5月3日。京都から京阪~近鉄経由で、近鉄奈良駅まで移動して、19時に予約していた新奈さんへ。
オープン1年もたたずに、予約が取れにくいお店となった新奈さんですが、Instagramをマメにチェックすると、ふっと予約が取れるタイミングがあります。
今回も連休前にそんなタイミングで席を確保しましたが、いつもと違って3軒目・・・2軒目では料理のボリュームがそんなになかったので、いつも通りおばんざいコースをお願いして、お酒はのんびり味わいます。
日置桜(鳥取)本懐の盃から。もちろんお燗でいただきます。
隣り合わせた、埼玉から来られたご夫婦?とお話してみると、日本酒それも純米燗酒についてかなり詳しいし、特に諏訪泉が好きと言われて、しかも蕨のお店のこともご存知で、一気に盛り上がりました。
去年の夏休みに東北~関東遠征をした時に、ようやく訪問できたお店。7月の燗酒キャンプにはよく来てくれると話すと、燗酒キャンプにも参加したいと言われました。
ちょっとずつ、色々と出されるおばんざいを順番にいただきつつ、話もお酒もすすみます。
埼玉のご夫妻?が先にお店を出られて、次に座られたのが、鳥取市内ご出身らしい親子。耳心地良い鳥取弁を聞いて、つい話しかけてしまいました。
11時半のそば鶴さんから数えて、すでに5合は飲んでいるのですが、6時間以上過ぎて2合は確実に消化・分解できたのでしょうか。
十旭日(島根)鏡草 生酛純米酒 まめ農園雄町 30BY。
しっかり熟成しているので、身体に沁みる癒しのお酒です。
半合ずつ、ゆっくりと味わう燗酒は、身体に負担をかけることなく、食がすすみます。
おばんざいラストは、いかめし。
甘辛くて懐かしい味付けにホッとします。
日置桜 糸白見 25BY。10年以上熟成したお酒の熱燗は、若ささえ感じて、自然の力を与えてくれるような気になります。
追加の料理で、鰻とごぼうの揚げ物。すり身がつなぎになっていて、ふわふわ食感でした。
鰻とごぼうのパワーで、長時間の飲みも乗り切れそうです。
〆のお酒は、お気に入りの扶桑鶴(島根)純米吟醸。
残りわずかでしたが、半合味わえました。
毎回思いますが、ここで出会うお客さんが本当に良い方ばかりで、今回も19時~23時までの4時間、3組の方と初対面ですがたっぷりお話できました。
閉店時間になり、私も終電の時間となったのでお勘定をしてもらい、JR奈良駅まで歩いて終電に乗り、無事に天王寺まで戻りました。
11時半~23時までの11時間半(うち移動時間1時間半)、のんびり3軒はしご酒の長い1日が終わって、帰宅後すぐに布団へ。
翌日4日は、午前中に畑作業の予定ですが、起きれるかな?