久しぶりのポケ森 | ちょいコワおかんのつれづれ

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2児の子育て中のおかん。
怒ったらコワイ!
毎日がドラマチック。
子育てするオカンは、実は管理栄養士で、地域食堂や健康ランチなどで活動中。
/子育てしながら、自分も育つ/今日よりちょっといい明日にしよう/
そんな日々の色々を書いていきます。

 
5年くらい前かな〜、
ママ友さんに教えてもらったポケ森をもう一回インストールしました!
 
しばらく遊んでたんだけど、当時のスマホがデータいっぱいになってしまい…、一旦アンインストールしていました。
 
元々スマホゲームはあまりしない方だし、仕事を始めたり、子どもたちの用事も増えて、全然再開する間もなく過ぎていきました。編み物も始めたし、もうなけなしの空き時間はほとんど編み物に消えて行ったかな~笑。
 
 
今回は、致し方なく、、、というか、これもあった方がいいかな、とインストールした次第です。息子にはちょっと難しかったかな、娘の方が楽しんでるみたいです。
 
 
 
さてさて、記録を続けよう~。
 
 

【発症2日目】

■7:30頃

息子が起きてきて、私の寝ている部屋に来た。

「お母さん、服がないねん」

着替えをもっていってなかった。「持っていくわ」と伝えて、すぐに持って行った。気分もよさそうだった。

 

朝食は、バターロールにバターをはさんだのと、牛乳、イチゴを持って行った。「ハムも食べれる?」と聞いたら、返事がなかったのでそのまま渡した。

娘も起きてきて、1階で3人、同じメニューを食べた。すると、「お母さん、やっぱりハム食べる」と息子が呼ぶ。ハムをもって上がった。

 

食後に薬を飲んで、熱を測ると35℃台だった。もう落ち着いたかな。でも未知の病気だから、油断はできない。

 

娘がまた食器を洗ってくれていた。掃除機もかけてくれる。「お母さん、看病で大変やから」と言ってくれる。とても心強い、嬉しい。

 

予約洗濯していた分を取り出し、息子が脱いだパジャマやタオルを追加で洗う。体操服とか、昨日消毒するのにたくさん使ったタオルとか、とにかく洗濯物がすごく多かった。

 

■8:00頃

父からLINE。息子の熱はどうだ?とお見舞いのメッセージをくれる。気遣いが嬉しかった。

 

■9:30

PTAのオンライン会議に参加。

初めてのZoom開催、とても順調だった。顧問と筆頭副会長は学校へ行って、教頭先生と一緒に参加。私は元々自宅から参加にしていた。まさかコロナの影響を直接受けるなんて、、、ほんとにそうなって驚いたけど、オンライン参加にしておいてほんとに良かったと思う。

新役員さんの中には、職場からZoomに入ってくださる方もいて、オンライン会議の良さを実感できた。

 

■10:00頃

陰性だったクラスメイトのママ友さんからLINE。息子はその後、元気か聞いてくれる。

 

■11:00

週明け予定していた対面面談の参加者に連絡。なかなか繋がらない。

 

母からLINE。息子の熱は下がったか、食べ物は足りているか聞いてくれる。がんばって!と応援してくれて、力をもらった!

 

■12:00頃

味噌ラーメンを3人分作り、自分用には残っていた味噌汁にうどんをいれて煮る。息子は半玉分食べて「お腹いっぱい」という。連日部屋で過ごしているし、お腹も空かないよなと思う。

 

空手の稽古、お休みの連絡をする。

 

PTA幹部のグループLINEで、オンライン会議のあとの感想や反省と一緒に息子の事を気遣うメッセージを送ってくれる。

 

 

■13:00頃

週明け予定していた対面面談の参加者から折り返し連絡。事情を話して、延期に応じていただけることになった。皆さんご理解いただけて、とてもありがたい。予定が立たないので、と3月後半に日程調整することになった。

 

 

 

「どうぶつの森をやりたいけど、あかんよな」と息子が言う。

いつもは1階のリビングにあるWiiで遊んでるけど、降りられない。スマホゲームはさせてなかったけど「ポケ森ならいいよ」とインストールした。アマゾンプライムを入れてる端末をしばらく息子に使ってもらうことにした。

