2015年はルートインBCリーグにとって画期的な年になりました。2007年に6球団で始まった北信越BCリーグ(当時)に、新球団が誕生しました。一つは、角晃多も所属する埼玉の武蔵ヒートベアーズ。そしてもう一つは福島に誕生し、福島ホープスと名付けられました。
今年は近くの埼玉、ヒートベアーズの監督代行にマリーンズOBの小林宏之が就任した事もあり、例年になくBCリーグ観戦に挑戦をしております。観たのはヒートベアーズ、アルビレックス(新潟)、ダイヤモンドペガサス(群馬)、サンダーバーズ(富山)。ちなみに雨天中止で観戦未遂となったのがグランセローズ(信濃)、ミリオンスターズ(石川)。ここまで来ると8球団コンプリートを目指したくなり、福島の白河まで車を走らせたのです。目指すは白河グリーンスタジアム、福島ホープス対富山GRNサンダーバーズ。この日のドライビングコースはロッテ浦和球場に行くと見せかけて国道122号、国道298号を経由しての国道4号・・・節約のため東北道は使いませんでした。そして5時間くらいで、福島県に入りました。
・・・何てこった。運転していたので一切ケータイで調べることなく向かってしまっていました。一旦車を停めさえすれば宇都宮あたりで気付けたかもしれません(笑)。
ああ、まさかの空振りです。
白河グリーンスタジアムのスコアボードには、当然のことながら何も記されていませんでした。
一応、外観は撮影しておきます。ああ、中に入ってみたかったです。
なおこの日は富山戦。
偶然、この人に逢いました。今年、衝撃の現役復帰を果たしたタフィ・ローズ。レポは未だに書けていませんが、鴻巣のフラワースタジアムで見て以来です。今も豪快なアーチを見せてくれるタフィは、まだまだ元気です。
「野球はお外のスポーツ」ゆえ、雨天中止は甘受せねばなりません。とりあえず、初めて来た白河を堪能する事にします。
「白河グリーンスタジアム」のある「しらさかの森スポーツ公園」には、実は球場が2つあります。
その名も「ブルースタジアム」(笑)。
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帰りがけに、白河の関を見ておきました。100年もの間、東北の高校球児は真紅の優勝旗を持ち帰ろうとするも未だ叶わず。「真紅の旗の白河越え」は、東北の悲願でもあります。
中大兄皇子が大化の改新を遂げて発布した「改新の詔」から日本の中央集権体制の構築は始まったという説があります。その時にはすでにあったとされる白河の関なのですが、実は国道4号沿いにはありません。おそらく旧道と思われる、えらく地味な県道にありました。帰りはその県道から南下して帰ろうかと思い車を走らせるのですが、この道が栃木県に入った瞬間におそろしく細くなり、焦りました。このルートをとったため、辿り着いたのは茨城の下館(現・筑西市)。
「そうだ!茨城と言えば!」
茨城県民がこよなく愛する「ばんどう太郎」に寄ってみました。
茨城県民がこよなく愛するらしい、味噌煮込みうどん。とにかく野菜の種類が豊富でした。さらにやや濃い味の味噌なのですが、これがなかなか飽きが来ずに最後まで楽しめます。
・・・ただ、若干量が多かった。。。十分に腹を空かせて再挑戦したいと思います。
(結局「白河まで来てなぜか『ばんどう太郎』を堪能しただけの話」になってしまいました・・・)