ぼくたちの失敗 | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

秋のこもれ陽の中で…

 

巷では日本シリーズですね。先週末はマリンスタジアムでクライマックスシリーズのパブリックビューイングを観ていたことを思い出しました。随分と昔のことのように思えてしまいました。そしてそのクライマックスシリーズでマリーンズに完勝したソフトバンクが日本シリーズで巨人軍と戦っているわけですが、あまりにも強さに差があり驚いています。全敗したもののそれぞれ僅差だったクライマックスシリーズとは雲泥の差ですね。ただ、マリーンズが進めなかったがゆえ日本シリーズにほぼ興味を示すことができず、我が家は完全に野球から離れてしまっています。

 

昨日は地元の千葉市動物公園に行ってきました。今年新たに加入したチーターを見に行きました。同じネコ科の猛獣の中でもやはり特徴があります。

 

我が子曰く「おかおがこわい…」そうで、全く近寄りませんでした。石原慶幸選手、お疲れ様でした。

 

今年は野球シーズンが思いのほか11月中旬まで食い込んだので紅葉スポットもあまり巡れませんでした。ご近所ですがここで見られてよかったです。

 

さて、野球から完全に離れたと書いてしまったのですが、フェニックスリーグは見ています。今年は全くファームを見られなかったので、若い鴎たちはケーブルテレビで観るほかありません。それでたまたま先週火曜日のソフトバンクとの試合(アイビースタジアム)が中継カードだったので、録画したものを3回に分けてチェックしました。

 

5-10で負けていました。しかしまぁ、内容がけっこうつらいものでありました。マリーンズの得点は解説のソフトバンクファンの人が「マリーンズ打線は何もしていませんよね」と言っていたくらい、立っていただけで入った点が多かったのですが(スチュワートJr.の制球がめちゃめちゃだったため)、序盤に大量失点したのはマリーンズでした。先発本前にとっては勉強でした。ただそれ以上に…野手のミスも目立ちました。

中でも大いに勉強になったと思われるのが、2回表だったでしょうか。佐藤都志也、福田光輝のルーキー2人が連続して出塁した無死一、二塁。そこで一塁走者福田が飛び出してキャッチャー谷川原が牽制し、福田が挟まれ…

ところが走塁死したのは、なぜか二塁走者の佐藤でした。しかも福田は、二塁に行けず一塁にとどまったままというプレイ…単純に福田がアウトになったほうがましだったという、なんとも言えないプレーでした。福田が挟まれた隙に佐藤が三塁を狙うもファーストのリチャードが冷静にそれを見ていて福田ではなく先の塁の走者でアウトを取りに行ったというものでした。ただそれであれば福田、二塁に行かねば意味がないでしょうに…というものでした。

ほかにもこんなプレーがありました。初回、これまた藤原と和田が四球と死球で出塁した無死一、二塁のチャンス。キャッチャー谷川原が先発笠谷の球を弾いたのを見て両者がスタート。ところが藤原は三塁でアウトになってしまいました。これは谷川原の素早いリカバーが秀でていたわけですが、藤原はCSで痛恨の盗塁死をしたばかり。ここでもきっと課題を感じたでしょう。

守備ではキャッチャー佐藤。ボールを弾いて走者を2つ進めてしまいました。これも田村が福岡で同じく2つ走者を進めてサヨナラ負けを喫したプレーを思い出させてくれます。

あとは終盤、守備で途中出場の茶谷がショート後方の打球を追うも藤原、和田とお見合いして捕れずにヒットにしてしまうプレーもありました。コロナ大量離脱後に安田・藤原・和田の三者で似たようなプレーがあった記憶があります。声掛けの大事さを学んだことでしょう。

 

まぁ、若い選手はこういう場でいっぱい失敗すればいいのだと思います。最悪のことはあまり考えたくないのですが今オフのマリーンズはFAでベテラン選手が何人かいなくなるかもしれません。そういったことはプロ野球である以上は毎回覚悟しなければならないのですが、それは若い選手がしっかり出てきてくれることによってチームはしっかり戦い続けることができるわけです。この秋、いろいろなことを勉強して来年のシーズンに臨んでほしいと思います。