ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -175ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

テレビなどで盛んに宣伝されているゲーム・ソフトの中には、
「脳を鍛える」を謳い文句にしているものがあります。

なんでも、某有名大学教授の監修のもと作成された、

脳年齢を若返らせるためのトレーニングが収録されているそうです。


私は、実物を見たことも手にとったこともありませんが、

実際にやってみると、存外おもしろいものなのでしょう。

ただ、それによって何らかの効果が期待できるとは思いません…


今日は、ひとつ問題を出してみましょう。

みなさんの「頭脳」に挑戦です。



A、B、C、D、Eの5つの袋があります。

それぞれには、金貨が10枚ずつ入っているのですが、

このうちの1つには、すべてにせ物の金貨が入っています。

本物の金貨とにせ物の金貨は、

見た目では区別できませんが、1枚の重さが異なります。


さて、ここに秤がひとつあります。

これを使って、A、B、C、D、Eの袋の中から、

にせ物の金貨が入っている袋を探し出してください。


ただし、秤が使えるのは1回だけです。



老若男女を問わず、必要以上に年齢を気にするひとがいます。

あるいは、よくないことの一切を年齢のせいにするひとがいます。

特に、思考力・判断力・記憶力の低下は、老化によるものとされます。


確かに年齢とともに、脳のはたらきは衰えていきます。

しかし、 それは年をとったせいであるだけではなく、

日ごろの不勉強のせいであることが多いのではないでしょうか。


                                     by スグル

みなさん、「ビックリマン・チョコ」をご存知ですか。


私と同年代の方々にとっては、懐かしい響きではないでしょうか。

少し前のことになりますが、スーパーやコンビニで、

復刻版が売られているのを見て、「ビックリ」しました。


1977年に発売された「ビックリマン・チョコ」は、

ピーナッツ入りチョコレートをウエハースで包んだお菓子で、

おまけとして、1枚のシールが同梱されていました。


シールの種類は、「天使」「悪魔」「お守り」の3枚1組、各12種類で、

2ヶ月ごとにバージョン・チェンジがなされていました。

「悪魔」は、寒色系の地味な色合い、「お守り」は、透明なシール、

「天使」は、金や銀に光っていて、希少価値の高いシールでした。

また、1箱(40個入り)に1~2枚しか入っていない、

さらに貴重な「ヘッド」というキラキラ輝くシールがありました。


スーパーゼウス


この「悪魔VS天使シール」は、社会現象を巻き起こしました。

小学生を中心に大ブームを引き起こし、

最盛期には、毎月の販売数が1300万個にものぼり、

出荷金額は1000億円を超えたといいます。


ところが、これは全シリーズの10代目に当たります。

実は、発売開始当初、おまけとして入っていたのは、

「どっきりシール」や「ウッシッシール」など、

いたずらに使うようなシールで、ほとんど人気は出ませんでした。


たとえば、シールにインクをこぼした跡の絵が描いてあって、
これを床などに貼っておくと、それを知らないひとが、

「なんだ、シールだったのか。ビックリしたじゃないか」

といって、すごく驚いてしまうわけです…


インク


つまり、「ビックリマン」という名前は、そのときの名残なのです。


                                     by スグル

とにかく、どこへ行ってもやかましい。


先日、あまりに空腹だった私は、

たまたま目についた某飲食チェーン店に入ったのですが、

けたたましいBGMが耳に障って仕方がありませんでした。


とにかく、どこへ行ってもやかましい。


飲食店に限らず、スーパーやコンビニ、デパートなど、

容赦なく次々と流される音に何の意味があるのでしょう。

それを拒否する権利など、まったくないがしろなのです。


私たちが生活する社会には、音が溢れています。

一瞬たりとも、本当の静寂などありえません。

いくつも音が重なって、何も聞こえなくなってしまいます。


そんなことを考えていたとき、

ふと、小学生のころに読んだ詩のことを思い出しました。



みみをすます
じゅうねんまえの
むすめの
すすりなきに
みみをすます

みみをすます
ひゃくねんまえの
ひゃくしょうの
しゃっくりに
みみをすます

みみをすます
せんねんまえの
いざりの
いのりに
みみをすます

みみをすます
いちまんねんまえの
あかんぼのあくびに
みみをすます

みみをすます
じゅうまんねんまえの
こじかのなきごえに
ひゃくまんねんまえの
しだのそよぎに
せんまんねんまえの
なだれに
いちおくねんまえの
ほしのささやきに
いっちょうねんまえの
うちゅうのとどろきに
みみをすます

みみをすます
みちばたの
いしころに
みみをすます
かすかにうなる
コンピューターに
みみをすます
くちごもる
となりのひとに
みみをすます
どこかでギターのつまびき
どこかでさらがわれる
どこかであいうえお
ざわめきのそこの
いまに
みみをすます

みみをすます
きょうへとながれこむ
あしたの
まだきこえない
おがわのせせらぎに
みみをすます


  谷川俊太郎 『みみをすます』より抜粋



そっと目を閉じて、していないくらいゆっくりと息をして、

全神経を顔の左右に集中させて、耳を澄ましてみると、

今まで見えなかったものが、新しい世界が、無限に広がります。


                                     by スグル