家事と介護のお手伝いサービスを低料金(1,200円/時間)で提供しています。

提供エリアは東京都清瀬市周辺、地元密着型です。

 

少子高齢化という厳しい時代に、気軽に利用できる民間のお手伝いサービスを広めていきたい!という思いを込めた料金設定なのですが、それでも、知らない人にお手伝いを頼むことへのハードルは高いんですよね~

だから、いろいろな方法でお手伝いを身近なものに育てていくステップが必要だと感じています。

 

今回は、地元のお手伝いサービスを知ってもらうキッカケになればと、中里団地のみなさんにお手伝いサービスを無料で利用していただける『お試し体験DAY』を企画してみました。

 

さっそく「1日無料でお手伝いサービスを提供しますよ」と呼びかけるチラシを団地の掲示板に貼らせてもらい、事前申し込みができるように「申込み用紙」と「受付BOX」も設置させてもらいました。

 

 

周知期間は当日4/21までの10日間、できれば団地に足を運んで周知したかったのですが、忙しくなってしまって行くことができず、受付BOXの確認は開催日前日になってしまいました。

事前申し込みは1件も無いかも知れないなぁ。。さて、申し込みはあったでしょうか?

 

集会所に伺うと「1枚入っていますよ!」と自治会長さんが声をかけてくれました。会長さんも気にしてくれていたようです。

良かった! 1件だけでも、気持ち的にゼロとは大違いですね。

 

当日朝9時に団地に伺うと、住人の方が10人ずつくらいのグループで掃除をされていました。月に1度の清掃日とのことです。

いくつかのグループにお声掛けして無料サービスのことを紹介していると、「それ、私申し込みましたよ」という方が。事前申し込みを唯一してくださった方とここでお会いできるとは、嬉しい偶然でした。おかげで、同じグループの方ともスムーズにお話をさせてもらえました。

 

清掃が終わって、さっそくお部屋にお伺いすることに。

「地震で棚が倒れないように突っ張り棒を設置したい、自分だと脚立に登るのが怖くて」というご依頼でした。高齢になると高い所の作業は不安ですよね。

 

 

脚立を使わせてもらい、作業は10分かからずに完了。

短時間でわざわざ来てもらうのは申し訳ないという遠慮もあるでしょうし、頼もうと思っても低料金で来てくれる業者さんは少ないだろうと思います。

 

まちともLifeは、こういうちょっとした困り事でも利用してもらえるようなお手伝いサービスを目指しています。なので料金は15分以内なら300円(出張料もなし)です。

少しの無理が怪我などに繋がってしまうこともありますので、今後も気軽にお手伝いサービスを使っていただけたらと思います。

 

さて、午後の「相談ブース」も頑張ってみましょうかねぇ!

 

こんにちは、まちともLifeの青木です。

個人で“家事と介護のお手伝いサービス”を立ち上げて、清瀬の町に気軽に頼めるお手伝いを広げる活動をしています。口コミなどで広めていただき、少しずつ依頼をいただけていますが、地域にお手伝いを広げることの難しさも感じています。

 

そんな折に、4/21(日)に開催される「中里つながりサロン」で相談ブースを出してみませんか?と誘っていただきました(感謝!)。

相談ブースだと、来てくれた人にお手伝いサービスの内容などを紹介するイメージでしょうか。

会って直接話ができることは大きなチャンスだと思いますが、でも、それだけでお手伝いに繋げていけるかというと、なかなか難しいだろうなぁ、という気もします。

知らない人を家に入れることへのハードルはとても高いので、お手伝いを広げることは簡単ではありません。

自分の人となりを知ってもらって、多少なりとも信用していただくこと、お互いに知り合うことが、大切なステップになると思います。

 

せっかく誘ってもらったチャンスなので、できれば、中里団地の方々と知り合える機会にしたいな。

そうだ、お手伝いサービスをお試しで使ってもらうのはどうだろう。もちろん無料で。

 

団地の集会所を訪ねて自治会長さんにご相談したところ、「それはぜひやってみて下さい」と快諾していただきました。

その帰りに、花壇の手入れをされていた住人の方にお声掛けしてお話をさせてもらったのですが、お試し体験のことも興味を持って聞いて下さり、途中でもう一人の方も話に加わってくれました。そしてお二人から「応援しますよ」と嬉しいお言葉! 思い切ってお声掛けしてみてよかったです。

 

 

思いがけず幸先の良いスタート。でも、無料のお試し体験だとしても、誰かを家に入れることへのハードルはまだまだ高いだろうなぁ。。

まずは「お手伝いお試し体験DAY」のチラシを作って、団地各棟の掲示板に貼らせてもらいました。

 

さてさて、初めての試みなので、うまくいくかはまったくわかりません。

申し込みが1件も無かったら悲しいなという不安感も小さくないけれど、そこはダメで元々と思い定めて、やってみるしかないですね!

