土壇場で藤原がチームを救う | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 昨日は七五三でした。我が子は3歳の時もやっているので5歳の今回は二度目となります。やはり5歳になると、しっかりとお参りができるようになります。再来年の小学校の入学式まで引っ張ろうと思いやや大きめのスーツを買ったのですが、袖があまりにも長すぎたので少し後悔しました。セコいことを考えてしまいました。投手を使うのを惜しんで継投が後手後手になってしまうチームのようでした。こんな時にも野球絡みの表現になってしまうのですね。というわけで…

 

 千葉神社からのマリンスタジアム!(厳密にいえば途中でスタジオアリスでの七五三撮影を挟みましたが。変顔ばかりされて過剰に時間がかかりました…)

 マリーンズの先発は二木です。

 

 オリックスの先発は榊原でした。マリーンズの姉が名を連ねていなかったのが残念です。

 その榊原からマリーンズは沢山フォアボールをもらったのですが序盤はチャンスを逃し続け、残塁を累積します。しかも今季最終戦のオリックスは、なかなか威圧的でした。ベンチから、おそろしく大声を出す選手がいました。はっきり言って何を言っているのかはわからないのですが、とにかく打者を鼓舞せんばかりの叫びでした。

 誰?

 

 大下でした。なおこの時点ではベンチスタートだったのですがマスクはしておらず。「え?」と思っていました。そこで直後に、謎が解けます。これまた理解不能な「9番・吉田正」のところで、まさかの一巡目代打が大下でした。そもそも出場する予定だったのですね。そして吉田が首位打者をキープしつつ全試合出場を遂げるというミッションもあったことを理解しました。

 その後大下は、ベンチからホットコーナーに場所を移して絶叫し続けます。なんというチームだ…

 

 オリックスに押されて「もしかしてこのままチャンスを逃しまくって点を取れないのか…」というネガティブな気分がもたげてきたそのときでした。

 

 初球でした。

 

 藤原、見事な逆転スリーランでした! これは本当に驚愕の一打でした!

 この試合の藤原、第一打席と第二打席はランナーがいる状況でそれぞれ三振に倒れていました。そしてまたもチャンスで巡ってきた第三打席、見事に結果を出してくれました。そしてチームを救ってくれました。藤原は守備でも頭を越えそうな打球に対してしっかり反応してキャッチし、これまたチームを救ってくれていました。まさに、この日のヒーローです。

 

 最終回、雨が強くなり…

 

 まさかの9回二死で雨天中断。

 

 この時点でカメラをしまってしまったので最後は写真がないのですが、マリーンズ…

 

 勝ちました! もう負けられない戦いが続く中で、なんとか勝利してくれました。仙台で西武が引き分けたので、マリーンズはこの時点で単独2位となり、今日勝てばCS進出が決まります。

(なおさりげなくですが、この日の勝利で今季のシーズン勝ち越しを決めた、ということになるのではないでしょうか?)

 

 大変な一年でしたが、ここまで順位を争うシーズンを楽しめているということ自体が奇跡に思えます。いよいよ今日、西武との直接対決です。

 とても大事な一戦になりました。