傷がある鬼 | ちょいコワおかんのつれづれ

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2児の子育て中のおかん。
怒ったらコワイ!
毎日がドラマチック。
子育てするオカンは、実は管理栄養士で、地域食堂や健康ランチなどで活動中。
/子育てしながら、自分も育つ/今日よりちょっといい明日にしよう/
そんな日々の色々を書いていきます。

 

息子が先日持ち帰った作品です。
学校で鬼を作ったそうです。
鬼滅、流行ってるので、鬼を作るのはみんなノリノリだったでしょうね。
息子にとっても会心の出来だったようで、
持ち帰ってすぐ「飾って!」って(笑)
傷がいっぱいある鬼。
きずがあるところをみてください、って、
親としては気になるなあ〜^_^
 
 
そんな息子がコロナの陽性。
なんとも急なことでした。
 
以下経緯を記録しとこう。
 
 
【発症日0日目】

■未明

寝ている時、体が熱いなーと感じる。きっと前の日のサッカーが寒かったせいだ、雪も降ってて冷たかった、風邪を引いたかもしれない。

 
■7時
起きてきて、朝食をふつうに食べ始める。いつも遅いが、この日も遅くて、家を出る時間に間に合わないってご飯をかきこんで、吐いてしまう。
 
しんどいなら無理に食べなくていい、父親に言われ、体温を測ると37.9℃。検温アプリで欠席連絡も行った。
 
■8時頃
娘は発熱していなかったので、登校させた。
 
■8:30頃
地域食堂の代表の方からLINE。コロナで中止になったそば打ち体験で、使うはずだった麺つゆは返品できたかと。
Amazonで購入していたが、食品は返品対象外でカスタマーセンター問い合わせしても、電話がつながらないと返事。
チャットが使えることが分かり、チャットで対応を相談すると「返品理由は何ですか」ときて、「コロナでイベントが中止になった」と返すと、「お客様の都合なので返品も返金もできません」と回答。身もふたもない感じ。
 
■9:40頃
予約していたかかりつけ医に電話、発熱しているので行っていいか聞く。コロナの検査はやってないので他を当たるよう言われる。発熱外来のある病院をネットで探し、かけたが予約いっぱい。市民病院が親切にコロナ受診センターの番号を教えてくれた。「対応している病院を探してくれる」と。
 
受診センターに聞いて、教えてもらった病院も全部かけたがどこも受け入れ不可。人数に限りがあるらしい。休診日の病院もあった。
 
そうこうしているうちに息子の様子が変わる。熱はあっても起きてブロックで遊んだりしていたのに、いつの間にか横になっている。少しぐったりしているように見えて、前にインフルエンザで熱性痙攣起こしたことを思い出し、嫌な予感がする。 「目の前が灰色みたい」と言う。
 
■10:30頃
最初に予約していたかかりつけ医に電話して、コロナの検査できなくても診てほしいと頼んだ。快く受付けてくれた。症状を聞かれ、熱と喉の軽い痛みと答える。喉はそんなに腫れてない。頓服をもらった。サッカーで冷えたのかもしれないし、クラスで学級閉鎖とかないなら、明日解熱すれば登校していいと。
 
仕事も進まない。上司のの承認期限の報告書を何とか仕上げて提出。修正依頼なくほっとする。
アプリ支援の報告書も努力目標の期限になっていたので、早く仕上げたいが時間がない。
 
 
■11:30頃
近所に住む息子のクラスメイトのママ友さんからLINE。
「見かけたけど休んでる?」お子さんが発熱して発熱外来に来ていると。
サッカーのせいじゃないのか?ひっかっかる。
しばらくして抗原検査で陰性だったと連絡がある。
 

■12:00頃

帰宅後、昼食。息子はラーメン、私は残ってたカレー。

頓服を飲んで、少し落ち着いている様子。テレビ見たり、ゲームしたりして過ごす。熱は38℃台だった。

 
■12:30頃
やっぱりこのまま登校させるのはどうかな、と引っかかる。
品薄だと分かっていたけど、ダメもとで市内のドラッグストアに抗原検査キットの在庫があるか電話する。
3店取り扱っている店が見つかったが、在庫があるのは1店だけだった。
1個4000円、高いな…と思ったけど、買うことにした。家には買い置きがなかった。

市が運営しているPCR検査センターは、その日は運営していない曜日だったし、無症状じゃないと受けられない。

夫に「何個か買っておく?」とLINEで聞くと「任せる」と返事。とりあえず1個買う。

「研究用ですがいいですか?」と店員さんに聞かれる。研究用とそうでないものと違いが分からない。

でも、そんなことにこだわってる場合ではない気がして1個買う。

 

生協の配送を受け取る。

近所に住むお義母さんが注文していた分も届いたので、LINEで受け取りましたと連絡。

 