こんにちは、まちともLifeの青木です。

個人で“家事と介護のお手伝いサービス”を立ち上げて、清瀬の町に気軽に頼めるお手伝いを広げる活動をしています。

 

地域とつながる一歩を踏み出そうと3/21(日)に下宿健幸フェスタに出かけて、そこで生活支援コーディネーターの鈴木さんと知り合うことができました。

その翌日、さっそく鈴木さんから「つながり会議に参加しませんか?」とお誘いをいただいて、3/24(水)に中里団地集会所で開催された会議に出席させていただきました。

 

今回の参加メンバーは、中里団地の自治会長さん、民生委員2名、地域包括支援センターのケアマネさん、ホームケアセンターイワサキさん(叔母の介護の際に福祉用具レンタルでお世話になっていました!思いがけぬ場所で再会)、生活支援コーディネーター2名、私を入れて計8名。

 

自宅2階を開放してくださるという方の情報、町内で孤独死があったこと、介護相談に来る人が若年齢化しているなどの地域情報が交換されました。

ホームケアセンターイワサキさんからは緊急時にQRコードで名前や連絡先が伝わるキーホルダーやGPSで居場所が伝わる見守りサービスなどの紹介がありました。靴とGPSが一体化した製品も開発中とのことで、徘徊してしまう高齢者の早期発見に役立つのではないかと期待できそうですね。

私からも、まちともLifeが目指している気軽なお手伝いサービスを広める活動などについて紹介させていただきました。

 

また、来る4/21(日)に「中里つながりサロン」の開催を予定されていて、映画上映会のほか、地域情報紹介や介護相談のブースも設置するとのこと。ありがたいことに「まちともLifeさんもブースを出しませんか?」と誘っていただきました。

相談ブースなんてやったことがないし、いったい何をすればいいんだろう・・・という戸惑いもあって、後日改めてお返事させていただくことに。

 

思い切って踏み出した一歩から、地域の方々と繋がる機会をいただいて、さらに広げていけそうな予感です! ありがたいことです。

 

せっかくいただいたお誘いなので、自分に何ができるかを考えて、地元のお手伝いサービスを知っていただく”きっかけ”になるようなブースを出せたらと思います。

こんにちは、まちともLifeの青木です。

個人で“家事と介護のお手伝いサービス”を立ち上げて、清瀬の町に気軽に頼めるお手伝いを広げる活動をしています。1月にスタートして以来、口コミなどで広めていただき、少しずつですが、お手伝いの依頼をいただいております。

 

チラシも作っていますが、知らない人を家に入れることへのハードルはとても高いので、配るだけではあまり効果は期待できないだろうなぁと思っています。なので、ポストへの投函はあまりやっていません(プリンターのインク代もかかるので大量に打ち出せないという事情も)。

やはり、口コミや紹介などを通じて実際にお会いして、多少なりとも信用していただいて、初めてお手伝いへと繋がっていくのだと思います。

 

お手伝いを広めていくには、地域と繋がることが必要だろうなと感じつつも、なかなか動き出せずにいたのですが、その第一歩を踏み出してみることに。

3/24(日)に開催された「下宿春の健幸フェスタ」でTOMONiiさんが相談ブースを出されることを知って、情報交換などをさせていただこうとお伺いして来ました。

 

 

TOMONiiさんは中里2丁目で地域密着型通所介護(少人数のデイサービス)をされていて、私が叔母の介護をしていた時に利用してみたいと検討していた所です。

「あのう、こんにちは・・」初めてお声掛けするのは勇気がいりますね。でもそんな私の不安を吹き消してくれるように、気さくに対応していただきました。

聞けばTOMONiiさんもデイサービスの傍ら、生活支援のお手伝いサービスを始められているとのこと。とても嬉しい情報でした。清瀬の町にお手伝いを広めていく活動を『ともに』進めていけたらいいなと思います!

 

隣のブース「たねまきびと清瀬」さんも紹介していただき、その勢いで向いの「旭ヶ丘みんなのサロン」さんにもご挨拶をさせていただきました。

 

他にも挨拶しておきたいけど・・今日はだいぶ勇気を使ってしまったし・・そろそろ帰るかなぁ。。

その時、先ほどご挨拶した旭ヶ丘みんなのサロンの方が「ほらっ、こうやって繋がっていくのよ」と言って、生活支援コーディネーターの鈴木さんを連れてきて私に紹介してくれました(感謝!)。

 

TOMONiiさんとお話するだけでも、と思って来たのですが、図らずも多くの方々と知り合うことができました。おかげで、生活支援コーディネーターの鈴木さんにも「まちともLife」の活動を知っていただき、今後も地域活動の情報などをいただけることになりました。

 

地域の方々と繋がっていけるのは、嬉しいことですね。

なかなか踏み出せなかった第一歩ですが、思い切って踏み出して良かったなと思います!

