昨日、北海道から帰ってきました。
・・・・・・マリーンズ的には実に記憶に残る旅でした。昨日、仙台で連敗を止められて本当に良かったです。
1週間ほど前のマリンスタジアム。まさに台風一過。午前中は雨がパラつくも、変な色の雲を残して千葉の空は晴れてきます。そして恐ろしく暑かったので、「配布ブース」で配られたクーリッシュは瞬時にお口の中へ流し込まれます。
そうそう、この日はマリンフェスタで、選手によるトークショーが行われていました。左から石川、二木、そして涌井。
いちばん左の「マクレ」な方、2日後に北の地で惨劇に襲われます・・・
外野だったので「井上晴哉豪快ステーキ」行ってみました! 『ガナドール』さんでは「豪快入りまーす!」と言うようです。美味しかったです。
相手は埼玉西武。したがって360度ブルーになります。
そして。
「マリーンズ・岡大海」のデビュー戦は突然やってきた形となります。今思えば、ですが、オギタカのデッドボールがなければ岡のマリーンズ加入はなかったかもしれません。それだけ、オギタカの穴が大きかったということでしょうか。まさに「緊急補強」かもしれません。
(そのトレード相手の藤岡が先日の鎌ケ谷でリリ-フ登板したのを北海道新聞で知りました。2回3失点で勝利投手、という不思議な登板でした(笑)。藤岡も頑張ってほしいと思います)
そして打席を迎えます。今季のファイターズでの打率が持ち越しとなるようですが、1割台だったのは意外でした。登場曲は、知らない曲・・・かつて札幌で使用していた『エースをねらえ』は、本人希望で変更になってしまったと聞きました。
その岡の打席。3四球1死球・・・ヒットも凡退もない4打席でした。選球眼、というか、相手があまりにもストライク入らずという感じでしたね。もしかしたらデータがあまりなかったのでそうなったのかもしれません(これ、逆に言えばほかの選手はデータがそこそこあって、ライオンズのデータ戦略がしっかりはまってマリーンズが抑えられているということが言えるかもしれません。であれば、マリーンズは「好機を坐して待つ」ではダメに決まっていますよね)。
マリーンズ先発は、今日の仙台で先発するボルシンガー。なおこの日は、不運でした。たしかに本人の球もしっくりこなかったのかもしれませんが、3回表のテキサス2つにリクエストでの判定変更1つ。本人にとってはアウト6つくらいとった感じだったかもしれませんがそうはいかないのが野球。とくに2つ目の外崎のテキサスヒットは「ボルシンガーにとっては」不運以外のなにものでもありません。
この回、4失点。ボルシンガーの先発においては明らかに「異常値」です。
・・・その後の北海道でもっとすごい「異常値」を見せられるなんてこの時点では全く想像できず(笑)。
ライオンズ先発は榎田。もう何度目だ?
ライオンズ戦はここまで何試合か観ていますが、ほぼ榎田(笑)。今井と雄星とカスティーヨが1回ずつありましたがあとは全部榎田・・・。たしかにマリーンズは全く勝てていないのでこの起用なんでしょうけど。
事実、マリーンズは2点は取るものの、ボルシンガーが失った6点を上回るような攻撃にはならず。
ところが、その榎田が途中降板します。何があったかはわかりませんが、勝利投手の権利獲得となる5回を待たずに降板。
しかし後続の中継ぎ投手に対してもマリーンズ打線は苦しみます。ランナーを出しても決定打が出ずに残塁を累積し、岡が歩いても田村が道連れにしてしまう・・・思えば、負のスパイラル真っ最中だったのかもしれません。
その中でも最大の見どころは8回でした。
初めて生で見る岩下大輝でした。プロ初登板のホークス戦は、お茶の間で驚きました。結果、10-10ドローの10点目を取られてしまったわけですが、あれを岩下の責任にするのは酷というべきプレーだったと思っています。
その岩下。
最高でした! ビハインド展開ながらしっかりと1イニングを抑えます。
とくに150km/h台の速球表示をバンバン出すなんて・・・マリーンズでは久しぶりに見ました。
すっごく楽しみな投手です!
そして9回は日大三高バッテリー。関谷亮太、今季初登板となります。明治の同級生、岡の前での登板。
・・・ダメでした。1回3失点。
実は「即降格かな?」と思ったのですが、2日後の釧路では4回無失点と結果を出しています。何とか踏みとどまれた形となった関谷。ブルペンはピンチなので(毎夏そんなことになっていないか?)、ここは是非とも頑張ってほしいと思います。
知っての通り、マリーンズは3-9で敗戦。苦しい・・・
なおライオンズで2番手で登板したルーキーの齊藤大将投手にプロ初勝利が記録されました。
・・・またしてもマリーンズが「登竜門」となってしまいました(笑)。