 

感染対策とはいえ、10日間も8歳の子どもが一人でいるのはどうだろうか・・・と気にかかる。別に寂しそうには見えないし、悠々自適に過ごしている風にも見える。

 

 

息子と同じ学年のママ友さんからLINE。PTAのオンライン会議で学校から説明のあったオンラインシステムのことで。仲のいいママ友さんで、兄弟みんな同級生。いずれ分かることだし、前から感染したら伝えるねと冗談で言ってたので、伝えた。びっくりしていたけど、娘が欠席した日に「おうちの用事で1週間ほどこれなくなった」と先生から話があったらしく、気にかけてくれていたみたい。お子さんが、娘が来ないと困ると言ってくれてるようで、それを聞いて娘も喜んでいる。

 

オンラインシステムの登録をするために、娘と息子に学校のタブレットを見せてもらう。登録はスムーズにできた。欠席連絡が親のスマホからできて、連絡帳もスマホで見られるようになる。どんどんオンライン化が進むな~。

 

 

息子はポケ森をしばらくしていたようだけど、操作が難しかったのかそのまま寝てしまっていた。薬も飲んでいるし、本調子ではないんだろうな。

 

 

娘にも機種変更して残った端末にポケ森をインストールしてあげた。うまく使えたら、部屋が離れていても一緒に遊べるかな。

 

仕事の報告書作りがなかなか進まない。隙間時間でやるしかない。

 

 

 

■15:00頃

夫が「昨日バームクーヘンを買ってきてたので、おやつに食べるか」という。息子はまだ眠っていたので、娘と3人で食べることにした。岡山のチボリ公園に売ってたユーハイムの焼き立てバームクーヘンが、一番おいしかったと思い出話をしている。

 

 

■15:30

JAXAのオンラインイベントに参加。前から参加するつもりだった。星出宇宙飛行士のミッション報告会。クルードラゴンで宇宙へ行き、ISSでどんな事をしたのか紹介したり、子どもたちの質問にこたえたりしてくれる。宇宙食は日本のカレーが美味しい、地上からピザを持ち込んでピザパーティできる、クルードラゴンは他のロケットとは全然仕様が違う、宇宙では髪や体は洗い流せないから拭くだけ、トレーニング中の汗は天井へたまる、などなど興味深い話が聞けた。「いつから宇宙飛行士になりたいと思いましたか?どんなことをすればいいですか?」との質問に、「小学生くらいの時になんとなく宇宙に興味があったけど、当時は日本人宇宙飛行士はいなくて、高校生くらいの時に初めて日本人が宇宙に行くのを見て、そういう職業を目指そうと思った」と答えておられた。司会の劇団ひとりさんが、「宇宙飛行士になろうなんて、現実味がなさすぎる気がして。まだメジャーリーガーになりたいという方が現実的ですよね。笑われたりしなかったんですか?」と聞くと、「笑われましたね」と笑っておられたけど、なりたいという気持は持ち続けていたと、言っておられた。

 

ナリスのアドバイザーをやってるママ友さんからLINE。週明け、コロナでサロンが閉鎖になっているので、ママ友さんのお家でエステしてもらう予定だった。そのエステメニューの連絡だったけど、事情を話して延期を頼んだ。薬局にも勤めている方なので、家で息子に検査するときにも、それまでも抗原検査キットのことで色々教えてもらっていた。なので、すぐに状況を分かってくれて「落ち着いたらで」と言ってくれた。

 

■16:00頃

部屋をのぞくと息子が起きていた。「お父さんがバームクーヘンを買ってきてくれてるよ」というと、食べるという。牛乳も飲みたいというので、バームクーヘンと牛乳を運んだ。食べた後、検温したら35℃台だった。いつも注文する生協牛乳とは別の種類の牛乳だったので、味はどうか聞いた。「こっちの方がおいしい」と答えた。味覚は大丈夫みたいだな。

 

 

隔離部屋から息子とやり取りしやすいように、家の電話の子機を探した。年明けの整理で処分してしまっていた。内線使えたら便利だったのにな~と思いつつ、ふとトランシーバーのアプリがあるんじゃないかと思いつく。探してみると、たくさんあった!どれが息子でも使えるのか、探し続けた。

 

 

 

■17:00頃

夕食をどうしようかな~と考え始める。一から作るのしんどいな、と正直思う。というか、年明けからずっと半隔離で過ごしてきて、落ち着かない生活が1か月以上、外食も控えてるし、すでにネタは尽きている。尽きたところに振り絞ってひねり出している。外に買いに出たいがそれもできないし。考えがまとまらない。

 

 

トランシーバーアプリを一つインストールしてみた。息子の使う端末にも入れて、試しに使ってみたら、案外簡単で息子も使えた!

