町田ロッテと野球散策 -2ページ目

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 1984年のことでした。

 母親の実家は那覇。あまり裕福でなかった我が家は飛行機ではなく、幾日かかかる船で向かいました。しかも個室ではなかった記憶があります。

 同宿したのは女子大生風の2人組で、お金をかけずにゆっくりと旅を楽しんでいたものと思われます。当時小学生の私は無邪気にその同宿の女子大生に「好きな歌手は誰ですか?」と聞きました。

 

 「オフコース」

 

 当時小学生。「誰?」という感じでした(その割には欧陽菲菲は知っている小学生だったのですが)。そして「もちろん」という意味であることも教えてもらいました。オフコース。言わずと知れた、小田和正のバンドです。

 

◇◆◇

 

 さよなら。

 

 名曲ですね。

 

 昨日は雨だったので少年野球は中止でした。しかし夕刻の体操クラブは予定通りやるので、その付き添いで小学校の体育館に行きます。始まる前にエスコンフィールドの経過を確認し、3-1でマリーンズがリードして9回裏、鈴木昭汰が登板。ピンチを迎えるも代打・吉田賢吾を見逃し三振に仕留めて2アウト。

 久々に勝つであろうと確信しました。

 

 

 ああ、野球怖いです。

 まさかのサヨナラ負けでした。その後鈴木は矢澤、郡司に連打を浴びて3-4X。

 

 さよなら。さよなら。さよなら。

 

◇◆◇

 

 もう終わりだね、とは言いません。

 昨日の私、こんな状況で「TEAM26」に再加入しました。ええ、物好きです。

 

 まだまだ、行けるでしょう。

 Off course!

  子どもの成長を感じるとき。

 

 かつて買ったキッズユニフォームがぴちぴちだったとき。まるでオスナでした。

 決して安くはなかったキッズユニフォームだったのですが、もう買い替えを余儀なくされそうです。

 

 中継で観ている試合がどうもよろしくなかったので、我が子ともども遊んでいた昨晩。

 鴎も燕も最下位まっしぐら。

子どもが少年野球を始めたので土日のプロ野球はほぼ行けなくなりました。そして平日も、夏休み以外だと翌日の学校のことを考えるとやはり早く寝てほしいと思い、躊躇していました。


しかし野球場で行かなくても、結局は神宮球場のもつれる試合は21時に終わるはずもなく、結局最後までテレビ中継を見てしまう我が子。


「野球場行っても寝る時間はあまり変わらないじゃん」


いわゆる「野球バカバイアス」により(いや、いわゆらないから…)、ナイター観戦を解禁することにしました。



おお久々の我が地元スタジアム。実は少年野球の開会式の付き添いでは今年一度来ましたが、野球観戦は初です。

なお、この日はファーム公式戦のマリン開催でした。

久々の球場グルメ。「佐藤都志也のケバブジャン丼」がかなりよかったです(オーダーしたらレジの人が奥の厨房に向かって「としくん、ひとつでーす」と言っていました。他にも魅力的なグルメが登場しており、今年のマリンスタジアムのグルメ部隊の意気込みを感じました。
これはまた来たい!
(試合さておきとならなければいいが、というのが今年の一軍マリーンズの課題ではあるのですが)

さて試合です。


なんと劇的なサヨナラ勝ちでした!
先発はこの前一軍で先発し勝利した横山だったのですが、6回にエラーも絡んでの逆転を許し、9回まで行ってしまい、敗色濃厚だったのです。

そこでなんとルーキー宮崎がライトスタンドへ放り込みます。これが、サヨナラ3ラン!

お見事でした。やはり、現地で観る野球の素晴らしきことよ。


 昨日、金沢で巨人のキャベッジが打ったホームランがNPB11万号だったようです。オリックスのマレーロが10万号を打ったのはついこの前のような気がしたのですが、早くも節目が再び訪れました。調べたら、マレーロの10万号は2017年のことでした。自身のベース踏み忘れがあって取り消されたホームランが1本あったことから、「実は10万号はその前に9万9999号を放ったTー岡田が記録するはずだったのではないか」という話題もあったのを思い出しました。

 なお9万9999号も10万号も、打たれたのは我がマリーンズ・成田翔でした。実はそっちのほうが記憶に残っています。

 で、キャベッジの11万号も、前日の神宮球場での中日川越のライトポール際のファウルがホームラン判定だったら…というのはあります(もしそうだったらやはり金沢で10万9999号を放った増田陸が11万号となるわけですが)。川越のそれはテレビで観ていました。映像をお茶の間で見た限りは黄色のポールの手前にわずかに白が見えたような気がしたので「ファウルかな」と思ったのですが、きわめて微妙なものではありました。

 このままのペースで行けば、12万号を見られるのは2033年でしょうか。

 

 昨日は在宅勤務を終えた後、息子のために神宮のヤクルト対中日戦をテレビに映しながら夕食の「なんちゃって横手やきそば」を作るために目玉焼きを焼いていたところに息子が「この牽制球どう?」とかやり始めたためにボーク判定までしなければならないというマルチタスクをこなしていました。この日の神宮では高梨と木澤がボークを犯しましたが、ボーク宣告する審判は目玉焼きを作りながら判定しているわけではないので、しっかり見ているものです(とはいえボーク判定に備えてハンズ・オン・ニー態勢を作りつつ飛んでくる打球に備え、かつハーフスイング判定も場合によっては行わねばならないので塁審もマルチタスクではあります)。

 

 この日も就寝は21時。マリンスタジアムも神宮も試合は終わっていませんでした。

 最後の藤原の三振は、音声で確認しました。鴎も燕も苦しいな…。

 私はだいたい、21時に寝ます。

 NPBサイトで毎日公表される「2025年平均試合時間」は5月27日現在で3時間01分です。したがって、寝る前に結末を見届けることができる確率も多分50%くらいなのではないかと思います(統計学上合っているかどうかは不明です)。昨日帰宅後、我が家のテレビで映っていたのはZOZOマリンのオリックス戦ではなく、神宮の中日戦でした。そして、21時には終わりませんでした。宮本が打ってくれていなかったらまたしても延長戦になり、もっと遅くなっていたかもしれません。

 あまりにも長い場合は試合終了を見届けるのを諦め、翌朝の「プロ野球ニュース」の再放送を見ることにしています。

 

 今朝もそのつもりだったのですが、なんと今日に限って5時半スタートで、前半をまるまる見逃してしまいました。「なんでそんなイレギュラーなことを…」と思ったのですが、6時半から「プロ野球好プレー大賞」という月に一度の番組があったからだと知ります。マリーンズは山本大斗とルーキー西川の2選手のみで終わってしまいました…

 

 観た中ですごかったのは、カープです。カープと言えば守備職人の菊池がいるのですが、もっとすごいのが出てきました。今やショートのレギュラーとなった、矢野。ものすごい守備範囲と強肩のなんたるや! 朝からとんでもない守備を見せられました。

 セカンドゴロまでこのショートは捕ってしまいます。

 

 人呼んで「守備ハラスメント」だそうです。相手チームからしたらまさにハラスメント。

 「なんでそれ捕るかな…」というものです。

 

 それにしても、ただただすごいとしか言いようがない守備です。