仕事帰りの道にある古書店の店頭で「おまえが買わなきゃ誰が買う」という本に出くわしてしまいました。私は与田監督ではないので「おまえはいかがなものか」などとは言わずに、買ってしまいました。くしくも今日は終戦記念日です。『野球と戦争』…これはまた重いテーマですが、やはりきちんと知っていなければならないと勝手に「野球バカの務め」に目覚め、手に取ろうと思います。2020年…1945年に比べれば「受難」というにはまだまだ比べるようなものではないのかもしれませんが、その中でも関係者それぞれが努力して野球というものを守って運営していっているという事実はずっと覚えておいておきたいところです。
そんなわけで、帰宅したときにはマリンの試合はすでに終わっていました。テレビには試合後のマリンスタジアムが映し出されていました。妻は最後まで観たようです。そんなにマゾだっただろうか。したがってマリンの試合に触れる資格は私には一切ないのですが、全く打てない日というのはどの球団にも訪れるものです。たまたま今日がそうだったということでよいと思います。大事なのは、次の日です。
幸い、ソフトバンクも負けてくれました。つまり、オリックスが連敗を止めました。ソフトバンク相手に先発が吉田一将というのには驚きましたが、その吉田一をオープナー的に使って継投で勝つとは驚きです。そして勝利投手は、3番手の吉田凌でした。プロ初勝利です。吉田凌については、実は高校時代から観ていました。東海大相模の「140キロカルテット」の一翼を担っていました。実際に横浜スタジアムで彼の投球を見たこともあります。本当に素晴らしい投手でした。なお「140キロカルテット」、代表格だった青島は今はHondaにいるようです。そして小笠原は、中日で先発投手として台頭しました。ただ、もう一人の佐藤雄偉知さんは「さん」付けしてしまうのですが、先日引退したとのことでした。相模の吉田凌が、ついにプロ初勝利です。本当に良かったです。
吉田だらけのオリックスなので、もう一人の吉田についても触れておきたいところです。主砲・吉田正尚はタイムリーを放ったものの途中交代だったようです。ちょっと、心配です。
最後になりましたが、ヤクルト小川投手がノーヒットノーラン達成したというのを先ほど知りました。おめでとうございます。
というわけで、最後までマリーンズ戦に触れてやりませんでした。