Yさん(88歳男性)が認知症と診断されたのは9月中旬でした。

要介護1という結果が出たのも、ちょうど同じ頃。

「これでよく一人暮らしが出来ていますね」とお医者さんも驚かれたそうです。

 

親戚の方から「ケアマネの手配などを進めて欲しい」と依頼があり、私が介護保険サービスに繋げるための手配を進めることになりました。

手続きなどの流れは、叔母の介護でひととおり経験済みです。

 

まずはケアマネ探し。

お世話になった看護師さんにおススメの方を紹介してもらって連絡したところ、既に手一杯の人数を担当していて、新規で受けるのは難しいとのことでした。

なんと、ケアマネさんが手一杯とは。介護業界の人手不足はやはり深刻なようです。

ケアマネ探しはなんとか2件目で手配することができたのですが、予想以上に難航したのはYさんへの説明でした。

 

介護サービスを受けること、知らない人の世話になることに、かなりの抵抗があるようです。しかし、Yさんと同居してくれる親戚はいないのです。最低限の介護サービスを受けなければ、一人暮らしを続けることができません。

 

①新しい手押し車をレンタル

今使っているのは古くてサイズも小さいから、新しいのをレンタルしましょう ⇒ いいけど、お金かかるの? ⇒ 介護保険だから月500円くらいで借りられるよ ⇒ それなら、いいね。

 

②玄関などに手すり棒を設置

転ばないように手すりを付けましょう ⇒ いいけど、お金かかるの? ⇒ これも介護保険だから月1000円くらいかな ⇒ それなら、いいね。

 

ここまでは順調だったのですが・・・

 

③デイサービスに通う

週に2-3回デイサービスに通いましょう ⇒ どんなところなの? ⇒ 朝行って、みんなで体操したり、お風呂入ってお昼食べて、夕方に帰ってくる、車で送迎してくれるよ ⇒ いやぁまだいいよ ⇒ 家のお風呂は危なくて入れてないでしょ、お風呂に入りに行くと思えばいいんじゃない ⇒ まぁそうだけど、丸1日潰れちゃうのは困るなぁ、私も忙しいんですよ ⇒ (忙しくないでしょ!という言葉は飲み込んで)毎日じゃなくて週に2-3回だから大丈夫だと思うよ ⇒ いやぁいいよ ⇒ 行ってみて嫌だなと思えばいつでも止められるよ、良いかどうか行ってみないとわからないじゃない ⇒ じゃあそうしようか

 

④ヘルパーさんを頼む

ヘルパーさんに来てもらって食事の準備などをしてもらいましょうよ ⇒ やだよ ⇒ 無理するとまた転んじゃうよ、少しずつ手伝ってもらいませんか ⇒ まだいいよ、自分でやるよ ⇒ でもIさん(お隣の奥さん)には毎日のようにお世話になってるでしょ(この時点でもう自分で出来なくなっていることが多くて、Iさんと私でかなりの部分を支えています。。) ⇒ Iさんは古い付き合いだから、いいんだよ ⇒ (ずいぶんと勝手な理論だなぁ)私もIさんもお手伝いするのはやぶさかではないけれど、毎日続けるのは難しいんだよ、他にも手伝ってくれる人を頼みましょうよ ⇒ 知らない人が家に来るのはちょっとなぁ ⇒ ずっといるわけじゃなくて1時間くらいだよ ⇒ でもなぁ・・・

 

⑤1Fで寝られるベッドをレンタルする

(2Fで寝ていましたが階段が危ないので最近は暫時1Fのソファで寝ています)

このソファだと危ないから、ベッドをレンタルしてここに置きましょう ⇒ いいけど、このソファはどうするの? ⇒ 向かい側に置こうか ⇒ じゃぁこの机は? ⇒ ベッドとソファを置くとさすがに机は置けないから移動させないとね ⇒ それは困っちゃうなぁ ⇒ でもソファだと足も出ちゃうし、机はなくても生活できるけど、ちゃんと寝られないほうが困るでしょ。ベッドを優先させましょう ⇒ いいや机がないと困るよ・・・・

 

③④⑤については、一緒に散歩をしながら同じ会話を何度したことか。それでもあまり進展はありませんでした。何か新しいことを始めようと人に勧めることって、難しいですね。。まぁYさんは特別難しい部類に入るのではないかと思いますが。。

後日親戚の人から聞いたところ、Yさんは若い頃から扱いにくい人だったそうです。

要介護になっても世話をしてくれる親戚がいないのは、そのせいもあるんだろうなぁ。

 

説明に1週間以上かかってしまいましたが、なんとかケアマネさんとの初回打合せに漕ぎ着けました。

私とIさんと親戚の人も同席して、ケアマネさんにひととおりの説明をしてもらったところまでは良かったのですが、では契約書にサインをというところで、「今日はやめておきます」とYさんからまさかの拒否が。。

介護サービスを受けるためには、まずはケアマネさんとの契約が必要なこと、この契約でお金の支払いも生じないこと、などなど、みんなで説明しましたが、ダメでした。

ここまでお膳立てして、やっとスタートを切れると思っていたのに、まさかのドタキャンですかぁ。。

 

後日、知り合いの看護師さんにこの話をしたところ、あっさり「まぁ、あるある、ですよ」と。

介護の仕事ではよくあること、まぁそうなんだろうなぁ。

たいへんな仕事なのに低賃金という介護業界。人手不足になるもの当然のような気がします。

 

さて、Yさんが介護サービスを受けられるように、もう一度仕切り直しをしなければ!