あれさえなければだったのか! | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

パ・リーグは全日程を終え、個人タイトルも確定しました。今年は120試合しか行われない異例のシーズンでもありましたので、最多勝部門はわずか11勝でのタイトルでした。獲ったのは楽天の涌井と、ソフトバンクの石川、千賀でした。マリーンズ美馬投手、あと一歩及びませんでした。
ただ、これ…ほんとうにあとわずかだったのです。「もしかして」と調べてみたら、やはりそうでした。8月4日のオリックス戦です。先発美馬は勝ち投手の権利を得て降板するも、続く松永がジャッジに苦しみ失点して1点差、そして9回は守護神益田が登板するも、鳥谷のエラーで出したランナーを吉田正尚のタイムリー(これまた三塁強襲)で追い付かれて結局引き分けになった、という試合です。あまりにも悔しかったので、まだ覚えています。鳥谷のエラーは本人に反省してもらうにしても、未だに納得がいっていないのが、ジャッジです。名前は出しませんが、とにかく球審のジャッジが定まっていませんでした(審判にケチをつけるのはご法度かもしれませんが、年に一度出くわす不運を呪うしかないか…と思えるほどひどかったです)。松永の投げる球が悉く否定されたのです。なおこの試合はカード頭の火曜でしたが、この日の球審はなぜか、木曜日に三塁塁審を務めることなく外れました。おそらく、「外された」のでしょう。

粘着質かもしれませんが、これぞ「あれさえなければ」でした…この試合、美馬は勝てました。勝てたはずです。

こういうことが起こるからこそ、研鑽に努めてほしいです。
なおメジャーでは誤審でノーノー(パーフェクトだったかもしれない)を逃した投手に対して審判が泣いて謝罪したそうです。

私の中で美馬は「バーチャル最多勝」です。