
エコたわしを注文してくれたお友だちがいます。
おうちで使うエコたわし、ボロボロになって、
今年のラッキーカラーで編んでほしいって(^^)
なるほど、ラッキーカラーかぁー。
日頃使うものに、ラッキーを。
なんといういいアイデア。
よろこんで編ませていただきました。
驚いたのは、このあと。
できあがったと連絡したら、
お代はいくら?と聞いてくださったので、材料費やフリマアプリでの相場をみてお値段を伝えたところ、
それじゃぁだめだよ(笑)
と。作るのに手間も時間もかけているのだから、とても成り立たないよ、と。
これくらいの値段でどうかな?と提案してくださったのが、考えたこともない値段で驚きました。
ハンドメイド販売をしているパートナーの意見も聞いて、そう提案してくださって。
ふと思いました。
ハンドメイド作品を販売するとき、
私はただの主婦だから、
すごいスキルもないし、
材料費をいただいて、楽しみ続けられたらいいな…と思ってきたけど、
作っている自分の時間やからだのこと、心のこと、考えていなかったな…、と。
趣味とはいえ、
時間をさいて、アイデアを巡らして、
編み方を工夫して、ひとつ作り上げるのは、
ただモノを作ってるだけではないよな。
これもまた私の大切な人生の一部を使っている。
それをタダ同然で売り渡しているようなものだったのかな。
たしかに、
うけとって喜んでもらえたし、
作らせてもらえて嬉しかった。
けれども、
ほんとうにそれでよかったのかなぁ〜。
ほんとはもっとちがうものを求められていたかもしれない。今どきどこでも手に入るのに、わざわざ私に注文してくれる方の思いにしっかり応えられていたのかなぁ〜。
無意識のうちに
自分のことを後回しにして、
本当にやりたいことや言いたいことを飲み込んで過ごしているうちに、
よかれと思ってそうしたことで、
自分を雑に扱ってしまっていたかも。
自分のことを大切にせなあかんなぁ…。
すごい気づきでした。
たぶん、そうすればまた違った見方ができるかも。
自分の役割も分かるかも。
良い気づきをありがとうございます!
と、お友だちに伝えました。
編み物は自分の楽しみとしても続けるけど、
人のためにも役立てていけたらいいなぁ…
そう思いました。