

12時過ぎて受付が始まり、事前に予約をしていたので1500円と、杯代1000円(デポジット制)を支払って、杯片手に庭と建物内をウロウロ。

 

 

庭のテーブルに並ぶ、梅津の生酛(鳥取)のにごり酒、笊。

ソーダ割りにして飲む笊ソーダ800円を販売しているのは、梅津酒造の前社長(会長?)。私が初めて3ヶ月弱冬場の蔵仕事をさせてもらった、大変お世話になった蔵元と、久しぶりの嬉しい再会でした!

もちろん、最初の1杯は笊ソーダで乾杯しました。

すぐ近くには、玉櫻(島根)の蔵元杜氏、尚平さんの姿も。こちらも久しぶりの再会!

そして庭の隅にスイカがゴロゴロしている場所には、久米桜(鳥取)の三輪杜氏が、黙々とスイカを切っては3~4切れずつトレーに入れて、500円の激安価格で販売していました。

ちょっとシュールな光景でしたが、朝採れの新鮮すぎるスイカは、それだけでごちそうです。

 

 

お燗コーナーもあり、スタートダッシュのためか一升瓶ごと湯煎で温められています。

1杯60mlなんてすぐに消えてしまうので、1合徳利でも提供してもらえるのが嬉しい。

玉櫻の生酛純米にごりの熱燗を、徳利1本1500円で購入して、とりあえず空腹を満たすためにフードコーナーへ。

 

 

建物の中でおばんざいプレート1500円を、ご両親とともに提供していた奈良の新奈さんから、1皿お買い上げ。

 

 

お店でいただくおばんざいコースがいっぺんに味わえる、思った以上にボリューミーかつ多彩な料理です。

左端のポテトサラダには、先日お店に伺った時におすそ分けした畑のじゃがいも(キタアカリ)を使ってもらっているなんて、嬉しすぎます。

 

 

鶏団子や魚のつみれ、鶏肉巻きに鹿肉巻きなど、動物性たんぱく質も多数。山菜やずいき、根菜類たっぷりな煮物も美味しすぎました。

 

 

玉櫻の尚平さんが、スイカを一切れ分けてくれたので、贅沢なチェイサーとして美味しくいただきました。

畑で採れたてのスイカの美味しさは知っているつもりですが、このスイカは予想以上に果汁たっぷりで甘くて、本当に美味しかった!

 

 

おばんざいプレートとスイカを完食して、次はタコスをいただきます。

数年前まで、大阪の燗の美穂のスタッフをされていたカナちゃん特製タコス。

実は去年の10月に、自宅と勤め先の間にある神社でマルシェがあった時、境内でタコスを焼いていた時以来の再会でしたが、その時はタコスが売り切れだったので、やっとカナちゃんのタコスが食べられて感激!

これは笊ソーダと絶対に合うと思って、笊ソーダ2杯目を飲みました。

 

 

おなかいっぱいになったので、しばらく飲み食べを休憩しようと、建物の2階へ上がりました。

物販コーナーもいくつかありますが、浴衣レンタルのお店もあって、着付けと下駄込みで1000円。

これは値ごろ感があると思い、お願いしました。

たまたま持参していた「かまわぬ」柄のタオルを首にかけて、着付けをしてくれた女性に写真を撮ってもらいました。

14時~16時過ぎまでの2時間、浴衣姿でうろうろしつつ、顔見知りの方々や初対面の方々とたっぷりお話して楽しみました。

 

 

建物内1階に焼き菓子を販売されている方のお菓子に見覚えがあったので、記憶をたどると・・・中崎町の長屋でせと果さんがハーブやスパイスの燗酒を提供していた時に一緒だったお店の方でした。

ダークチェリーのチョコタルト1個600円を買って、浴衣姿のまま庭で美味しくいただきました。

 

 

17時までのラスト1時間、浴衣からもとの服に着替えて、ゆったり燗酒を楽しみます。

お燗番は、新奈のゆりなさんと、japoのアキさん。

ゆりなさんから日置桜(鳥取)本懐の盃の熱燗を味わい、アキさんから月の井(茨城)の夏純米の飛び切り燗を味わいました。

 

16時過ぎからスタッフの方々のテンションが爆上がりして(酔っぱらったから?)、すでに打ち上げ状態に近くなっていたので、タイミングをみてせと果のあきさん、新奈さん、蔵元の皆さんへ挨拶をして離脱。

もと来た道を戻って、1時間半かけて帰宅しました。

家族と晩ごはんを食べて、寝る前に晩酌も少しして、楽しかった休日を終えました。