幕張本郷駅で幸先よく新京成線の「マリーンズ号」に遭遇しました。わが子もだいぶ選手の名前がわかるようになりました。「それで本当にいいのか、おい？」と自問自答して苦しむ子育ての日々です。マーティン・ルーサー・キング牧師はもちろん知らないけれどもレオネス・マーティンはよく知っている我が子です。
幕張本郷と言えば、
もちろんマリンスタジアムです。今季二度目のマリンでした。なお前回は（書きませんでしたが）謎の先発・フローレスという試合でした。したがって、今季一度もここで勝鬨を挙げられていません。ソーシャルディスタンスを保ちながらのお寿司待機エリアでの観戦となります。
勝ちました！
先発・石川歩は開幕投手を務めたのですがここまでなんと一度も勝てていなかったのです。ところがこの日は辰己のホームランと茂木のタイムリーツーベースで2点を失うも、6回まで投げ切りました。今、先発は「少なくても6回までは投げる」というのがかなり大事になってきます。ただ、本人も言っていましたが、あまり良いとは私も思えませんでした。145km/hくらいの速球と、緩いボールのコンビネーション（持ち球のシンカーをどう使ったかまでは外野席ゆえ確認できませんでした）。しかし緩い球が、かなり微妙でした。「ああ、これは絶対に振らない」と思えるくらい、外れまくります。それでも7回2失点で今季初勝利を収めたのですから、見事です。
そして、男田村です。
こちらもここまで打率は1割台で、むしろベンチスタートとなることが多い今シーズンではあるのですが、この日は2安打3打点という大活躍でした。正直のところを申し上げれば、期待していませんでした。しかし、見事に勝利を引き寄せてくれる打撃を見せてくれました。
彼も言います。「今シーズンは打撃も守備もよくないんで」と。
両者とも自虐に終わらず、これからの戦いで奮起してもらえれば、と願います。
勝てて、本当に良かったです！
（最後になりましたが、この日も安田は素晴らしかったです。3安打猛打賞で、得点を呼ぶ出塁をしてくれました。実に「ロマン」を感じさせてくれる打者です。ただ打点については、「珍走塁」を食らって逃してしまいました。これは気の毒でした…）
ツーベースで生還できない二塁走者を、初めて見ました……（シングルヒットで生還した一塁走者もいるのに）