「ナバーロな週末」
そんなタイトルの映画があってもいいでしょう。
我が乳児、この週末も元気にQVC。この家に生まれた我が身を呪うかどうかはまだわかりません。
オリックス・バファローズ戦。マリーンズ若手にとっての「師」髙橋慶彦氏はバファローズの打撃コーチです(就任後も各地で食べた旨いものをtwitterにアップし続けています)。そりゃ細谷圭ら若手は「絶対に」挨拶に行かねばなりません。
(西村さんはいいの?はさておき)
そしてヤマイコ・ナバーロの初陣でもありました。「野球大喜利」でも「改心したナバーロ」がお題になるくらい注目されているナバーロ・・・実にこの日は待ち遠しいものだったかと思います。
(それにしても当初、なかなか馴染めていない感が拭えませんでした・・・)
ヤマイコは、どっちの意味で「ヤバイ子」なのか・・・注目の試合となりました。
マリーンズ先発はスライドの涌井秀章。雨のおかげで今季初のデーゲーム登板となりました。
そしてバファローズ先発。
この方。
そう、金子千尋です。今季は少し苦しい開幕投手。
エース対決。
ヤマイコ・ナバーロ初陣。
そして球審・敷田直人!!
ちなみにこの試合、ブロンズ・ゲームでした(そんなに入場料が高くない試合)。ちなみに翌日のファンフェスタはプラチナ。
ほ、ほんとうにいいのでしょうか。
結論から言ってしまうと、実に申し訳ないくらい超お得な素晴らしい試合でした!!!!
初陣ナバーロ、まずは守備で魅せてくれました。2回表、先日バースデーアーチ2本を仙台で流してしまったかなりかわいそうなブレント・モレルがヒットで出塁した一死一塁でした。小谷野栄一の鋭い打球は、一、二塁間を抜け・・・・・・
ませんっ!
そう、セカンド・ナバーロが魅せた抜群の身体能力。これをキャッチして4-6-3の併殺に仕留めちゃうのです。
これで一気に(いい意味で)「ヤバイ子・ナバーロ」になったと思います。チームメイトもベンチ前でにこやかに迎えます。
注目の第一打席がその裏。しかしここは三振でした。
第二打席、四球(ストレートだったかな?)。
第三打席は「ナバーロと卍の華麗なる饗宴」なんとも贅沢な1枚になりました(要は見逃し三振です)。野球バカ的にはこれ以上の贅の尽くしようがないほどの無上の喜びに満ちた瞬間だったと思います。ええ、明らかに言い過ぎです。
そしてクライマックス(とその時は思った)、8回裏がやってきます。試合は1-1の同点。
2番手・岸田護の初球したたか叩き、歓喜の2点タイムリーツーベース! 初球を一瞬にして仕留めたため「スキンヘッドランニング」も数小節で終わらせてしまいました。
上の写真、ナバーロ以上にこの人がカッコよかったかも。
ヤマイコ・ナバーロ! 鮮烈なるデビュー戦となりました。
しかし直後の9回の西野勇士は心配になりました。先日の日本ハム戦以来の登板となりましたが、まさかの連続でのセーブ失敗。たちまち同点に追いつかれてしまいました。
しかし最後に勝利をものにしたのはマリーンズ! 岡田幸文三塁打の後の平野佳寿サヨナラ暴投。即座にヒーロー岡田に襲い掛かったのはヤバイ子。岡ちゃんの驚き方も少しオネエっぽくなるというものです。
なんてすばらしい試合なんだ!
乳児を連れてここに来たのは4回目。私たちだけで来たのはもう・・・100や200で済まないかも。この感動が観たいから、我が家族はここに通い続けるのでしょう。
往復100km超えもなんのその、で。













