ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -205ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

今回のミステリクイズでも、鋭いコメントが寄せられていました。

ただ、残念ながら解決には至りませんでした。


長崎 さん、財布には何が入っていましたか…

TM管理人 さん、いいところに目をつけました…


例によって解決編を掲載して今日の記事とします。


今回の謎を解くカギは「異様な殺され方」にあります。


「拳銃を口中に向って発射した痕があった」
とありますが、これが自殺でなく他殺となると、

ある疑問が浮かびます…

「衣服などに抵抗した形跡も見られなかった」わけですが、

被害者の男は、なぜ抵抗もせずに、

おとなしく口を開けて拳銃で撃たれたのでしょうか。

それは、まさか拳銃を向けられているとは思いもしなかったからです。


すると、新たな疑問が浮かびます…

被害者の男は、なぜ口を開けていたのでしょうか。

それは、犯人に口を開けているように言われたからです。


しかし、口を開けているように言われたからといって、

おとなしくその指示に従うものでしょうか…

実は、それがごく普通と思われる状況があるのです。


犯人は、歯科医だったのです。

彼は、診察室で被害者の男の歯を治療中、

隠し持っていた拳銃を口中に向けて発射したのです。

歯科医は犯行後、その死体を被害者のマンションに運び、

拳銃を発射して床に弾丸をめり込ませておいてから、

被害者の指紋をつけてから、拳銃を死体のそばに投げだしたのです。


探偵Qが財布の中で見つけたものは何だったのでしょうか。

それは、歯科医の診察券だったというわけです。


おわかりになりましたでしょうか。



「殺害トリックによるミス・ディレクション」

これこそ、ミステリでは王道といえるでしょう。

たとえば、自殺に見せかけた他殺、

事故死に見せかけた他殺、あるいは、他殺に見せかけた自殺など、

さまざまな策を講じて、捜査の目を欺こうとするのです。


さらに、今回は「特殊な職業を利用した殺人」でもありました。

しかし、この種の殺人では、

逆に犯人の特定が容易になってしまうこともあります。

では、名探偵のみなさん。

次回をお楽しみに。


                                     by スグル

ありふれていて恐縮ですが、

私も横溝正史の『八ツ墓村』や

松本清張の『点と線』などを興奮しながら読んだ記憶があります。


昨日のテリーの記事にある、
横溝の「ウソのようなホント」と

清張の「ホントのようなウソ」には共通点があります。

それはどちらにも「ウソ」が介入していることです。


ここ数年、お昼の時間帯に放送されているドラマが人気だそうです。

また、徳川将軍家に関わる女性の争いを描いたドラマ『大奥』が、

高視聴率を獲得し、次々と続編や特別編が制作されています。


いったいなぜでしょうか。


人間のどろどろとした妬み嫉み、

それによって引き起こされる愛憎劇、

ひとの不幸は蜜の味とでもいうような展開…

果たしてこれらが「おもしろい」所以なのでしょうか。

単に暇を持て余した主婦層から

支持を受けているから視聴率がよいのでしょうか。

私はそれだけではないと思います。


これらには非現実的な「わざとらしさ」や錯覚的な「時差」があります。
もし、こういった作品が、

名優たちによる迫真の演技で作られていたら、

複雑な現代社会を背景にして描かれていたとしたら、

おそらく、ただ不快なだけで、とても観られたものではないでしょう。


以前ここで「偽りのリアリティ」のお話をしたことがありますが、

小説や映画として、そのおもしろさを追求するには、

迫真の「虚構」を成立させる必要があるのです。

どこかに事実が含まれていることはありえても、

それが作品の根幹にあってはならないのです。


話は戻って、横溝と清張のこと。

彼らが巧みであったのは、いずれも「ウソ」がうまかったこと。

もちろんそれは、凡人の次元ではなく…

                                     by スグル

どうも。少し間空きました。

皆さん驚かれるかもしれませんがスグルのハナシはホンマです。

マジで誰か第3者がいなければストップがかからない状態でしたよ。

まあ、他人が聞いていたらドン引きされるやろケドね・・・。絶望・・・。

こんどDVDにして配ったろか?「トークライブ」として。

ま、ある意味ネタ合わせということで。


閑話休題

今さらながら松本清張にハマッてしまいました。

ここ何ヶ月かテレビを殆ど見ていないので(仮面ライダーは除く)、

最近頻繁に作品がドラマ化されているコトしか知りませんでしたが、

読みはじめるとナルホド、これが面白いんですよ。


思えば江戸川乱歩で読書の楽しさに触れて以降、

弟子である横溝正史へと走り、同時代人である清張の作品には

とかく「社会派」「リアリズム」などの肩書きのせいか

若いころはいま一つピンと来ませんでしたが、

やはり年齢を重ねて分かることもあるんですね。


しかし、「ウソのようなホント」を基とした横溝作品と

「ホントのようなウソ」である清張の小説。

どちらが偉いのかは私には分かりません。

分かる方はどうかコメントお願いします。

さて、一息ついたところで私は、映画「八つ墓村」における

山崎努が見せた懐中電灯ダッシュのモノマネをしながら

コンビニまで煙草を買いにいってきます。

それではおやすみなさい。


                         テリー