 

 

とりあえず作りながら考えようと、夕食を作り始める。すると「晩御飯なにするの?」と夫が言う。「ひじきご飯と高野豆腐と…作りながら考える」と答えると「だし巻き卵は?」という。高野豆腐が卵とじなので、卵がかぶるけどどう?って聞くと「それならやめる」と言う。娘が「ご飯洗うわ、これ切るの?私がやるわ」と手伝いに来てくれた。すごく助かる。「今日は素食ですね」と夫が言う。どういう意味やねん、内心思うが飲み込む。自宅待機でたいして動かないんだから、そんなに食べられないでしょうが。さつまいもと蓮根としいたけ、ちくわを天ぷらにした。

 

 

■18:30頃

息子にも夕食を運んだ。おやつを食べていたし、ずっと部屋で過ごしているからお腹もすいてないかな。

 

しばらくして「さつまいもの天ぷら、おかわり!」とトランシーバーに入る。めっちゃ使いこなしてるやん!「あ、ごめん食べてしまった」と夫が言う。私のと娘のお皿に手つかずのが1つずつあったので、それを持っていく。

 

息子はゆっくり食べていて、食欲もある様子。シンカリオンをアマゾンプライムで見ながら、のんびり食べている。気ままに過ごせるのもそんなにないし、大目にみることにする。



■19:30頃

20時から命について考えるオンライン講座に参加予定だったので、バタバタと入浴する。

 

娘が「先生がおうちの用事で休んでるって言ってくれてるなら、私は学校行った時に友達に『何の用事で休んでたん』って聞かれたらなんて答えたらいいのかな」という。弟がコロナになったから、というのを何も隠す必要もないかな、と思った。でも、先生方の優しい嘘には、コロナで不安を感じている他の子どもたちへの配慮があると思った。とはいえ、娘や息子には嘘をつかせることになる。コロナにかかって感じたこととか、濃厚接触者になって子どもなりに大変な思いもしていることとか、そういうことを学校で誰にも言えず、話してはいけないんだと蓋をするのは、なんだか不条理だなと感じる。少数派の利益より、多数派の利益が優先される感じ。ひっかかる。

 

 

■20:00頃

オンライン講座に参加。大人が対象だけど、前回子ども食堂の活動もしている講師の先生だったので娘も参加していたから、今回も話を聞きたいという。テーマは子どもにとっても大切なことだけど、参加の皆さんに了解を得ず我が子を参加させるのは、良くないと思った。隣でそっと聞くように娘に伝えた。この日のテーマは「出会い」について。6歳の娘さんを亡くされて以降、命の大切さを伝える講演活動などを続けてこられた先生のお話だった。娘さんの話の他に、活動を通して出会った方たちとの出会いや、その後の自分にどんな影響があったのか、今の自分にどうつながっているのか、そんなお話だった。壮絶な闘病生活を経験したことで、辛い思いをしたけれども、その経験があってこそ新しい辛さに耐えられるし、乗り越えていけるという言葉が心に響く。とかく、現代の生活では「嵐」に遭いづらい。辛い思いをした方がいい、なんて言うと、逆風や批判に合うかもしれないけど、必要なことなんじゃないかと感じますと。逃げているとまた逃げてしまう、立ち向かうことを知って入れば立ち向かっていけると。本当にその通りだと思った。生易しいもんじゃない。どんな些細な事でも、その気持ちが大事だと思う。

 

 

息子は隣の部屋で過ごしていた。夫が入浴し、息子にお風呂に入るよう伝えていた。

 

 

