もろに西陽(にしび)が あたる球場
いつもあなたの 匂いがするわ
11月3日、夕刻。
菅野の影が異常に長かったです。
おお、またしても西陽(にしび)中断となりました。11月にここでプロ野球のデーゲームが行われるのは、もしかしたら初めてではなかったでしょうか。ちなみに、公式戦ではなかったのですが1992年の11月にここでマリーンズはデーゲームを戦っています。相手は、たけし軍団でした。しかも、マリーンズは負けました。この時も西陽が差し込んだでしょうか。めったにこの時期にデーゲームをやらないがゆえ、夕刻に西陽がもろに打者を襲うことに今年初めて気づくことになったのかもしれません。
ただ、「いけない太陽」でした。マリーンズはここまで3-0でリードしていたのに、見事に暗転してしまいました。6回表に二死から一挙に4点を奪われて敗戦となりました。
先日の楽天戦に続き4番に座った清田がこの日も先制の2ランを打ち…
さらには藤岡の逆方向の一打がレフトポール際に絶妙に吸い込まれる一打もあり…
勝つと、思っていました。残念です。
ただ終盤、柿沼が周東を刺しました。世界記録保持者を刺したのですから、これは本当に素晴らしいプレーでした。
それでも、負けました。
唐川、ハーマン、澤村、そして益田まで登板したにも関わらず、負けました。
未だに、私はうなだれています。
ただ、勝つのも負けるのも野球です。何なら、来年に向けた発奮材料にしてしまえばいいのだとも思います。ここまで呪わしいことが起こり、かつここまで苦しんだ年もそうそうないと思います。これ以上、ひどいことはきっと起こらないでしょう。それを知る選手とそうでない選手とでは、きっと来年の意気込みも違うでしょう。逆に、そうでないといけません。
今年私が観られる試合は、あと2試合です。
そして幸いにしてさほど長くないオフとなります。
ただ、そのオフにマリーンズの選手がどう過ごしてくれるか。ここが大事ではないでしょうか。
なお個人的な事情を述べれば、私が野球を観まくれるのはあと3年です。
どうあれ、観続けます。