ファイターズスタジアム(4) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。



先日、久々に車でファイターズスタジアムに行ってきました。ここ最近は車でしかお出掛けが出来ない為、「車で行ける球場」限定の野球観戦になります。そういう意味ではうってつけの球場、それがファイターズスタジアムです。
(当然ながらハマスタと神宮と東京ドームからは足が遠のいてしまいます。したがって今週の東京ドーム3連戦はパスとなってしまいました)
※ハマスタは近隣にパーキングがあり、神宮は聖徳絵画館の駐車場が利用できるらしいのですが、いずれもセレブ感たっぷりのお値段。小石川は、調べる気にもなりませんでした(笑)。

しかし、秋雨前線停滞中。14号を直進し、市川市内のマニアックな通りを抜けて11時前に到着したものの、なかなか止まない雨。まさかここまで来て雨天中止ということにならないだろうかとやきもきしてしまいます。


安定の千葉ロッテマリーンズ号、既に到着しています。このバスは利府でも見ました。ファームのバス移動はアメリカのマイナーと比べれば大したことはないのかもしれませんが、それでも各地に現る大宮ナンバー、きっと早坂圭介のお父さんはきっとこんな顔をしているのではないかといった顔をした運転手の方、本当にお疲れ様でございます。


11時半頃のグラウンド。選手は勿論いません。不安が過ります。中止になっても何らか写真をブログに載せたいと思い、球場周辺をうろうろします。


かまたん?
鎌ヶ谷市のキャラクターです。イメージは、梨でしょうか。
・・・ふなっしーとの被りが気になります。
調べていませんが、蒲田にもいそうなキャラクター。



おおこれが「DJチャス。」か。「チャス。」の「。」が気になって仕方がありません。「藤岡弘、」の「、」と似た様なものなのか、或いは「モーニング娘。」の「。」に倣ったか。普通の会社であれば部長あたりを務めていてもおかしくなさそうな風格のある顔立ちなのですが北海道日本ハムファイターズ首都圏事業部(だっけ?)に来てしまったがためにこんなことになろうとは・・・。
「健康促進スクール」というのも、気になります。


ちなみにここの駐車券なのですが、もし仮にこの日が雨天中止になった場合でも今シーズンに限って再び使用出来るとの事です。これはマリンでも所沢でもやっていないシステム!
こういう小さな事でも、ちょっと嬉しくなります。仮に中止になったら、次の日が恐らく振替開催なのでそこで使おうと思いました。


しかしそれは杞憂でした。入口で梨をもらい、予定通り鎌ヶ谷は開門しました。
・・・・・って、梨!?
真夏にチョコレートを配った事がある千葉ロッテ。
収納にわりと困るカップヌードルを配った事がある東北楽天。
これまでいろいろな配布物を経験している私ですが・・・・・・いやいや梨はさすがに驚きました。

さすがは梨の国。


スタンドに開く、傘の花。


ただグラウンド、予定通りに選手が出てきます。


予定通りに紫のおじさんが出てきます。ちなみにこれが「DJチャス。」です。どうも衣装もキャラも、コンセプトがよくわかりません。基本的には荒くれキャラなのですが観客に向けてはわりと丁寧な敬語を使います。
・・・ただこれは真壁刀義の敬語ほどは驚きませんでした。


さあ、試合開始です!


ファイターズ先発投手は上沢直之。いつの間にかファームに落ちていたのですね。一軍でもわりと実績のある「千葉っ子」上沢。
やはりその実力は発揮され、序盤のマリーンズ打線はほぼ沈黙でした。ただ香月一也がいきなりマルチヒットを記録したのは嬉しかったです。


ところがです!
マリーンズ先発の二木康太、驚きの立ち上がりでした!
初回は1番の岡大海から三者連続三振。さらに2回も先頭の「かわいすぎるスラッガー」4番の谷口雄也も三振。かつてのオールスターでの江川卓の再来とはいきませんでしたが5番、6番も内野ゴロに打ち取ってまさに完全ペース。「いやいや2回でパーフェクトを期待するのは流石に早いでしょう」と己を諌めつつも、今月の利府でノーヒットノーランをしかけた二木ゆえ、やはり期待してしまいます。

ただ3回、先頭の大島匠の打球は・・・左中間スタンドに消えます。このホームランで、ノーノーは潰えてしまいました。

しかし二木、7回迄投げて打たれたヒットは・・・何と上記の大嶋のホームランのみでした。他に四球、死球それぞれ1つずつはあったものの見事なピッチングでした。今年、もしかしたら二木の一軍デビューがあるかもしれません。


ラジオ体操は律儀にやります。

試合は6回表、上沢が突然乱れて何と四球3連発。無死満塁。そこで大松尚逸の犠牲フライで同点に追いついた後、細谷圭、殊勲の勝ち越し二塁打!


藤岡好明の後ろ、ちょっと人で賑わい過ぎではないだろうか。


マリーンズ8回からは「カルロス・ロ」。
・・・あと1文字、頑張ってほしかったです。
※なお数分後、フォントを少し小さくして「サ」がねじ込まれました。


9回は中後悠平が登板したそうなのですが、残念ながらここでタイムアップ。マリーンズの勝利を期待して鎌ヶ谷を後にすることにしました。
・・・なお9回表にマリーンズは打者一巡の猛攻を見せ、最終スコアは6-1だったそうです!

気づけばマリーンズファーム、3位。知らぬ間に貯金も作っていました。イースタンリーグ首位はジャイアンツ、ちょっとゲーム差はあるのですが9月頭にジャイアンツ球場で直接対決があります。ここを勝ったら、「宮崎サンマリンへの道」への夢を復活させてもいいのかもしれません。

宮崎まで車・・・さすがにそれはちょっと厳しいかな。鳥取までおよそ半日かかるというのは経験して知っています(笑)。
というか宮崎、「はかた号」よりも長いし・・・。