1時間後フリートークになる。参加者の皆さんのコメントがまた勉強になる。辛い経験や思い出を「忘れろ」という水俣病差別の解決に尽力した方の言葉が取り上げられる。悲しみや恨みにこだわらず、忘れる事や水に流すことは必要かもしれないという話。でも、ただ忘れろというのではない。社会の仕組みとして、償うとか許すとかは必要だけれど、それでも残る恨みや偏見はどうしたらいいんだろう。それこそ、「許さない」と思い続けるのではなくて「忘れる」、忘れられないとしても許さないとしても、その思いは自分たちの代で終わらせましょう、ということだと。少しだけ分かる気がした。なんでもスッキリ割り切れるものでもない。わだかまりがあって当たり前だ。

 

一旦講座は終了だけど、有志で懇親会が1時間ある。フリートークで私に話をふれなかったと、進行の方が気にかけてくれて、懇親会に参加できますか?と聞いてくれる。娘はずっと横で話を聞いていたので、懇親会から娘も入っていいか伺ってみた。「もちろんいいですよ」と快諾してくださった。

 

10分休憩のあと、みんな飲み物や食べ物をそれぞれ用意して、画面越しに懇親会が始まる。私は梅酒のお湯割り、娘は炭酸水を持って参加した。みんなで乾杯!職業、年齢、性別を問わず、みんな命や生き方や人とのつながりについて熱い思いのある方ばかり。すごく学びが大きい。単なる主婦は、私一人位なものだ。だけど、子どもを育てている母親というのは、職業とは割り切れないものがある。時に立派な活動をしている方に比べて、一人の母親が何を意見することがあるかと卑屈になってしまう。そうなるたびに、「いやいやだめだ!母親だからこそ気付けることがあるし、どこにでもいる平凡な人間として問題提起できることがある。」と、凡人代表で胸を張ろうと奮い立たせる。

 

娘は、とても嬉しそうだった。このおじちゃんおばちゃんだらけの会に、物怖じせず参加するところは本当にすごい。マスクしたまま参加している理由を話すと、みなさんとても驚かれていて、大変でしょうと気遣ってくださった。感染者は随分多くなったけど、やっぱりまだまだ少数派なんだな。コロナの感染と濃厚接触者という立場を経験して、リアルに大変さを知ることになったと伝えた。やはり、体験してみないとわからないことがとても多い。お話の中で、「嵐を経験してこそ、次の嵐も乗り越えることができる」っていう言葉を、今まさに実感していますとも伝えた。頷いて聞いておられて、娘にも声をかけてくれた。娘は、「自分の弟がかかってビックリして、怖いなって思った。家族で一番小さい弟がかかってしまったし。」と話す。

 

 

お風呂で娘と話したことを、皆さんに聞いてみることにした。担任の先生の優しい嘘について、娘が引っかかっていることを投げかけてみた。参加メンバーには現役教師の方もいらっしゃるので、ちょっと意地悪な質問かな…と思ったけど、思い切って聞いてみた。みなさん「うーん!!」と唸って、考えておられて、進行の方が「どうですか?ここは現役教師の方のお考えを聞いてみたいですね」と振ると、「えー!なんて言うかな〜!?」と頭をかかえておられた。しばらく考えて、「こういうのはアイデア勝負だと思うんですよ」と。例えば、ちょっと大事な用事があって親戚の家に行ってたんだよ、とか、おばあちゃんのおうちに行くことになってね、とかね。「世の中にはついてもいい嘘もあるとおもうんですよ」と、答えてくださいました。その嘘で、何かを守ることができるなら…。娘はそういう嘘のあり方も理解できる年頃なのかも…。

 

一生懸命答えを考えてくださった皆さんに、もっとお礼を言えばよかった。きっとどんな名回答より、一緒になって悩んでくれた大人の姿こそ、娘の心に残ると思う。私の心にもずっと残ると思う。

 

 

そんなことを思いながら、懇親会の時間を過ごした。

 

会が終わって、息子の部屋をのぞくと変わりない様子。昼間に寝ていたので、寝付かれないようだったけど、昼夜逆転するのは良くないよなと、息子に夜は時間になったら電気を消して布団に入るようにしような、と話した。

 

 

 

 

 

【発症3日目】に続く。