 
■13時過ぎ
検査しようとしたら、注意書きに「20歳以上対象」とある。子どもに使えない理由は何だろう?
薬局に努める友人にLINEで聞くと、あまり良くわからないと。年齢のことを書いているキットとそうでないものとがあると。
「書いてあるの知らなかった~、読んでないから~」と、返信。そりゃそうよなぁ。分かる気もする。
メーカーに問い合わせる。
研究用です、と同じことを言われる。どうやら厚労省の認可が下りてないということらしい。
でも検査の精度は確認できているみたい。
20歳以上対象というのは、「説明書を読んで自分でできることが前提で、子どもに検査できないというわけではない」という意味、たとえ親であっても検査は医療行為なので、医療従事者以外が行うのはNGだと。納得した。
 
これで陽性だったら、大変なことになるかも…ちょっと躊躇した。でも、うやむやなまま登校させるのもひっかかる。息子ができるよう手順を手伝って、検査した。陰性だった。
 
■13:30頃
Amazonのカスタマーセンターにもう一度電話してみる。繋がった!同じことを聞くと「返金します」と回答。すぐに返金処理してくれた。
担当者によって対応が違うんだな。めんつゆは、地域食堂の方と分け合うことにした。
 
隙間時間でアプリ支援の報告書を作成。何とか目標期限内に提出できた。
 
 
■14:00頃
PTAの役員さんからLINE。週末にオンライン会議あるが、仕事休めなさそうだと。
来年度への引き継ぎは3月の会議だから、無理せずお仕事優先してくださいと返事。
 
 
■15:00頃
37℃台に下がってきた。
お義母さんが生協の商品を受け取りに来てくれる。息子の見舞いにカラメルソース付きのシュークリームを持ってきてくれた。
念のため、息子は応対に出さず、玄関先で私が受け取った。息子は少し寝ていて、ぼーっとしている感じ。部屋の奥から「ありがとう」とおばあちゃんへお礼を言っていた。
お義母さんは足の痛みや目の調子があまりよくないので、受診してきた話をしてくれる。
足の骨が神経を圧迫していて、「老化によるものだから治らない、重い物を持たないように」と医師から言われたそう。
杖はつきたくないし、手押し車もまだ使いたくないいし、と旅行でも使えるキャリーを購入したいと少し前に私に相談してくださってた。もうすぐ誕生日だし、プレゼントする案も伝えたけど、コロナの補助金が出るのでそれで買うねと。
眼の方は、複視を補正するためのプリズム眼鏡があってないようで、プリズム量を追加して眼鏡を作り直すことになったと。
老化も不調も前向きに捉えて、対処している姿はとてもお手本になる。
 
 
■16:00頃
週末のPTAオンライン会議の出欠確認。LINEスケジュールで出欠とっていたけど、半数位しか回答していない。
顧問が回答催促のLINEを送ってくれる。
息子が発熱していることも伝える。発熱外来がいっぱいだったと伝えると、知り合いで診てもらえた病院を教えてくれる。気遣いの言葉も送ってくれて、心強い。
 
 
■16:30頃
娘が帰宅。息子の分のおたよりや宿題を預かって帰ってきてくれた。
息子はリビングで宿題をしようとして、気づいたら寝てしまっていた。
「熱があるから一応マスクをしよう」と、娘にも家でマスクしてもらうことにした。
 

 

■17:00前後

息子の担任の先生から電話。体調を聞いてくれる。
受診した事、家の検査で陰性だった事、解熱傾向を伝えると「熱が高かったので、明日も無理せず休んでもらっていい」と言ってくださる。
 
■18:00頃
息子はずっと寝ている。
娘が夕食作りを手伝ってくれる。夏休みから始めた夕食1品作りをずっと続けてくれている。とても助かる。
 
■19:00頃
夫が帰宅。陰性だったことを伝える。「一応マスクしてんの?」と聞かれる。なんでそんな事を聞くのか、理解できない。
息子は夕食の席についたものの、娘が作ったエリンギと大根のサラダだけ食べた。いつもなら食べる蒸し鶏や大根おろしには、手を付けようとしない。食べられそうになければ、無理に食べなくてよいと父親に促され、また横になった。
 
熱を測るように体温計を渡したが、反応が薄い。ぐったりしているようにも見える。
額はあまり熱くないようだったが、念のためネッククーラーを当ててみる。
夕食の片づけを娘がしてくれる。「お母さん看病で大変やから」と言ってくれる。すごく助かる。
しばらくして、確認したらネッククーラーがあったかくなっていた。アイスノンをタオルに巻いて、枕に寝かせた。
 
しばらくして目をあけたので、体温計を渡す。39度を超えている。起き上がれるか聞くと、ゆっくり起き上がれた。頓服を飲ませて、そのままパジャマに着替えて、寝室で寝かせた。
 
■20:00頃
サッカースクールのグループLINEに、ママ友さんが来年度の活動変更について説明会に参加して、聞いたことを送ってくれた。私も参加していたので、聞いたことを追加で送った。活動日や時間、会費など大きく変わるので、みんな困惑している。うちも続けられるか微妙になっている。
 
 
■21:00過ぎ
娘の歯の矯正器具の周りを仕上げ磨きして、お手伝いスタンプを押して就床。
息子は目を覚ましていた。少し寝たので眠れなくなったのか聞くと「うん」と頷く。この日はいつもどおり、同じ部屋で息子と眠った。
 
 
【発症1日目】に続く。